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2016年10月18日

広告ブロック時代の企業取り組み

block-ad

近年のインターネットにおいて流行語ともいえるのが
アドブロックです。アドブロックを簡単にいうと、
ウェブサイト上の広告を消すことができるアドオンのことです。
不要な広告が表示されなくなるため、本来見たいページの読み
込みが速くなり、ブラウジングを快適にする事ができます。

なぜ、ここまでアドブロックが注目されるかというと、
現代は超情報過多時代だからです。この超情報過多時代では
広告も一つの情報に過ぎず、ましてやいわゆるウザい広告に
対しては、生活者みんなが「出来れば見たくない」と思って
いたからだと言えます。

特に海外では、アドブロックが進んでおり、海外の一部の
国では20代の若年層がアドブロックちーる利用者が50%を
超えているというデータもあります。
それくら、老若男女問わず広告に関しては良い印象をもって
以内のが現状です。

日本でのアドブロックの状況

日本においては、まだアドブロックの利用率は約10%程度だと
言われています。
今のところ大きな影響はでていないようですが、
このアドブロックの議論を考える際に重要なのが、そもそも
ユーザーにとってバナー広告がノイズになってしまっているという
現実は間違いありません。

本来であれば、ウェブサイト用のニュースサイトなどを”無料”で
閲覧できるのは、そのニュースサイトが広告によって運用されて
いるからです。

本来は、ウェブサイト上のコンテンツを無料で見れるのは、
こういった広告収入があるからなんですが、、、
また、ネットユーザーのほとんどがバナー広告を無視するように
なっている、という調査結果も出てきています。

つまりは、ユーザーはインターネット広告を、物理的にも意識的にも
ブロックする時代に突入しているということが言えますね。
こういった状態だということを企業側も認識し、どうしていくかを
真剣に考えていかなくてはならない時代だといえます。

WEBはコンテンツ化で脱ノイズ

こういった時代背景から大手企業を中心に各メディアでの広告展開を
コンテンツとしてとらえて、いかにユーザーにとって自社の広告が
ノイズにならないようにするか。を真剣に取り組んでいます。
そういった事例を紹介します。

例えば、
運送業者として有名なヤマト運輸では、宅急便コンパクトのサービスを
開始するにあたり、圧倒的な露出を行うテレビCMとインターネット
動画も挑戦しており話題となりました。
テレビCMはグラフィックを使って作り込んでいるのに対し、
約2分のネット動画はグラフィックを使わないリアルな動作を表現
するのにこだわっています。

また、ケロッグでは、フルーツグラノラのプロモーションとして、
テレビCMとYouTube上での動画に挑戦されています。
テレビCMでは商品の特徴やおいしさをアピールすることが中心なのに
対し、YouTube動画では芸人と子どもたちが登場するダンス体操動画を
配信しています。

これらの事例でいえることは、テレビCMとネット動画で全く異なる
アプローチを行っているということです。

そもそも、メディアが異なるのでアプローチも異なってきて
当然といえば当然なのですが、テレビCMであれば番組の間に
自動的に放送されるため、企業側の広告色が強いメッセージでも
多くの人に見てもらえますが、ネット動画ではそれ自体が
「コンテンツ」であることが重要になります。
広告としてブロックされる動画ではなく、コンテンツとして楽しんで
もらえる動画であるかどうかが、この超情報過多時代にとって、
とても重要になります。

動画がコンテンツとして面白ければ、それをネイティブアド的に
配信することで、広告を意識的にブロックする人たちもコンテンツとして
楽しんでくれる可能性があります。

もう一つの選択肢は既存顧客への情報提供

最近ではスバルがとても面白い取り組みしています。
ある意味、スバルにとっては既存顧客というのは
既にスバルの車を購入した人であり、今すぐ車を
買ってくれる新規顧客ではありません。
ただ、既存顧客とのコミュニケーションに力を入れる
ことで、既存顧客がスバルのファンになってくれれば、
当然ながら車を買い替える際に、優先的にスバルを
選択してくれる可能性が上がりますし、そんなスバル車を
既存顧客(ファン)がほかの顧客を連れてきてくれる
可能性もでてきます。

既存顧客であれば、スバルからの「広告」メッセージは
「ノイズ」ではなく「有意義な情報」として受け取って
くれる可能性が上がります。

このように既存顧客とのコミュニケーション強化も、
ある意味広告がブロックされてしまう時代の一つの
選択肢と言えるように思います。

このような取り組みを大手企業は積極的に取り組んで
いますが、これらの取り組みはまだまだ試行錯誤中で
広告ブロックに対応する最善の策と言えるわけでは
ありません。

ただ、ユーザーにとって「ノイズ」にならないように
プロモーションをどう取り組むか。といった考え方は
どの企業にもとてもヒントになると思います。

Webとリアルを融合させて飽きの来ないコンテンツとして
配信し新規ユーザーへの認知を高めるのか。
リピートもしくは口コミによる拡大を狙って、既存顧客
への情報配信に特化するのか。

あなたの会社ではどういった取り組みをされますか?

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