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2017年3月29日

作業時間短縮!Illustrator 時短テクニック

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Illustratorは便利と言える一方、数値入力での編集やパスでの描写、色の決定など細かく作り込んで行けば行くほど修正や変更に手間がかかってしまい、面倒だということを思ったことはありませんか?編集で時短技はショートカットキーだけではありません。それ以外にもIllustratorには作業を効率よく進める機能がたくさん備わっています。

今回の記事ではそういった少しの「手間だな」と思う作業を効率よく行う時短テクニックを紹介します。

選択グループ・選択パス編集モード

 複数のオブジェクトを一つにまとめる「グループ化」というのがあります。細かいオブジェクトをまとめられるので多様しますがこれ編集をする際、「右クリック」「選択グループ編集モード」を選択して行なうのが一般的かと思いますが、右クリックして項目を選ぶという作業は多く重ねていくと面倒になってきます。「グループの中のそのまたグループの中のそのまたグループの中のオブジェクトを編集」なんてことになると、とっても面倒です。「選択パス編集モード」も同じです。

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これを簡単にすぐ行える方法が、編集したいオブジェクトを「ダブルクリック」です。上記で説明した3重のグループ内のオブジェクトも3回ダブルクリックをするだけで手間がかかりません。また上下に複数のオブジェクトがあるオブジェクトのパス編集もダブルクリックで「選択パス編集モード」になるので誤ったパス選択を行うことも少なくなります。

【選択グループ編集モード】右クリック+「選択グループ編集モード」選択 = オブジェクトをダブルクリック

【選択パス編集モード】右クリック+「選択パス編集モード」選択 = オブジェクトをダブルクリック

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 グループ化されているオブジェクトの「選択グループ編集モード」ではグループが優先され、そのあとに「選択パス編集モード」になります。あまりにグループ化を重ねている場合は「ダイレクト選択ツール」で編集した方がいいときもあります。

オブジェクトを再配色

 イラストレーターでパスのあるオブジェクトに色を付ける際、パス上に色を付ける「線」とパスの内側に色を付ける「塗り」があります。図形の線の色と面の色を選べる反面、色を変更する時が非常に面倒です。複数のオブジェクトで「線」と「塗り」の色を同時に編集することはカラーパレットでは出来ません。

例えば「塗り」がオレンジのオブジェクトと「線」がオレンジのオブジェクトをまとめて選択してオレンジから別の色にしようとするとカラーパレットは「?」が表示されます。

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そのまま「線」と「塗り」を別の色に指定しても。両方のオブジェクトの「線」と「塗り」に色がついてしまいます。そういった時は色を変更したいオブジェクトを選択して、メニューバーの「編集」→「カラーを編集」→「オブジェクトで再配色」を選択します。

するとパレットが現れ、「線」「塗り」関係なくオブジェクトに使われている色が出てきます。これの色を変更することで、同じ色があてがわれている部分の変更がまとめて行うことが出来ます。

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またグラデーションなどに使われている色も変更が可能なので、複数のオブジェクトが重なっている部分や何重にもグループ化がかけられたオブジェクトもひとつひとつ選択する手間が省けます。

他にも「オブジェクトで再配色」は選んだオブジェクト内の色をランダムに入れ替えたりといった機能もあるので面倒なモザイクアートなのどの表現も簡単にすることが出来ます。しかし、色数があまりにも多いものは色の項目が多くなるのでその場合には向きません。

 【複数のオブジェクトの色を編集する時】メニューバー「編集」→「カラーを編集」→「オブジェクトで再配色」

ブレンド

 ブレンドは選択した2つのオブジェクトの間に段階的に相互のオブジェクトの要素が混ざったものを作る機能のため、あまり頻繁に使われることがありません。しかし、ブレンドは同じ形色のオブジェクトで行えば2つのオブジェクトの間に同じオブジェクトを段階的に配置ができるので同じものを並べる時にはとても便利です。例えばちょっとしたストライプ模様などにはとても便利です。

一般的に模様のあるオブジェクトを配置しようとした場合、パターンスウォッチを使うことがほとんどですが、スウォッチは制作したあとに細かな編集が出来ません。それに対して、ブレンドでストライプ模様を作ると、色、線の太さや間の間隔を微調整が簡単に出来ます。模様が決まったらストライプを入れたい図形オブジェクトでクリッピングすれば出来上がりです。

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ストライプ模様以外だと、図で表を作成する場合などにとても便利です。
例えば表のサイズと行数が分かっている場合、行の間隔を計算して割り出すのはとても面倒です。もしデザインの修正が入って1行減らすとなった場合もまた計算して行の線を配置し直すのでさらに面倒です。

ブレンドを使う場合は間の「ステップ数」を指定できるので上下に線を配置して「ステップ数」を入力すればあっという間です。1行減らすとなった場合も「ステップ数」の数を減らすだけで済みます。

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このようにブレンドは要素が異なる2つのオブジェクトだけでなく、同じものを直線的に複数配置する時にとても便利です。

選択

メニューバーの「選択」内にある「共通」はたくさんあるオブジェクトの中から決まったものだけを選択する際にとても便利です。
例えば白・黄色・緑・赤・青の4色のオブジェクトがたくさん入り混じったパスで描かれた絵があったとします。その中から白のオブジェクトだけを消すことになった場合、ひとつひとつ白のオブジェクトを選択するのはとても面倒です。

その時にこの「選択」→「共通」が役立ちます。白のオブジェクトをひとつ選択した状態で「共通」の中から「カラー(塗り)」を選択すると「塗り」が白だけのオブジェクトがまとめて選択されます。

他にもこの共通には「塗りと線」「カラー(線)」「線幅」「不透明度」「アピアランス」などといった選択するオブジェクトの共通項目が複数に別れているので用途に合わせて使用することで効率よく作業が出来ます。また「選択」内にあるオブジェクトにも複数の選択条件があるので合わせて使っていくといいでしょう

 選択で代表的なもの

「塗りと線」→オブジェクトの「塗り」と「線」の色が同じオブジェクト
「カラー(線)」→オブジェクトの「線」の色が同じオブジェクト
「カラー(塗り)」→オブジェクトの「塗り」の色が同じオブジェクト
「線幅」→オブジェクトの線幅が同じオブジェクト
「不透明度」→オブジェクトの不透明度が同じオブジェクト
「アピアランス」→オブジェクトのアピアランスが同じオブジェクト
「余分なポイント」→データ内にある意味をなしていないポイント(文字が入力されていないテキストポイントや線になっていないアンカーポイントなど)の選択をしてくれるので印刷物の入校の際に余分なものを削除するのに便利です。
「ピクセルグリッドに未整合」→アンカーポイントがピクセルグリッドに未整合のオブジェクトを選択してくれるのでWEB関連の政策で便利です。

まとめ

今回は3つ紹介しましたが、時短テクニックはまだまだあります。普段Illustratorを使用していると「こういうこと出来たら作業早いのにな」などと思うことがありますが、調べてみるとその機能があった!なんてことがあります。作業効率を上げるためには手を早く動かすだけでなく、機能や情報を調べて知ることも大切だと思います。

 

 

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