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2017年8月10日

動的検索広告を活用して広告を自動化!

Use dynamic search ads to automate advertising!

皆さんは、動的検索広告(Dynamic Search Ads.通称『DSA』)をご存知でしょうか??動的検索広告とはGoogle AdWordsに搭載されている機能で、登録したWebサイトの内容をGoogle側が自動的に読み取り、ユーザーの検索語句に合わせて自動で広告を表示してくれる機能です。今回の記事では、通称『DSA』と呼ばれるこの動的検索広告についてや、活用方法をご紹介致します。

動的検索広告の概要

通常、リスティング広告における広告の部分では、「こういった言葉でユーザーは検索するだろう」といったことを考慮し、ある程度ユーザーのニーズに合わせた広告を配信できるようにあらかじめキーワードを登録しておく必要があります。しかし、ユーザーの検索しそうなキーワードを全て網羅し、かつ登録しておくことには限界があります。また、登録したキーワードが適切なものなのかどうかも運用者を不安にさせる1つの材料になってしまいます。

動的検索広告では、キーワードをあらかじめ設定しておく必要がなく、登録したWebサイトのコンテンツと関連性の高いユーザーの検索語句とマッチして自動的に広告を表示させることが出来るものです。

動的検索広告の設定方法

動的検索広告はキャンペーン、または広告グループ単位で設定することが出来ます。キャンペーン単位で設定する場合、「検索ネットワークのみ」→「すべての機能」を選択することをオススメします。この段階で、動的検索広告を選んでしまうと、そのキャンペーン以下では、他の機能を使えなくなってしまうからです。

続けて下にスクロールしていくと、動的検索広告の設定をする部分があります。ここでは、登録したいWebサイトのドメインを入力します。ドメインを入力する際、ホスト名や、サブドメインを省き、ドメインのみの入力をしないと登録出来ないので注意が必要です。

動的検索広告の作成

動的検索広告は、通常の広告と同様の手順で作成することが出来ます。広告の種類を「動的検索広告」に変更するだけです。また、自分で入力する部分は、40文字まで入れ込むことが出来る広告文の部分だけになります。タイトル(見出し1・見出し2)や表示URLは動的に広告が変化する部分なので、設定する必要はありません。

ここで注意が必要なのが、広告文をある特定の商品やサービスに限定されるような広告文にしないことです。運用開始後、しばらくしてから細分化した際により適切な広告を増やしていくことが望ましいと考えられます。

動的検索広告のターゲット設定

動的検索広告では、「自動ターゲット設定」というターゲット設定をしなければ広告が表示されません。キャンペーン単位ですでにWebサイトの登録を完了している場合は、登録したWebサイト内のすべてのページを動的検索広告の対象ページに設定することが出来ます。

動的検索広告を活用する時のポイント

設定初期

大規模なコンテンツがあるサイトや、商品点数の多いECサイト等は、キーワードを登録する手間を省いて広告を配信することが可能です。全てのページを対象ページにした場合、「会社概要ページ」や「広告として表示されても生産性のないページ」等は、あらかじめページ単位で除外しておくことが必要です。

運用開始後

運用開始後は、動的検索広告の配信状況を考慮して施策を打っていくことが必要になってきます。動的検索広告は、通常の検索連動型広告よりも比較的安価なCPCで広告を配信することが出来ます。その中でパフォーマンスの良いキーワードは、通常の検索連動型広告にキーワードとして登録して広告を配信する方がより効果が見込めると考えられます。パフォーマンスの良いキーワードを個別に単価調整することによって、よりパフォーマンスを上げることに繋がります。

およそ商品規模の多いサイトでは、「何が売れるのか」、「ユーザーはどの商品を求めているのか」を見極める1つの手段として動的検索広告を使用することをオススメします。安価なCPCでパフォーマンスが良いからそのまま放置してしまうという状況は避けねばなりません。逆に、パフォーマンスの悪いキーワードは、キーワード単位で除外を設定することも必要になってきます。「ある1つのページにリンクした場合のみ、パフォーマンスが悪くなる。」といった場合は、新たにページで除外することも出来ます。通常は、キーワードでの除外が一般的で効率の良い方法だと考えられます。

配信データが溜まってきたところで、良いパフォーマンスがみられたリンク先URLを確認し、パフォーマンスの良いURLのみで設定した新たな広告グループを個別に作成し、入札単価を引き上げる等の施策も打つことが出来ます。広告表示オプションを設定したり、入札戦略による広告の自動化を行う上で、必要な施策になってくると考えられます。本命の検索ネットワークでは拾いきれないキーワードに、網を張っておくつもりでより良いパフォーマンスを得られるように活用していくことが大切だと考えられます。

ここで気をつけておきたいことが、動的検索広告の「入札単価+広告ランク」が、キーワードを個別に設定している本命の検索ネットワークの「入札単価+広告ランク」を越えないようにしておくことです。キーワードを個別に設定している、かつ動的検索広告でも拾ってくる場合、広告グループレベルで競り合いが発生します。この時、動的検索広告が競り合いに勝ち表示される場合、個別で設定しているグループの広告文で訴求したかった内容が表示出来ないという状況になります。しかしこれは、あくまでも動的検索広告を個別でキーワードを設定しているグループで拾いきれないキーワードの網張りとしての役割で配信している場合に限ります。

ページフィードで管理する動的検索広告

2017年3月より、動的検索広告はデータフィードでURLを指定することが出来るようになっています。以前まではWebサイトのディレクトリ構造等を調整する必要がありました。しかしこの「ページフィード」という機能の登場で、フィード上で指定したURLに基づいて動的検索広告を自動的に作成することが可能になっています。Webサイトの構造にかかわらず、リンク先のURLが用意されていれば動的検索広告のターゲットをより細かく厳密に設定することが可能になります。

詳しい説明は今回、割愛させて頂きますが、ビジネスデータを使用し管理することが出来るようになる等、今後更に使いやすく、より細かい設定が出来るようになっていくのだと考えられます。

動的検索広告を活用してより良い運用を

動的検索広告は、活用次第で比較的簡単に効果を上げることが出来るものになります。単価も安く設定しておけるので、ローリスクハイリターンな施策になりやすい部分が多いです。大切なのは、動的検索広告で成果を上げることはもちろん大事ですが、そこがゴールにならないようにすることだと考えられます。個別にキーワードを設定した広告グループをよりパフォーマンスの高い広告グループに構築出来るようにする1つのツールとして私は活用しています。

現状パフォーマンスの上がらないアカウントや、新規で立ち上げたアカウントで、キーワード選びに迷った時は、この動的検索広告が1つのツールとして役に立つと私は考えております。また、キーワードがある程度決まってしまっている業種や、入札単価が高騰している業種のような市場で動的検索広告を活用して獲得の出来るニッチなキーワードを掘り起こす意味で配信してみる等の施策も面白いかもしれません。

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