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2017年3月28日

プレミアムフライデーが日本経済にもたらす効果とは?

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2017年2月から「プレミアムフライデー」なるものが始まりましたね。私はTwitterで始まったことを知りました。特に都心にいる方たちが多く呟いていたのですが、その中には賛成意見反対意見それぞれありました。そこで今回はプレミアムフライデーが経済にもたらす効果や活動内容、今後の動きについて書きたいと思います。

プレミアムフライデーとは?

そもそもプレミアムフライデーとはなんぞやという方もいらっしゃるのではないかと思いますので、概要を書きたいと思います。プレミアムフライデーとは月末の金曜日に仕事を早く切り上げ、趣味や遊びや家族サービスなどプライベートを充実させるために経済産業省が推している活動です。退社時間は企業によって様々ですが、Twitterを見ている限りでは15時退社が多そうです。

休みが土日の方は休日が2.5日になるという素敵な活動だと思いますが、サービス業をされている方には関係ないのでは?という意見も出回っています。

アメリカでは既に「ブラックフライデー(直訳すると「黒字の金曜日」)」といって定着している活動で、主に商品の値引きをして、クリスマス前の商戦を盛り上げるものみたいですが、日本では毎月開催されるの活動なので定着していくのか疑問です。

実際取り入れている企業は◯%!

では実際取り入れている企業はどれくらいいるかというと、何と0.8%だそうです。
企業名をあげると
・日本テクノ株式会社
・大和ハウス工業
・住友商事
などなど一度は名前を聞いたことがある企業ばかりです。

まだ始まったばかりの活動なので一部の企業は他の企業の出方を伺っているのかもしれません。姉が東京の会社に勤めているのですが、その会社は従業員にプレミアムフライデーをとりたい人には代休をとるように勧めているそうです。

今後この活動に参加をしようと考えている企業を含めてもかなり少ないみたいです。

様々な会社がプレミアムフライデーの特典を考えている

プレミアムフライデーの導入を機にサービス業界、特に旅行業界や飲食業界では個人消費を高めようと様々な活動やイベントを行っており、プレミアムフライデー限定の特典や、会員限定の特典などが出回っています。中でも旅行会社や飲食店に「ビジネスウーマン」や「レディスプラン」などの言葉が多く見受けられるので、多くの企業は女性の消費に着目し、狙っているように思います。

現に地元福井県でも、とあるショッピングセンターの店内にあるマッサージ店がプレミアムフライデー限定のプランを行ったところ女性のお客様が多く来店されたそうです。そのお店の雰囲気などもありますが、女性のお客様を狙ったプランの方が消費は上がるのではないでしょうか。

個人的にはドミノピザのプレミアムフライデーに反するように始めた「アンニュイマンデー」という企画が面白いと思いました。
アンニュイマンデーとは、2.5日休みだった人もそうじゃない人も憂鬱な月曜日をプレミアムに変えるという
企画らしくかなりお得なクーポンを出されていました。

今後このようなユニークな企画を考える会社も多くなっていきそうです。

労働の見直しもされ始めている

会社員を15時退社をするということは、一週間の労働時間から数時間働く時間が減ります。残業される方でしたら、残業をせずに帰ることになります。その時間は労働時間のどこかでしわ寄せが必ずきます。

働き方や業務効率を考えなければ平日の残業時間につながったり、休日出勤につながったりしてしまうので、プレミアムフライデーを機に導入する会社も導入しない会社も働き方を改める機会になると思います。

経済効果はかなり期待できる!?

休日が2.5日になるということで経済界では近年低迷している個人消費の増大に期待をしています。家にひきこもらない限り食費や交通費、交際費などが出てくるので出費は必ず出てくるはずです。

推定5,000億円以上!

15時で仕事を切り上げるということで、早めのディナー、もしくは遅めのランチ行く方もいれば、ショッピングに行ったり趣味を楽しむ方、2.5日をフルに使って国内外の旅行に行く方もいらっしゃると思います。

またプレミアムフライデーの取り組みに参加しているサービス業が、消費を増大させるようなサービスを打ち出していることもあり、それぞれのライフスタイルにあった2.5日の使い方をするという計算でなんと推定5,000億円以上の経済効果が見込まれています。

リアルな声は厳しいご様子…

とは言ったものの、世間のプレミアムフライデーに対する風当たりは強いようです。先月ラジオでプレミアムフライデーを特集したものがあったのですがその中の意見で面白いものが数点ありましたので紹介します。

質問は「プレミアムフライデーをどうおもいますか?」というものでした。

・15時でいつもより早く退社してしまうと、妻に子どもの面倒を見てくれと言われたり、家事を手伝わされたりするので、妻には「うちの会社ではプレミアムフライデーはない」と言っています笑
・早く退社をしても遅く退社しても同じですね。結局家に帰ってだらだらするだけなので。
・月のお小遣いが決まっているので、早くから飲みに行こうと思っても行けないんですよ。

などなど、地方の意見はかなりネガティブなものばかりでした。ただ、全て男性の意見だったのでネガティブな意見ばかりとは限りませんが、プレミアムフライデーにネガティブな意見を持っているのは消費者だけではありませんでした。

プレミアムフライデーを推奨しているのは経済産業省

サービス業の従業員の方々が口を揃えて「サービス業は15時退社は無理」とSNSで多数の意見がありました。

日経ビジネスでも多くのプレミアムフライデーに関する記事がありましたが、「不公平感がある」という記事もありました。早く仕事を終えれて得する人がいれば、全く関係なくその時間労働する人もいます。交代制の仕事をされている方であれば夕方もおろか深夜も仕事です。

多くの方が不公平に思われたのではないかと思いますが、そもそもプレミアムフライデーを推奨しているのは厚生労働省ではなく経済産業省です。個人的な意見になってしまいますが、今回のプレミアムフライデーという企画を厚生労働省が推奨しているのであれば否定意見の数々はもっともだと思います。

ですが、先ほども書きましたが経済産業省が推奨している活動ですので、時間が少し自由になった人たちがその時間に消費行動を起こして経済を回して欲しいという考えであれば不公平ではないと思います。
サービス業までプレミアムフライデーをとってしまったら、生まれるお金も生まれません。

今後の動きはどうなる?

プレミアムフライデーの概要や効果を書いてきましたが、自分が見ている限り盛り上がっているのはお店や旅行会社ばかりで、当の消費者の反応はかなり薄いなと感じています。

そんな中、月末金曜だけでなく普通の金曜だけに行うサービスが今現在飲食店やコンビニで出てきているような気がします。
(もともとあったのかもしれませんが…)
プレミアムフライデーの活動もいいと思いますが、「華金」という言葉も昔からあるように全員が不公平なく、更に経済が回るような活動の方がいいかもしれません。

参加企業の数やサービスを提供する企業の動きがどうなるのか気になります。今後どのように発展していくのか楽しみです。

 

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