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2017年5月15日

リスティング広告におけるGoogleアナリティクスと広告費のスリム化

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リスティング広告運用を行う上で必要な情報は、大体の指標はGoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告のアカウント管理画面のみで抽出することができます。
しかし、Googleアナリティクスを用いたより詳細なデータ指標の解析を行うことで、更なる広告コストの削減につなげることが可能となるでしょう。

今回の記事では、そんなGoogleアナリティクスと、GoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告などのリスティング広告のアカウントを連携させた最適な広告運用と広告コスト削減術についてお話していこうと思います。

キーワード有効度調査で、コンバージョンの可能性があるキーワードを抽出

リスティング広告を運用する上でGoogleアナリティクスを使用した最大の特徴の一つが、自然検索結果から流入してきたユーザーの行動履歴がわかることによる、ユーザーの「温度」というものがあります

例えば、Googleアナリティクスのアドバンスセグメントを利用して、「コンバージョンが達成された訪問」のユーザーを詳細に調べると、どのページをどれくらい閲覧してからコンバージョンに至ったのかという経緯がわかります。

今までコンバージョンしていないキーワードであったとしても、コンバージョンを達成したユーザーと同じような行動を取っていれば、今後コンバージョンするキーワードに生まれ変わる可能性もありえます。

この分析は、Googleアナリティクスとリスティング広告による最大の強みといえるでしょう。コンバージョンにつながるかもしれないキーワード「有効度」を抽出することで、Googleアドワーズをさらに効果的に運用することができるでしょう

ユーザーの行動を可視化する

Googleアナリティクスの機能を使って、訪問したユーザーの参照元であったり、ユーザーがどのように行動したのかが視覚的にわかります。

コンバージョンを達成したユーザーがどこから流入して、どのようにサイト内を回遊し、コンバージョンしたのかを可視化することで、想定していなかったページからのコンバージョンやコンバージョンにつながりやすい直前のページを発見することができます。

Googleアナリティクスにログインし、「ユーザー」→「ユーザーのフロー」とクリックします。そしてアドバンスセグメントで「コンバージョンに至った訪問」を選択し、ディメンションで「ランディングページ」を選択すると、コンバージョンに至ったユーザーの訪問経路がわかります。コンバージョンにつながったランディングページが想定外のページだった場合、Googleアドワーズで広告のリンク先URLをそのページに設定することで、コンバージョンが増える可能性があります。

Googleアナリティクスにはそのほか、広告運用に活用できるさまざまなデータが取得でき るので、どんどん活用してGoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告の管理画面でキャンペーンや広告グループ、入稿キーワードや実際の広告を作成する際の材料としていきましょう。

コンバージョンするまでの期間を測って広告費のスリム化

検索ユーザーの行動経路サマリーの最大活用

Googleアドワーズには「検索ユーザーの行動経路」というアトリビューション分析レポート機能があり、コンバージョン1件あたりの金額を設定している場合に表示されます。

計測パラメータが付与された最初の広告表示からコンバージョージョンまでの日数、コンバージョンあたりの広告のクリック数、コンバージョンあたりの広告の表示回数がわかり、広告経由でコンバージョンに至った検索ユーザーデータを詳細に計測、分析することができます。

商品やサービスによって検討期間が大きく変わりますが、基本的に最初に広告が表示されてからコンバージョンするまでにかかった日数が短いほど、効果的にGoogleアドワーズを運用できていると判断できます

また、コンバージョンあたりの広告のクリック数が少なければ無駄なクリックがない、広告費のスリム化が行えていると判断できます。また、直接的なコンバージョンにつながった登録キーワードのクリック以前にコンバージョンに貢献したと判断される「アシストクリック」という機能から、コンバージョンに貢献している重要なキーワードも見つけることができます。

コンバージョンまでの期間を調べて広告に活用する

検索ユーザーの行動経路の左メニューから「期間」を選択すると、コンバージョンまでに かかった日数や時間を調べることができます。
過去にコンバージョンが達成されたユーザーが広告をクリックしてからどのくらい検討していたのかを分析することで、リマーケティング広告の配信期間を設定する重要な指標として使用することが可能です。

検討期間が長い商品やサービスは1ヶ月近くかかってしまうこともあるでしょう。
その場合は、リマーケティング広告の配信期間を延長することで、コンバージョンの可能性を高めます。反対にコンバージョン期間が短いことがわかれば、リマーケティング広告の配信期間を短くして広告費のスリム化を図ることが可能です。

さらに、Googleアナリティクスのカスタムレポート(曜日別レポート)と組みあわせて、広告の配信時期の最適化を図ることも可能です

広告を出した結果を分析し、次に生かすことが大切

GoogleアドワーズやGoogleアナリティクスにはたくさんの便利な機能がついています。そしてその機能はどんどん改善され、また新しい機能も追加され続けています。

今回の記事で紹介した内容以外にも、さまざまな機能があります。
すべての機能を使いこなすことは難しいですが、説明した機能やポイントをしっかり押さえるだけでもGoogleアドワーズで集客、売上を上げることは可能です。

複雑で難解に感じた機能でも、実際に使ってみれば、失敗を繰り返しながら必ず覚えていきます。たとえ失敗しても「クリックされない限り支払いが発生しない」のは、GoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告をはじめとするリスティング広告の強みといっても良いでしょう。

Googleアドワーズはヘルプページも充実しています。特にリマーケティング広告や動画広告など、専門知識が必要な広告は、ヘルプページが大きな助けとなるでしょう。
URLを紹介しておきますので困ったときはぜひ参考にしてください。

また、GoogleのAdWordsアカウントとアナリティクスのアカウントを連携したウェブ広告配信を行う上で運用者の強い味方となってくれる、パラメータを作成してくれるURL生成ツールなどのGoogle提携ツールはたくさん存在します。色んなツールを実際に使用してみて、自分に一番合った運用方法を見つけることも、運用を行う上での一つの楽しみではないでしょうか。

ただし、インターネットでビジネスを続けていくために一番大切なことは、機能やテクニックを覚えることよりも、代理店であればクライアントの立場、自社運用であれば、ユーザーの立場に立った商品やサービスづくりが最も重要なことです。

これからも多くのユーザーが悩みや不安を抱え検索をし続けます。その悩みや不安を最大限に解消できるような商品、サービスを提供し、またその魅力を最大限にホームページで伝えきることを忘れないようにしましょう。

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2017年5月5日

Googleアドワーズで使える! DFSAとは

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ネット上の検索広告やディスプレイ広告などのリスティング広告を運用している方なら経験はあるかと思いますが、知らない間にGoogle、Yahoo!の広告配信の機能が増えているということはないでしょうか?

大きなアップデートの場合や機能削除などという場合は事前に告知することもありますが細かいアップデートの場合事前に告知を大きくはやらないので、いつの間にか増えていたということが多々あります。そんな中最近知ったのがDFSAです。今更かよ、と思われる方もいるかもしれませんが、自分の中では最近知った新鮮な情報について取り上げていきたいと思います。

DFSAとは

DFSAとは検索連動型広告でつかえる、デモグラフィックターゲティング(ユーザー属性ターゲティング)です。デモグラフィック情報はユーザーのGoogleアカウントの登録情報をもとに決定されます。今まではディスプレイ広告でしか、できなかった機能ですがついに検索ネットワークでも使えるようになりました。もちろんDSA(動的検索広告)にも使えます。2016年の秋ごろから順次アカウントに反映されていたらしく、おそらく今はすべての広告主のアカウントで使用できるのではないかと思われます。

DFSAでできること

ディスプレイ広告でデモグラフィックターゲティングをしたことがある人ならわかると思いますが、基本的にはほとんど同じものです。
選べるユーザー属性情報は

・年齢  18~24歳、25~34歳、35~44歳、45~54歳、55~64歳、65歳以上、不明
・性別  男性、女性、不明

となります。ただ注意として、ディスプレイ広告で選べる子供の有無は検索連動型広告では選べなくなっております。

DFSAの設定方法

RLSAなどを利用している運用者の方ならわかるかと思いますが、検索キャンペーンを選び、タブのユーザーリストの項目からDFSAの設定をおこないます。+ターゲット設定のボタンをクリックし、ターゲティング設定のターゲティングを追加のプルダウンメニューからユーザー属性を選択します。すると、チェック項目が表示されますので、対象とするユーザー属性にのみチェックをおこないます。おそらく、最初は全てにチェックが入っている状態かと思われますので、対象外ユーザー層のチェックを外す必要があります。また、こちらはキャンペーン単位でも、広告グループ単位でも設定することができます。

DFSAを利用した入札調整

RLSAを利用するとユーザーリストごとにキーワードの入札単価の調整を行うことができます。DFSAでもそのようなことがユーザー属性ごとに設定することかできます。男性のみ入札単価を40%引き上げるなどのことができます。また、年齢でも可能で18~24歳の入札単価を引き上げなどもできます。

DFSAを利用した運用

次は、先ほどまで紹介してきたDFSAを利用し何ができるのかを簡単に活用法を紹介していきたいと思います。

DFSAを始める前に

まず、始める前にある程度のデータは必要になるかと思います。実店舗などがあるものは、お客さんの年齢層や男女比などわかりやすいかもしれませんが、その他の場合だと広告配信をある程度の期間、どのようなユーザーが来るかのデータを取る必要はあるので、いきなり使えると思うよりは少なくとも2週間はデフォルトの設定で配信してデータを貯める必要はあるかと思います。

DFSAのターゲットユーザーの性別を使用した運用

例えば、男性向けの商材を扱うサイトがあったとします。男性向け商材なので、そもそも女性に配信する意味がないものなら、女性に配信しない方法もあります。しかし、商材によっては、男性向けだけど、女性も使えて過去にコンバージョンなどがあった場合などには、女性の入札単価をマイナスで調整する方法もあります。

DFSAのターゲットユーザーの年齢を使用した運用

年齢でいうと、例えば介護用品を売るサイトがあったとします。おそらく若い世代は介護用品に興味がある方はおそらく少ないことが予想されます。高年齢の方は興味があるのではないのではないかと思われます。また、親の介護が必要になりそうな40~50代の層も興味があるのではないかと予想できます。しかし、実データがあるわけではないので何とも言えないので、最初は裏付けをするために普通に走らせることをおすすめします。

仮に先ほどの仮説が当たったとして、まず18~24歳、25~34歳の層は配信を除外設定をし、その他の年齢に配信します。もし45~54歳のユーザー層が一番コンバージョン率が高いなどの場合は、入札単価調整比率を引き上げるといいと思います。

DFSAのターゲットユーザーの性別と年齢を使用した運用

もちろん性別と年齢を掛け合わせたターゲティングも可能です。例えば女子会を訴求する広告を配信を予定しています。広告文なども女性を意識したものにしてあるので、男性が見た場合は全く響かない内容です。検索キーワードが「女子会」だけの場合だったら、男性がそのキーワードを調べることは泣かないと思われるので問題はないかと思われます。

しかし、「飲み会」や「居酒屋」などのキーワードも入れると思われますのでDFSAを使用しなかった場合、ターゲットユーザー層のみに配信することは難しいと思います。また、間違って広告クリックされる可能性もあるかと思われます。ここで男性の配信を除外しておくと、「飲み会」などのキーワードでGoogle検索してきたユーザーに、広告を配信したとしても女性ユーザーなので女子会訴求のの広告文が出ても何の違和感もなくなります。また、男性用の広告グループを作成しておけば、男性には通常の広告を出すこともできます。また女子会をする比較的若い層にのみの配信にし、その他のユーザー層には通常訴求のものを配信することもできます。

RLSAと掛け合わせた運用

DFSAはユーザーリストを利用して広告を配信するRLSA(検索広告向けリマーケティング)とも掛け合わせたターゲティング方法で広告を配信することもできます。まず、RLSAを導入するにはAdWordsのリマーケティングタグをリストを貯める特定のページやサイトに設置する必要があります。ディスプレイネットワークのリマーケティングをしたことある方ならそんなに戸惑うことはないかと思います。こちらを設定することでリストを使用しなおかつ、ユーザー属性を利用したターゲティングができます。

活用方法としては例えば、サイトに来た男性のユーザーのみを狙いたいなどというときに利用できるかと思います。広告文も男性向けのものにすればクリック率の改善も見込めるかと思います。

まとめ

DFSAについて簡単にまとめましたがいかがでしたでしょうか。もちろん地域、時間帯、RLSAのユーザーリストとの掛け合わせたターゲティングも行えるので様々なターゲティングができます。検索連動型広告でさらに効果的に絞り込むことができるようになったので活用する機会は増えるのではないかと思われます。検索ユーザーに広告を合わせることでクリック率の改善やコンバージョン数の改善なども見込めるのではないでしょうか。

ただ、検索連動型広告限らずどの広告にも言えるのですが、ターゲティングを絞り込みすぎると逆に表示されなくなり、機会損失をする可能性もありますので、しっかりとバランスのとれたターゲティングをする必要があります。濃いユーザー層に配信するメリットを、絞り込み過ぎたことによるリスクがあることを意識して設定をおこないましょう。

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2017年5月1日

手動から自動の時代へ!Google AdWordsの入札戦略設定

Bidding strategy setting for google-adwords

みなさんは、Google AdWordsの自動入札機能をご存知でしょうか??

運用をしていく日々の中で「入札単価の調整をどのように変更していけば良いのか分からない」や、「1つ1つのキーワードに細かく設定する手間や時間がない」といったことは、珍しくないかもしれません。Google AdWordsには、このような入札単価調整の手間を手助けしてくれる「入札戦略ツール(ポートフォリオ入札戦略)」が実装されております(Yahoo!スポンサードサーチにも自動入札ツールが実装されております)。今回は、そのような「入札戦略ツール」についてご紹介したいと思います。

各入札戦略ツールの概要やメリット

入札戦略ツールは全部で6種類あります。それぞれ目標に合わせてさまざまな入札戦略を設定することが必要です。

クリック数を最大化させる戦略

クリック数を最大化させる戦略は、設定した予算内でクリック数を最大化できるように入札単価を自動的に調整する自動入札戦略です。目標の予算内で、キャンペーンや広告グループ、キーワードのクリック数を最大にもっていくために頑張ってくれる機能です。

例えば、スケジュール設定で特定の曜日やある時間帯だけに広告表示を絞り、この「クリック数の最大化」を使用して指定した曜日や時間帯にクリック数を集中させることが出来ます。その際、クリック数の最大化を利用しているキャンペーンの曜日や時間帯で入札単価調整をしていたとしても反映されない点にご注意ください。この入札戦略は他の入札戦略の中でもポートフォリオ入札戦略という位置づけになり、クリック数を最大化させる場合に、キーワード、広告グループ、キャンペーン単位で入札単価の上限を設定することが出来ます。設定しない場合は、目標予算を使用してクリック数の最大化を図ろうと自動的に入札単価が設定されます。

Googleの検索結果のページの目標になる掲載位置を調整する

Googleの検索結果のページの目標になる掲載位置を調整するこの入札戦略は、Googleの検索結果のページの上の方や検索結果の1ページ目に表示させたい広告が表示されるように自動で入札単価が調整される機能です。また、目標の位置に広告が表示されるように1日に何回か入札単価が更新されます。

目標優位表示シェア

目標優位表示シェアですが、とは、クリック数を最大化を図る戦略と一緒で、ポートフォリオによる入札戦略の一種で、この設定をしたキャンペーンまたは、広告グループに紐付いている表示させたい広告が他のドメインの表示される広告よりもページの上に表示されてほしい場合に入札単価が自動で調整されるものです。この入札戦略の「他のドメインで表示されれる広告よりもページの上に表示させたい広告が表示される」とは、別のドメインの広告よりも上位に掲載されること、または、別のドメインの広告が表示されていない場合にも紐付いた広告が表示されるということを指しています。広告ランクを引き上げるのではなく、別のドメインの広告と比較して、紐付けた広告の広告ランクが高くなるという点にご注意ください。

目標にしたコンバージョン単価を設定する

こちらは、以前「コンバージョンオプティマイザー」という名前でした。目標コンバージョン単価とは、設定した入札単価でコンバージョン数を最大化してくれる入札戦略になります。この目標コンバージョン単価入札戦略を設定する場合、次の要件を満たしている必要があります。

  • Google AdWordsアカウントですでにコンバージョンデータをトラッキングしている
  • キャンペーン、または、コンバージョン(CV)の数が広告グループの中で過去30日間で15件以上発生している
  • キャンペーン、または、広告グループに数日間同程度のコンバージョンが発生している

この3つを満たしている場合に適用できる入札単価になります。目標コンバージョン単価(目標CPA)とは、1回のコンバージョンに対して支払う平均額で、もし目標にしているコンバージョンの入札単価を低く設定してしまうと本来コンバージョン(CV)に繋がるクリック数を見送ってしまい、総コンバージョン数が減ってしまうこともあります。また、目標コンバージョン単価では、入札単価を制限しないことをおすすめします。

入札単価を制限すると自動最適化自体にも制限がかかってしまい、より精度の高いデータを蓄積できなくなるためです。目標コンバージョン単価では、モバイル端末やPC・TABの入札単価を調整する機能を使うと、モバイル・PC・TABごとにコンバージョンに優先順位を付けることが出来ます。PC・TAB・モバイル端末の調整値も設定することが出来ます。

拡張クリック単価(eCPC)

拡張クリック単価(eCPC)とは、同等のコンバージョン単価を達成しようとしながら、多くのコンバージョンを獲得したい場合に使用すると良い入札戦略になります。拡張CPCとも言い、個別に単価を調整することが出来ます。この機能もポートフォリオ戦略として使用することが出来ます。目標コンバージョン単価や、この後ご紹介する目標広告費用対効果などのように、個別に単価を設定する機能とスマート自動入札戦略を組み合わせたものになります。

ウェブサイト上での売り上げや他のコンバージョンポイントに繋がる可能性の高い場合は個別に設定した単価を引き上げてくれて、可能性が低い場合には単価を引き下げてくれます。その際、+30%~-100%の振り幅で自動的に調整されます。最初のうちは、50%が調整対象となり、その後、データによって調整対象が変化していくものになります。

目標広告費用対効果(ROAS)

目標広告費用対効果(ROAS)による入札戦略とは、指定した目標広告費用対効果に合わせてコンバージョン値や収益を増やすことが出来るものです。入札単価が広告のオークション時に自動的に最適な単価に調整されるので、毎回の広告オークションに合わせて入札単価を調整することも可能になります。この目標広告費用対効果の入札戦略は複数のキャンペーンや広告のグループ、キーワードごとにまたがるポートフォリオによる入札戦略としても使用出来ます。

この入札戦略を使用するには、トラッキングしているコンバージョンの値を設定していなければなりません。また、最大限の成果を得るには、過去30日間に50回以上のコンバージョンを獲得していなければ十分なデータを得られない場合があります。目標広告費用対効果では、既存の入札単価調整は適用されません、しかし、モバイルの入札単価調整は-100%で設定することが出来ます。

AdWordsスマート自動入札

こちらは、自動入札戦略の1つで、機械学習を利用してコンバージョン数やコンバージョン値の最適化を行ってくれる機能になります。「目標コンバージョン単価」、「目標広告費用対効果」、「拡張クリック単価」がこれに当てはまります。このスマート自動入札のメリットですが主に時間の節約や広告掲載結果の改善に役立ちます。また、特長として、

  • 高度な機械学習
  • コンテキストに基づくシグナル
  • 掲載結果の柔軟な管理
  • 透明性の高い掲載結果レポート

の4つの特長がみられます。また、このスマート自動入札はさまざまな規模の企業に適しています。最大限の成果を得るには、目標コンバージョン単価を導入する前にコンバージョン(CV)の数が過去30日間に30回以上獲得していないと導入出来ません。

まとめ

入札戦略ツールは、冒頭で述べたように「どのような単価の設定をすれば良いのか分からない」、「手間や時間がかかる」などの理由の場合は、自動で単価を調整してくれるので大変便利なものになります。特に目標コンバージョン単価(目標CPA)を設定する入札戦略に関しては、一定の条件さえ満たせばすごく便利な機能であると思います。各々特長のある入札戦略を適材適所に使い分け、きっちり管理さえしていればすごく良い戦略ばかりなので、まだ実装していない方は是非一度使ってみると良いと思います。

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2017年4月27日

googleが推奨する最近のアドワーズアカウント構成法

Recent AdWords account composition method recommended by google
googleアドワーズの導入開始日から昨今まで、様々なアカウントの構成法が唱えられてきました。アカウントの構成法に関するリスティング広告記事も非常に多く、果てしてどの記事を参考にしたら良いのか頭を抱えている方も多いのではないのでしょうか。

アカウント構成は構成者によってもちろん異なりますが、基盤となる部分はだいたい皆同様の設定を組みます。弊社においても様々なアカウント構成法を試してきたのですが、最近になってあるアカウント構造の考え方が本格的に提唱しはじめられました。

しかもこのアカウント構造はgoogle側がセミナーなどで大々的に公開しているというのもあって、大手代理店の間でも導入が始まっているようです。今回は従来のアカウント構築と今流行のアカウント構築がどのように違うのかをご説明したいと思います。

これまでのアカウント構造

これまでのアカウントの考え方は、とにかくアカウントを細分化していくという考え方でした。1広告グループ、1キーワード、広告リンク先URL一つの考え方というのを聞いたことがある方も多いのではないのでしょうか。同一のキーワードでもマッチタイプを部分一致、完全一致、フレーズ一致とグループを分けて入稿していたことから非常に多くの広告グループが存在していました。この分け方は検索連動型広告だけでなく、ディスプレイ広告においても同様のもののようです。

メリット

なぜこの考え方が良いと言われていたかの由縁ですが、最大の特徴としてキーワード単位でそれに見合った広告文を設定できるということでした。たしかに、ユーザーの検索語句(検索ニーズ)にほぼ完全に一致している広告文が表示される、少しのニーズのズレもなく広告を表示させることができるというのはユーザー側からすると大きなメリットです。

また、広告グループ単位で設定した入札単価をキーワード単位に反映が可能であった点もメリットの一つではないでしょうか。

デメリット

メリットとしてのロジックはたしかにそうだといえるほど十分なのものですが、デメリットとされている部分がメリット分を上回ってしまったために、このアカウント構成法は推奨されにくくなってしまったのではないかと筆者は考えます。細かなデメリットは複数ありますが、主要なデメリットは「データを蓄積できない」点と、「作業工数が非常にかかる」点の2つです。

データの蓄積ができないことはイコール、統計的に判断できる材料になるまでデータ蓄積を待たなければならないということになります。中には表示回数が多く、ユーザーの検索クエリからもキーワードの新規追加や除外が判断できる広告グループもあったでしょう。

ただ、大半のグループは露出が少なく、そもそも一回の広告表示も無いグループもあったのではないでしょうか。そういった広告グループから改善のために得られる情報はほとんどありません。仮に新規キーワードを発見したとして、新たに広告グループを作成しそれに見合った広告文を入稿したとします。どうでしょう、永遠と広告グループが増えて行きませんか。膨大に増えた広告グループをすべて確認する、広告文の変更一つにしても結構な時間がかかってしまうので、管理していくのは非常に困難です。作業工数がかかるというよりは、管理ができなくなるといった方が正しいかもしれません。

実作業に時間をかけるよりも、データから確認できる指標を分析し考察に役立てる時間を確保することが本来あるべき姿だと感じます。

googleの推奨するアカウント構造

さて、従来のアカウント構成法を確認した後でこれからのアカウント構成法について見ていきます。

現在主流のアカウントの考え方

今、主流となっているアカウント構築の概念は「いかにデータを蓄積させ、生かすか」と「自動化機能を使いシステム側に最適化をまかせる」、この2点ではないでしょうか。従来が手動での管理割合が高かったのに対し、この考え方ではアカウントの自動化を強く推しています。若干データドリブン的な運用方法へはシフトしますが、本来データを読み取り改善していくものなので当然と言えば当然ですね。

hagakure(ハガクレ)構造

googleでは、”hagakure構造”と銘を打ち提唱をしています。どのようなアカウント構造かと言うと、サイトのディレクトリ構造のように、シンプルな形にするというものになります。カテゴリ毎にグループを分け、キーワードを複数入稿する方法になるので、広告グループ単位でのデータ蓄積が従来よりも多く、改善のために役立つ判断材料も多いです。

また、表示回数をある一定数字出さないと(過去7日間で最低1000表示回数)広告ランク向上の対象にならないまたは、なりづらいというからも1グループ1キーワード構造の時よりもはるかに表示回数が大幅に増えるので、その点も改善されています。蓄積したデータに対して、コンバージョンオプティマイザーや拡張CPCなどの自動入札機能や広告のローテーション機能をクリック重視で最適化やコンバージョン重視で最適化に設定し、入札機能とローテーションの機能をマッチさせることで、最も効果的な広告がユーザーに自動配信することが可能となります。

最も効果的な広告がユーザーに対し自動配信するにあたって、従来のような広告分のABテストでは少々ものたりません。複数の訴求内容を最低3つは容易をして、後はアドワーズの最適化に任せるには打ち出す広告文のテストは多ければ多いほど良いです。ABテストではなくABCDEテストをgoogleは推奨しているようです。

どのキーワードに対してどの広告文が表示されたのかをアドワーズ上で確認可能ですので、その結果を基にクリック率を向上したいキーワードや広告文が浮かび上がってきます。新規キーワード追加する際には検索クエリだけの確認だけではなく、表示された広告文も確認するようにすると良いでしょう。

ただこの構造の注意しなければならない点は、最初のアカウント構築に結構な時間がかかります。また、再編する際にも同様の時間をとられてしまいますので、時間に余裕がある時にまとめて作業を行わないと、中途半端な状態になってしまいます。時間をしっかり確保できるときにエディターなどのオフライン作業で進めていくのも良いかもしれませんね。

まとめ

googleが推奨する”hagakure構造”ですが、現在でも賛否両論があるようです。完全に自動化でシステムにすべて委ねたいと思っている方は賛同するでしょうが、このキーワードに対しては絶対にこの広告を表示させたいんだという方であるなら適していない構造になります。

ただ、従来の方法ではマッチした広告を表示させることができても成果に結びつかない、改善をするデータが算出できないので、成果をある程度求めていくのであれば、このhagakure構造をお勧めしたいと思います。予算を重要視する広告主様もアカウント内がすっきりしていると、運用がしやすいという点も長期的な目線で見れば非常に良いです。

既に大手広告代理店の間でも1キャンペーンのみの編成で成果を出していたり、何よりgoogle側がセミナ―などで大々的に謳っているので、今後システムの自動化はますます発展していくのではないでしょうか。とはいえ、自動化で補えない部分は手動での対応となるので、両方どちらも有効に活用して最適化の糧としていくのが重要ではないかと考えます。

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2017年4月26日

Facebookでより買い物を楽しくさせる「コレクション広告」

Facebook collection ad

2017年の3月14日にFacebook新フォーマット「コレクション広告」が発表されました。コレクション広告とはモバイル専用の広告形式でFacebook内での買い物をよりスムーズにし、ショッピング体験を向上させる事ができる新しいフォーマットになります。

余談ですがが、Facebookでは企業ページ(Facebookページ)内でもショップ機能により商品の購入が楽になってきており、いつかはFacebook内で決済まで行えるようになりそうですね。ECサイトとSNSが混ざったサイトなどあると面白そうです。

▼画像引用元
https://www.facebook.com/business/news/inspire-shoppers-to-purchase-with-a-collection

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コレクション広告の概要

コレクション広告を使用することにより、ユーザーの目を引きやすいメインビジュアル(画像・動画など)を使用し商品をリーチさせ、さらに一つの広告に関連性の高い商品を一覧で訴求することによって一度にたくさんの商品の購入を促すことができます。

広告のビジュアルはメインとなる一番大きな商品の動画・画像の下に関連商品の画像が4枚並ぶ形で広告が配信され、広告をタップする事により真ん中の画像のようなフルスクリーン表示の広告がへ切り替わります。そのフルスクリーンの状態では、最大で50枚の商品画像を使用して商品それぞれのウェブサイトまたはアプリへの誘導を促すフォーマットとなっています。

しかし、コレクション広告を使用するには製品カタログというデータフィードをビジネスマネージャに登録しなくてはなりません。Facebook広告設定は基本的に簡単ですが、製品カタログの登録は少しだけ難易度が高めになっていますと思います。

Facebook製品カタログとは?

上記でご説明した、「製品カタログ」ですが、こちらは広告として宣伝するすべての商品を一覧にしたファイルになります。Facebookに入稿するためにはエクセル(CSV)を使用し、1行につき1つの商品情報を記述していきます。分からない方は英語表記にはなりますが、テンプレートもありますのでその中からヘルプページに記載されている最低限の情報を入力して入稿頂ければと思います。

▼製品カタログの作成方法
href=”https://www.facebook.com/business/help/1397294963910848?helpref=faq_content

もしFacebook以外の広告プラットフォーム(Google Merchant Centerなど)で使用している製品カタログがあれば、それを流用する事ができます。

コレクション広告設定方法

コレクション広告を配信するにあたって必要なもの

  • 広告のメインビジュアルとなる画像or動画
  • 製品カタログの登録

上記2点の準備ができたら、
1.目的の部分でトラフィックまたはコンバージョンを選択する。
※コレクション広告はトラフィックかコンバージョンでしか選択することはできません。

2.従来の広告通り、ターゲティング、予算、配置設定、配信期間など設定します。
※コレクション広告ではモバイルニュースフィードのみにしか配信することはできません。フォーマット選択の際にコレクション広告を選ぶことによって自動的に配置設定が変更されるので、 特に配置を変更しなければいけないという事はありません。

3.広告フォーマット(形式)「コレクション」を選択します。

4.コレクションを選択すると「製品セットを選択」という欄が出てくるので、その中から作成した製品セットを選択します。
※製品カタログは8つ以上の商品を含むことを推奨されています。

5.いつも通りFacebookページのリンクを選択したり、テキスト、画像を入れ広告を作成します。

6.メインビジュアル下4つ関連商品の選択
デフォルトでは、初めコンバージョンが見込める可能性が高いものがセットされますが、広告を配信していくにつれて最適化して動的に表示していきます。もし訴求商品を固定したい場合は「変更」から特定の製品のイメージを選択することができます。

最後に広告のプレビューを確認して完了です。
基本的に製品セットを選択以外は今まで広告を作成する方法と変わりがありません。その分、製品カタログの作成がネックになるため頑張って作成していきましょう。

アウトバウンドクリック

今回発表されたコレクション広告のリリースと同時に、「アウトバウンドクリック」という新しい指標のベータテストが開始されることが発表されました。アウトバンドクリックとは、Facebook関連アプリの外部サイトにユーザーを誘導したリンクのクリック数になります。

アウトバウンドクリックがあると何が楽になるかというと今までキャンバス広告やリード広告、そして今回ご紹介したコレクション広告では広告をクリック、タップをするとFacebookフィード上からフルスクリーン画面への移行と「Facebook内での遷移」ではありましたがリンクのクリック数1と計算されていました。

外部サイトへ飛んだユーザーのみのデータを知りたい場合でも、Facebook内に飛んだクリックとFacebook外に飛んだクリックすべて込み込みの数字でしか今までは見ることができませんでしたが、このアウトバウンドクリックが導入されたことにより、キャンバス広告やリード広告、コレクション広告をクリックしたユーザーの何人がウェブサイトへの流入につながったのか分かりやすくなり広告からの行動やパフォーマンスがより明確になりました。

しかし、まだテストリリースの指標のため精度としては正確さが欠けるとのことです。今後のアップデートで精度が高く信頼性のある指標になってくれるとありがたいですね。更にInstagram広告の方でもアウトバウンドクリック数が見れるようになるそうなので正式リリースが楽しみですね。

コレクション広告Facebook活用事例紹介

コレクション広告の簡単な活用事例をご紹介いたします。今回アディダスさんではZ.N.E.シリーズという新作の商品および関連する商品の販売を促進させる為にコレクション広告を使用したようです。結果としても5.3倍というとても良い広告費用対効果を達成することができました。

アディダス社のRebecca Watts氏もコレクション広告は、新商品の紹介や販売促進に対して効果的で、新作商品の機能面をメインビジュアルの動画でアピールしながら、他シリーズの商品も併せて紹介することで、クロスセルにも抜群である。これからもコレクション広告で施策を行っていき、結果の向上に繋げていきたいと思います。とコメントしておりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
コレクション広告はEC面に対して有効的な印象を持ちますが、しかしその反面広告に必要な情報の量も膨大になってきます。今までのフォーマットにはあまり必要なかった製品カタログ(データフィード)ですが、コレクション広告にはこのデータフィードの活用が重要となってきます。

今後、ダイナミック広告やコレクション広告以外にもデータフィードの情報がSNSマーケティングにて重要になっていきそうですね。最後まで記事を読んで頂きありがとうございました!

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