Bigmacと他社のウェブ制作の違い

Bigmacと他社のウェブ制作の違い

お客様に「Bigmacさんと、他のウェブ制作会社はどこが違うの?」と時々質問されることがあります。

そんな時私は、「これは私の私見ですが」と断りを入れ、「サイトに携わらせていただいたお客様は皆さんクランケ(患者様)であるという考えで業務をさせていただいております。そこが他と大きく違っているのかと思います」と回答しています。

 

大学を出て、前職の広告代理店に就職した際、お客様すなわち代理店の「クライアント(client)」は「クランケ(kranke)」と同じである、と当時の上司に言われたことを思い浮かべ、いまだに私の「お客様」に対するスタンスとして活用させていただいています。

 

この「お客様」という言葉は日本語ですと、すべて「お客様」で通用しますが、英語や他国の言葉で表現すると仕事内容、業務内容によって表現が違ってきます。たとえば家電メーカーなどのお客様は、カスタマー(customer)と言いますね。「カスタマーセンター」、「カスタマーサービス」、「ロイヤルカスタマー」などと使ったります。飲食店のお客様、保険会社のお客様もカスタマーと言うそうです。

 

また商品を利用するお客様の場合は、日本語で厳密にいえば消費者、英語ではコンシューマー(consumer)となります。また商品を実際使っているお客様は、ユーザー(user)と言います。「ユーザー紹介」、「ユーザーからの声」など使いますが、なぜか「カスタマー紹介」、「コンシューマー紹介」とは言いません。逆に「ユーザーセンター」、「ユーザーサービス」というのもあまり聞きなれません。

クライアントとクランケに関して。

クライアントとクランケに関して。

クライアントという言葉は、主に広告代理店のお客様の広告主であったり、弁護士の依頼主をこう読んだり、カウンセラーなどのお客様もクライアントと呼ぶそうです。困りごとや厄介ごとが生じたときのお客様などをクライアントと呼ぶのが正しい使われ方ではないかと私は勝手に解釈しています。

 

営業が不振で売上が上がらない時に、広告代理店に声をかけますし、遺産相続や隣近所のトラブル、心の病のときなど、困った状態に弁護士やカウンセラーの仕事が発生します。

 

裏を返せば、売上が上がっていれば、広告代理店は必要ないですし、事件事故がなければ弁護士はいりません。人間関係などで病んでいる人がいなくなればカウンセラーは失業者となります。逆に、健常者に不必要な治療や薬剤を投与すると、病気になってしまうケースもあります。

 

クランケという言葉はドイツ語で患者さんを意味します。英語ではペイシェント(patient)と呼ぶらしいですが、日本の医療用語はこのクランケをはじめ、カルテ、オペ、メスもドイツ語を使っているようで、それは当時の医療の最先端がドイツで、その時学んだ医学生が日本の医療現場で使うようなったことからというのが定説となっています。

 

ちなみに見込み客のことを英語でプロスペクト(prospect)と言うらしいです。余談ですが、政治家にとってはのお客様は有権者となるでしょうし、詐欺師のお客様は「カモ」と言うことになるのでしょう。

 

昔、「クライアントとクランケの語源は同じ」と言われたんですが、調べるとクライアントの語源は、古代ローマ時代のラテン語の「クリエンティス」(特定の貴族層の保護・支援を受けられる民衆)からきていると言われています。

 

一方クランケは、ドイツ語の“病気の”を意味する「krank」が語源となっているとのことで、どうも出自が違うようです。私は30年近く語源は同じと信じていたわけです。

ウェブサイトを診察するということ。

ウェブサイトを診察するということ。

話が脱線しましたが、お客様をクランケと思って対応するとはどういうことかと申しますと、サイトを運営するクライアントのサイト自体を「患者さん」、「クランケ」と見立てているということです。

 

ドクターや看護師が、毎日患者さんの体温や血圧、血液検査、ある時はレントゲンなどで患者さんの健康状態を測るように、サイトをヒートマップツールやGoogleアナリティクスの数値で検証し、またサイトのコンバージョン数やコンバージョン率、費用に対しての成約率、成約金額など数値化してサイトの良しあしを判断します。

 

弊社のスタッフはそのサイトが健康なのか、不健康なのか、不健康であればどういったことが原因で病気になっているのかを診察、診断し、クライアントと一緒になってその疾病を治し、健常者にする努力を怠らない、いわばウェブサイトのドクターを目指しています。

 

弊社には、私が配属する営業マーケティングチームのバックヤードに、ドクターの役割をするサイトのコンサルティングスタッフ、その上長にシニアドクターの役割をするスタッフ、スーパードクターも専従部隊として所在しています。いわば弊社はウェブマーケティングの総合病院のような会社だと思っていただければと思うわけです。

ウェブサイトは「制作して終わり」ではありません。

ウェブサイトは「制作して終わり」ではありません。

コンサルティングスタッフはドクターのように、定期的にサイトを回診し、カルテを作り、改善の提案を行い、次なる患者さんのために日々サイトの改善業務に従事しています。それは、ウェブマーケティング活動は毎日生き物のように状況が変化しているからです。

 

ウェブサイトは「制作して終わり」ではないと弊社が明言しているのは、ウェブサイトはブラウザ上に上がった時点が最高の状態ですが、日々メンテナスしなければ風化してしまう可能性があるからです。

 

デザイン事務所や印刷会社にもウェブサイトの制作チームはありますし、素晴らしいデザインのサイトも拝見します。しかしながら、それらのサイトは大きな砂漠の中に、ぽつんと看板を立てるようなもので、そこに道路標識やラクダが歩く道筋や、ツアーコンダクターがいないと、一生陽の日の目を見ることはないでしょう。

 

ウェブ広告の運用などはまさにツアーコンダクターのような行為をしているわけです。デザイン事務所は、優秀なドクターには違いありませんが、近所の診療所、かかりつけの病院のドクターでしかありません。風邪やインフルエンザは問診し、注射をすることで治療することは可能ですが、重い肺炎やオペが必要な疾病、肺がんが疑われるのであれば、やはり総合病院で精密検査をして診療をする必要があります。

 

まとめ

まとめ

Bigmacはウェブサイト制作から、改善、ウェブ広告の運用まで一気通貫で対応するウェブ業界の総合病院みたいな会社なのではないかと思うわけです。

 

「お客様は神様です」昭和の大歌手がおっしゃっていましたが、令和の時代「お客様はクランケです」というスタンスで、真摯に患者さんに接したいと思います。

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