経験を学びに変える

経験を学びに変える

こんにちは、コンテンツデザイン部/取締役の中山です。

Bigmacでは、採用後すぐに実務を行なってもらうことが多く実務を通して教育をしていくという方針で新人教育を行なっています。

新人さんはいきなり業務をふられるのでびっくりするかもしれませんが、実はこの方法が一番成長につながると思っています。そこで今回は、経験を学びに変えていくことについて考えたいと思います。

実践重視の経験学習

実践重視の経験学習

「実践重視」という点において、Bigmacでは一番根付いている教育方針だと思います。また、私個人としても学習してから実践を行う流れよりも実践を先にしていく流れが一番成長につながりやすいと感じています。

実践重視の経験学習とは下記4ステップからなる循環型サイクルで構成されているそうです。

1.具体的経験
2.内省的観察
3.抽象的概念化
4.能動的実験

具体的経験

専門的には色々と概念があるようですが、日常生活において経験する全てのことが対象になると思っています。

例えば仕事を通して経験したこと、育児を通して経験したこと、友達との食事で経験したことなど特別なことではなくても全ては「経験」という括りに入るのではないでしょうか?

特に今回重要視されるのは、自ら選んで何かを具体的に経験したものになります。

内省的観察

具体的経験をした後は、その事柄について幅広い観点から振り返りと意味付けを行います。

例えば仕事で何か大きな成果をあげたとき。なぜその成果をあげられたのか細かく振り返り、ひとつひとつの要素を細分化・また当事者としてではなく多方面から物事を考えていくことで、「成果をあげた」という結果が成功体験のひとつとして根拠に基づいたものになります。

失敗をしてしまったときも同じく。

なぜそうなってしまったのか?こんなことができたのではないか?できなかった原因は何か?ひとつずつ掘り下げていくことで、失敗経験も次に活かせるものとなり、幅広い観点から振り返っていくことで、そもそもの概念まで思考が及ぶことになります。

今までこれはこうだと思っていたけど、実際に経験してみて結果を見たら違う見方があって思っていた内容とは違った。

というような意味づけができあがるのです。

抽象的概念化

このステップは企業や組織にとっては一番重要なステップかもしれません。

経験を抽象化・概念化することで、他の状況でも応用できるようなルールや体系を作っていくことがこのステップになります。

経験から学んだことを理論という形でまとめ、自分なりのルールに落とし込んでいきます。ひとつの経験からどんな状況でもその経験が活かせるように応用できる知識やルールを作り上げることが「学び」だと思っています。

能動的実験

抽象的概念化されたものの検証を行うのが最後のステップとなります。このステップを経て、また経験を積み、振り返り・・・とサイクルができあがってくるのです。

経験を学びに変えること

経験を学びに変えること

経験を学びに変えていくことは、難しい言葉で説明してしまいましたが、かなり単純なことだと思っています。

要は日常生活で起こる経験を「経験」と認識して分析(振り返り)を行い、具体的にどういう場面でどういう状況で活かせるかを考えルール化しそれをまた実践する、の繰り返しです。

「まずはやってみる」の精神は経験を学びに変えていくことの第一歩となります。

成功しても失敗しても、次につなげられるものを自分で作り上げていけばいい。小さなことでも大きなことでも同じことが言えます。

Webデザイナーで例えてみると

学校や独学で学習をしていくのではなく、まずは作ってみる。デザインしてみる、コーディングしてみる。そして完成させることが第一歩。

そこから今回は時間をかけすぎた、ここがうまくいかなかった、という振り返りをして次はこういう風にする、事前にこれを必ずするなどのルールを決め、また制作を行う。

学習だけでは身につかない知識や応用力が経験を積むことで早く身につくことができ、さらに自分のやり方やルールができあがってくるのでやればやるほど改善されると思っています。

またこの過程で重要なのは「完成させる」ことです。どれだけ時間がかかっても、どれだけ苦戦しても、納得いくものができあがっていなくても、「完成させる」ことが経験となります。

 

まとめ

日常生活の中で経験を学びに変えることは仕事においても、人生においても大事なことだと思っています。日々の生活の中でどれだけ自分が物事を吸収して活かすことができるか、それが自然にできてくるようになるとより一層視野も広がってくるのではないでしょうか。

 

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