物事は捉え方が大切

物事は捉え方が大切

思い通りにいかない事も生きている以上、たくさん起こります。むしろ、その方が圧倒的に多いのが現実です。それは、機械ではなく感情を持った人間同士のやりとりだからだと思います。

例えば同じ言葉を受けた場合も、人によって受け取り方が異なります。その先の行動の違いにも現れます。要は物事の捉え方次第なんだと思います。

今回はその点について思いを綴っていきます。

 

環境の変化

環境の変化

私事ですが、つい先日より弊社東京支社での勤務が中心となりました。福井本社を拠点に、北陸での営業活動に従事していた環境から大きく変化することに。自分が東京で仕事をすることを具体的にイメージしたことはありませんでした。

ただ、心の底では東京での仕事、生活に憧れと興味がありました。経済的にも人口的にも日本の中心である東京。会社を伸ばすためにはそこで勝負することが必然ですが、切り開いてきた弊社代表のように、そこに飛び込む勇気が私にはありませんでした。

自分はこんなものだと勝手に決めつけ、自社の名前が浸透した地域で、その状況に甘えていたのです。狭い地域で堂々巡りを繰り返していた私。

今までの仕事のやり方、人との関わり方では間違いなく通用しないでしょう。だからこそ、大きく自分を変えるタイミングであり、最後のチャンスを会社が与えてくれた。今回はそう捉えています。

 

価値観は捉え方

価値観は捉え方

人生経験を重ねるうちに、その人なりの価値観が形成されていきます。私は価値観は、周囲で起きる事に対しての捉え方の積み重ねだと思っています。

先天的ではなく、生まれた後の経験の積み重ねだと。良い事も良くない事もその時に自らがどう受け止めるか、どう捉えるか。

顧客からいただくクレームも、上司からの指摘も、言われるべくして言われている事として捉える。相手も言いたくて言っているのではなく、期待をもって言ってくれている。

その期待に応えるために改善し行動を正す。褒められたり、認められた時にも、その結果を出すために協力してくれた仲間、相手への感謝を忘れない。そうありたいと思います。

私よりも厳しい環境で揉まれている人は、周りを引き付け、魅力的に映ります。そういう人の価値観は不変ではなく、更新されていくということです。

会うたびに大きくなり、まぶしく輝いています。同じ環境で同じ人と同じような取り組みばかりをしていては、価値観もバージョンアップしないことを突きつけられています。

これまでは、自分の価値観(捉え方)を変える事が良くない事だと思っていました。多分、それは思い込みというより、成長を放棄して自らが楽な日々を過ごしたいだけなんです。

捉え方をどんどん変えていく。会社にとっても、自らにとっても大切なことだと感じています。

 

捉え方を変える取り組み

捉え方を変える取り組み

今までとは違う行動を意識的に行っていかないと、長年染みついた捉え方は変わらないと思います。

初体験の積み重ね

興味がある事ばかりをやっていては、世界は広がりません。行った事の無いお店や名所旧跡に行ってみるなど、意識的に新しい興味発掘のための行動が必要です。

好きなことばかりではなく、敢えて興味の無かった世界に飛び込む。幸い、ほとんど経験したことのない世界や場所にいられる状況です。見る事聞く事が全て初体験なのは、幸せなことなんだと思います。

気づきや状況を記録

今の状況を把握していないから、考えがまとまらずに判断が出来ない。これが今の私です。

まず、今を知るために、自分なりの記録を日々行うことが有効かと思います。振り返りを全くせずにただ動いているだけの状態を変えるよう、簡潔なものを日々残していきます。

自分の意志で、自分を高めようと意識してこなかったゆえの今。ナチュラルに成長できる年齢は、とうの昔に過ぎ去ったことを自覚して、継続性を養う意味、自分の状況を俯瞰して見られるようになるためでもあります。

 

細かくは他にもたくさんありますが、まずは「現在地を知る」「新しい経験を積み重ねる」ことを意識して、自分の捉え方を更新していくことに繋げていきます。

 

まとめ

まとめ

不思議なもので、環境が変わると今まで出来なかった事、到達しようとすら思わなかった事も出来るように感じてしまいます。街が与えてくれる力は大きいんだと。

イメージを現実にするためにも、自分の捉え方の更新。ひとつずつ重ねていきます。今回もありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事