
忘れないということは大事なこと
忘れること、忘れないこと両方とも大事という話。
いつまでもネチネチ起こったことを悔やんでいるような時には忘れることが優先になるし、物事が全てうまくいっている時には忘れないことが重要になる。
私は先日、親戚の三回忌に出席してきました。三回忌が終わると次は七回忌まで時間が空きます。故人のためにこの集まりを開催している理由がいまいちわかっていなかったのですが、先日はっきりしました。
それは、お坊さんの言葉でした。
「故人を失った悲しみをこの日に再び思い出すのです」
「故人が気づかせてくれた悲しみを胸に毎日頑張るのです」
という話。心に沁みました。
自分の大切な人を失った時に悲しい気持ちにならない人なんていません。涙が止まらず失意のどん底までいく人だっています。
しかし、その悲しみを乗り越えていくのが人です。時間と共にその悲しみは消えていくのだと思いますが、法事のような定期的な故人を偲ぶ会で故人のことを考えるキッカケがあれば、その当時の気持ちが思い出されて再び自分を振り返ることができるのです。
記念日を大切にしましょう
自分にとっていい日ばかりが記念日ではありません。悪いことが起きた日も記念日として認識しましょう。
その経験があったから今が存在するのです。記念日は再び自分に「記す日」なので、それまでの歩みを振り返ったりして反省することも必要です。
私の会社も、今期で三期目。
今思い出すと色んな記念日があったと思います。毎日の忙しさに追われてしまい、当時あった感情が薄れている部分も必ずあると思います。何か自分にインパクトがあった事を忘れないようにこれからは自分の中に残していこうと思います。
お坊さんの話を聞くといつも凄く勉強になります。「悲しみ」について「喜び」についてなど、人にある感情について私に話してくれます。どうしても表に感情が出やすい私ですから、そのコントロールをいつも真剣に伝えてくれます。
他者のアドバイスを活かせるも殺すも自分次第ですが、私はしっかり活かしていきたいと感じました。
忘れないためにやれること
私は忘れやすい性格でもあるので、その性格を理解してもっと忘れない対策をしようと考えました。
・毎日見えるところに記しておく
・手帳の目立つところに書いておく
・Google Keepにずっと置いておく
・定期的にリマインドが鳴るようにしておく
など忘れないための予防として現在は色んなツールがあります。これだけ便利になったのだから忘れないことは昔より難しくないと思います。
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