5年間の振り返り

5年間の振り返り

私事ですが、ビックマックに入社して、今月9月末で丸5年が経ちます。その間、スタッフや支社が増え何よりお取引きいただくクライアントもどんどん変わっていきました。

今回はビックマックで過ごした5年を振り返ってみます。

5年間のトピックス

5年間のトピックス

毎日色んな事が起きて、あっという間の1か月、1年間、その積み重ねの5年間。おかげさまで売上利益も毎年伸び続ける事が出来ています。会社として攻める事ができる基盤づくりが進んだ期間でもありました。

主なものを挙げてみました。

 

本社移転とスタッフ急増

私が入社した当時のオフィスですら、前職の倍近いスタッフが在籍している状態でしたが、更なる拡大のために現在の福井本社オフィスへの移転がありました。最初は人数に対して広すぎるスペースという状態でしたが、約1年ほどの間に1.5倍、そして2倍と新たなスタッフが加入してくれました。

 

採用担当の人事部門もあの手この手で求人を頑張ってくれたおかげかと思います。人を引き付けるには、会社の規模感のアピールが重要であることを知りました。現在は何とか私のスペースもある状態ですが、近いうちに実務スタッフに場所を譲ることになるかもしれません。それはそれで、嬉しい事ですが。

 

各支社の開設と拡大

本社移転だけでなく、東京支社も短期間で人員拡充とともに広く、そして素敵なオフィスへと変わっていきました。私はその都度、引越要員よろしく上京する訳ですが、それも楽しみの一つです。東京のスタッフも、営業やマーケティング部門を中心に新たに加入しており、今後の更なる延伸への体制が構築出来てきました。

 

また北陸においても、金沢・富山の各支社を開設する事が出来ました。北陸といえども県によって企業や住む人の気質は全く違います。そのなかで各県なりの人員、スタッフ構成でビックマックのサービス普及に貢献してくれています。北陸3県の新規拡充を掲げて、既知先や新規先を自分一人で回っていた入社当時。懐かしく思います。

 

社内体制の変化

制作担当のコンテンツデザイン部、運用担当のマーケティング部、総務部、そして営業部。各部署が部署長の指示で目標を追う体制も出来上がってきました。入社当時は、全て弊社代表への確認が必要な状態でしたが、今ではずいぶん部署長判断・決裁で物事を進められるようになっています。

 

責任とともに権限の移譲を、特にここ1、2年で進行している結果です。その事で業務スピードも向上出来ています。今後は、各取締役や部署長が今の何倍もの覚悟を持って自分たちの業務にあたる事、その上で目先ではなく3年、5年といった先を見越した判断を下せるようになることが重要です。

 

Leftyの登場

いきなり弊社サービスの話になりますが、1年前に提供を開始した「Lefty」。直近ではこのサービスの登場が大きなトピックスだと思っています。ともすると曖昧になりがちな「ウェブサイトの活用サポート」「マーケティングサービス」。その業務を提供時間軸で明確化したことで、クライアントから好評をいただいています。

 

ご要望は幅広く、対応するスタッフも苦労をしていますが、弊社のスタッフレベルの向上にも確実につながっています。まだまだ開始して1年ちょっとですが、今の実績を考えると2倍・3倍の契約社数を確実に見込めそうです。

https://big-mac.jp/lefty/

 

学んだこと

学んだこと

個人的にも多くの学びがあった5年間でした。正直に感じたことを記します。

 

先の発展がある企業かどうかという視点

放送局の営業時代とは比較にならないほど、クライアントと深く絡む必要があるビックマックの業務。その分、相手企業の現状や未来が見えてくるものです。今は小さくても大きくなる要素があるのか、そもそも大きくしようとする意志があるのか。実際、拡大意欲を感じない決裁者の方にも数多く触れてきました。

 

そして、そういう方々に弊社のリソースを提供するのは無駄になることが多いと分かりました。ビックマックがサポートすべきは、リスクを冒してでも前に進もうとする企業であるべきだと。そうでなければ、上手く進まない。補助金頼みの企業様から教えて頂いたことの一つです。その点では感謝です。

 

変化しないと残れない

先述にも関連しますが、会社も人も変わることを恐れていては前に進めません。変わる事への怖さ、今のままでいる事の簡単さ。その状態は、果たすべき責任に対して不誠実だと気づきました。影響や刺激を与えてくれる、今の環境をすごく有難く感じます。

 

今までは「変わらないね」と言われることを良しと捉えていましたが、今ではマイナスだと思うようになりました。変わりたい、変わらなきゃという意識が行動に繋がっていくのだと思います。とりあえずやってみるという、自分本来の気質も少しずつ出せるようになってきました。

 

商品ではなく人に賭ける

デジタルマーケティングの素晴らしさ、有効性は疑いようのないものです。ただ、数字的なものだけで契約成立するほど簡単ではないことも多く経験してきました。最終的には、ビックマックでありビックマックの代表者として先方に対峙する人の熱意に対して投資してくれるのです。

 

契約が始まれば結果を求められ、厳しい局面に遭遇することも出てきます。それも受け止める覚悟で「やります」と言えるかどうか。何事もなく過ごしたい人には、ビックマックの業務、特に営業職は向いていません。人当たりがよいだけで採用し、失敗もした自身の経験でもあります。

 

指摘することの大切さ

スタッフが増え、クライアントが増えると、管理することにも強く意識をしないといけません。人間が行うものですので、漏れや間違いも出てきます。以前は間違っていることも見て見ぬふりをしていました。嫌われたくないからです。それは人として完全に間違っていることを知りました。気づいたら指摘する。

 

それは、同じ組織で働くスタッフに対してはもちろん、クライアントに対しても行うべき当たり前の好意なんだと。相手を助けると思って行うことなんだと捉えられるようになってきました。その後のフォローすることも大切ですが。

 

個人的な事

個人的な事

色々書きましたが、最終的には「どの人も完全じゃない」という視点が私の行動に大きく影響するようになりました。完璧を追い求めるあまり失敗を恐れ行動しない、提案しない。一番最悪な状態です。今でもその気質がのぞく瞬間もありますが、その時こそ、この思考でリセットするようになりました。

 

この先5年が経った時にどんなことを記せるか。自分に期待しながらやっていきます。ありがとうございました。

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