社内研修はバラバラの価値観を変える

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私は起業してずっと社内研修などで営業時間中に手を止めることを拒んできました。それは少しでも生産性や効率を意識して仕事をしてきたという自負からです。しかし、手を動かすことが生産性や効率をあげるだけではないと気がつきました。職場環境や人間関係など様々な要因が個人の能力に影響してくるのです。

人はそれぞれ別々の価値観をもつ

当り前の話だと思うかもしれませんが、世の中の人の数だけ価値観がある。当然それは会社という単位でも同じだけど、普段の業務に追われていると自分の思い通りにならないと個人的な感情が入って様々な価値観を理解することが難しくなる。本来人間は感情的な生き物です。

だからこそ、相互理解はとても重要だし相互理解がないとコミニュケーションもうまくいかないのです。

同じ質問をしても受け取り方が違う

例えば下記のような質問をします。「皆さん、魚の絵を自由に書いてください」

皆さんはどのような魚を思い描きますか?ある人は鱗を鮮明に描いたり、またある人は頭を左向きに描いたり右向きに描いたりします。同じ言葉からでも人は受け取り方が全く違うのです。

私がたいしたことでないと思っていることが、ある人にとっては大問題であったりするから全てを自分の物差しで判断してはいけない。生まれた環境、教育、繋がりが違うということは当然のように価値観も違うのです。そのバラバラの価値観を理解して少しでも価値観を共有したり理解するために私は社内研修を重要視することにしました。

社内研修で何を目的にするのか明確に

社内研修をただの勉強会にしてはいけない。むしろ私たちの会社では社内研修で勉強をするのではない。社内研修で各グループワークを行い複数の議題に対してそれぞれのグループでディスカッションを行い意見を発表したり聞いたりする相互理解の時間にあてています。

何か専門的な知識が高まったりするわけはないですが知識を高めることを目的にしていません。それより重要にしているのは「理解」です。

「自分以外の価値観を知ること」
「自分の答えだけが正しくないと知ること」
「他の人への理解を高めること」
「自分自身のことを知ること」

特に私が重要に考えているのは上記です。上記の意識が高まることで仕事にもプラスの影響があると信じているからです。

私たちの会社は、営業部、デザイン部、マーケティング部、デザイン部、総務部という形で部署構成が別れています。それぞれの仕事の責任や業務内容はかなり違うものです。相手を理解する気持ちがないと僻みや妬みなど、私が望んでいない感情が発生してきます。そして場が乱れることが何より職場環境を悪化させるものだと思います。

私は社内研修をしっかり目的をもって取り組んでいけば必ずどの職場も働きやすくコミュニケーションのとりやすい環境になると思います。

「場」を創ることを意識しましょう

職場の雰囲気を良くするのも悪くするのも全て「場」の影響によって変わります。良くしていくには一人一人の努力が必要だしそれをサポートする会社の姿勢が重要です。「悪いことが起こったからルールを変える」とか起きている問題にだけ目を向けていては何の改善にもなりません。

それより重要なのは本質です。

・なぜ、それが起こったのか?
・なぜ、そうなってしまったのか?
・起こるまえにどうしたら防げたのか?

など出来事の発端になっている本質をしっかり見つけることです。ボトルネックがみつからないと、いくらルールを変えたり人を変えたところで同じことが連鎖してしまいます。

「場」を健全な状態に保つこと、これが私の仕事だと最近は痛感しています。

 

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筆者

T.Tokuyama

25歳まではブラブラした人生を送っていたが、地元の福井に戻るキッカケがあり帰郷。 数年間の広告代理店勤務を経て起業したのがBigmac inc.。 会社やクライアントさんの前では社長らしい感じだが、家では愛犬にべったりの完全なる愛犬家。 得意なことはおいしいお店とおいしい料理を覚える記憶力で、基本的に的を外すことがないのが自慢。 起業してから10kg以上も太ったので、最近やっとジムに通いだしたらしい。

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