施策が必ずしも臨んだ通りにはいかない件

記事公開日:2019.09.01

最終更新日:2019.08.27

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毎年色んな議題が国会で話合われて採択される。特にこの数年は女性の活躍や労働に対しての決議が多いイメージがありますね。私も中小企業を経営している立場として改正された法律などは、頻繁に確認するようにしているんですが「なぜ?そんな決定したのかな?」って思うものはかなりあります。色んな価値観があるので全て私の判断が正しいとは思っていないですが、あまりにも意味がないと思うものもあるのでその一つについて今回は書きたいと思います。

有給を5日消化していないと罰金

今年の4月に決議された内容です。詳しくどんな経緯でこの決定がされたのか僕は知る必要がないと思うので調べてはいないですが、社労士さんからこのような通達があったので不思議な決定をしたなぁ~って正直感じました。有給というものは労働者に定められた権利だから使用すること自体は特別問題は何もないのですが、なぜそこでその人たちを雇用している経営者に罰則がいくのか、、、不思議だと思いませんか?

有給休暇を取得させられない会社には何かしらの理由があるからそうなっているのだと思いますが、うちは有休を5日以上使用できているスタッフがほぼです。それなのに全くできていない会社と同じルールが決定されるんです。

ここで気がついてほしいのは、誰に基準を合わせているか?です。そうルールを守っている人ではなく、守っていない人のために新たなルールは作られていくのです。これが日本の大きな闇だと僕は思っています。うちは年間休日も128日あって十分な休暇に更に有給も取得を認めていますし他のリフレッシュ休暇だってあります。なのにこんな事実だけを叩きつけられると悲しくなりますよね。

ルールはダメな人基準で決定されるべきではない

上記でも触れましたが、ルールがだめな人をベースに作られていって何が良化するのでしょうか。もともと既存のルールでうまくできている人にとっては迷惑でしかないと思います。またルールを考えてつくっている人が、あまりにも中小企業のことを理解していないと思うことも多々あります。世の中で発表されるGWやお盆休み、正月休みも平均値で放送しているとは言っていますがそう感じたことはありません。基本的には大企業をベースにした話が飛び交います。だから、中小企業が大企業と比べられて待遇が悪いと多くの方が感じてしまうのでしょう。世の中はほとんど中小企業なのに、、、。

今回の有給消化5日ないと罰金というルールもそうです。この決定をしたことで多くの中小企業経営者は単純に年間休日を5日減らすという決断をすると思います。本来決定した方々が成し遂げたかった目的がわからない状態ではこのような対処が続くに決まっているんです。本当は労働者にとって優遇される仕組みになるように決定したはずなのに、全く機能しない例になると思います。誰にでも良くなる決定事項って本当に難しいと思いますが、もっと施策の目的を経営者に説明していかないと一向によくならないですよね。

どんな経営者だってスタッフを幸せにしたいと思っている

今回の有給の件もそうだと思いますが、決定している方々も中小企業の経営者も根本にある想いというものは同じだと思うんです。「自分を信じてついてきてくれているスタッフを幸せにしたい」という想いです。それは起業しているほとんどの方が抱いている想いだと思います。ただそれって下記の内容で本当に満たされるのでしょうか?

  1. 休みを増やすこと
  2. 給料を増やすこと
  3. 福利厚生を増やすこと
  4. 残業を減らすこと
  5. 特別な制度を増やすこと

僕は上記の5つも大切なことだと思いますが、単純なことではないと思います。休みを増やせば離職者がでないのでしょうか?賃金をあげれば離職者が減るのでしょうか?どれも小手先の話でしかないと思います。その会社でずっと働きたいとかみんなと一緒に仕事したいっていう想いはそこだけで生まれるものではないと思います。うちも全ての要件を満たすことは到底不可能です。

ただ、その会社で働くみんなが楽しく前向きに仕事に向かうことができる環境をつくることには今後も注力していきたいと思っています。働き方改革など色んな言葉がどんどん生まれてきますが、本当に改革すべきなのは何なのか?を逃げずに考えていくことが大切ですよね。

まとめ

うちの会社でもマーケティング部署、制作部署、コンサルティング部署など日々新しい施策が決まって実行されます。狙った通りいく施策なんて3割あったらいいほうなんです。そう考えるとルールというものは一度決定してから常に改良していく必要があると僕は思うのです。良かれと思って決めたことが悪くでてしまったりすることは我々でも日々あるので、ルールや施策というものには必ず改善が付いて回るべきだと思うんですよね。

今年も数えきれないほどのルールや施策の改定をしていますが、全てスタッフにとって会社にとって良いと思うことを決定しています。決して苦しめようと思って決議しているものはありません。会社もそうですが、国の制度もよりよくしていくために決定されていってほしいですね。

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筆者

徳山 佳瑛

25歳まではブラブラした人生を送っていたが、地元の福井に戻るキッカケがあり帰郷。数年間の広告代理店勤務を経て起業したのがBigmac inc.。会社やクライアントさんの前では社長らしい感じだが、家では愛犬にべったりの完全なる愛犬家。得意なことはおいしいお店とおいしい料理を覚える記憶力で、基本的に的を外すことがないのが自慢。起業してから10kg以上も太ったので、最近やっとジムに通いだしたらしい。

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