
日常から学べることは多い
昨日は、地元の高校野球の地方予選を観戦に行きました。春の選抜に出場している高校とノーシード高校との二回戦でした。誰もが春の選抜高校が勝つと思っていたと思いますが、結果は違いました。初戦敗退です。
高校野球はいつも何が起こるかわからないし、そこには人間味溢れるドラマが必ずあるから、私はスポーツの中で最も好きなのです。昨日の試合も自分が想像していた以上の展開がたくさんあり感動しました。野球という勝負には、勝ちと負けが必ずある。
精神的に、技術的に、経験的になど多くの要因が勝敗には関わってきますが、どれにおいても勝ったほうが勝ちなのです。
個の力が強いとまわりは成長できない
個の素晴らしい能力をもっている選手が数名いたのが春の選抜出場校、目立った選手はいないがチームの団結力が固いノーシード校。
力で及ばないとわかっているからこそ、チーム全体で相手を倒すことに集中して攻撃も守備も見ていて気迫が伝わりました。また選抜校は、決して油断していたわけではないと思いますがどうしても際立った選手が何とかしてくれると思っていた感じが随所に見られました。その隙がチームワークで勝る高校に負けた敗因ではないかと私は感じました。
この試合を見て感じた事
・個の力ではチーム力に勝てない
・チームの目的が一つになったらとてもつよい
・個の力に頼らない教育が必要
・チームの団結力に勝るものはない
・チームの団結力を強くさせる方法は?
など【個】と【チーム】について考えました。これは会社経営も全く同じだと思います。出来るデザイナー、出来るマーケター、出来る営業に頼ってばかりいては他が育たない。それは会社全体にとっていいこではないということ。やはり何かに依存することで良くなることはないのだと確信しました。
チーム力を上げるため
チームの結束を高めていくために必要なことも同時に考えていました。
・ビジョンを伝え続けること
・KPIを明確に設定すること
・責任と権限の譲渡
・未来を描くこと
特に大事なのは上記の項目だと思いました。自分が今、誰のために何をやっているのか?など誰かのためになっているのか?一つ一つの業務が何に寄与しているのかを明確にする必要があるのだと思います。目的意識をもって何かに取り組む人、ただ何も考えずに業務に取り組む人では同じ時間を費やしても得られるものが大きく違います。
うちも20名をこえる会社に成長しました。ここまでが個の力でやってこれる限界地点です。ここからはうちのスタッフを信じて社内体制を強化していこうと心に誓いました。大きな気づきをもらえたことに感謝します。
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