慣れる、順応出来る人は強い

慣れる、順応出来る人は強い

新社会人、新生活、新入学。4月になり至るところで新しい生活が始まっています。ビックマックでも4月のみという訳ではないですが、新しいスタッフが続々と加入していて、それだけでなんだか初々しい気持ちにさせられます。入る人からすると不安も多く、ドキドキの連続だと思います。

 

今回は「慣れる」ということについて記していきます。

現場でみるからわかること

現場でみるからわかること
私は、3月からたくさんのスタッフが業務を行う場所に席を移しています。そのおかげで、みんなの仕事ぶりや、スタッフ同士の会話、相談をする様子など、今までより生々しく感じる事が出来ています。

本当に色んな人がいるんだな、と改めて感じ入っています。数か月前に入った人が、雰囲気や時間配分など「環境」に慣れて邁進している姿。一方では入りたてのスタッフが、基本的なやりとり自体に慣れずに不安そうにしていることも見受けられます。知識があるとか、経験があるからという事の前に、ビックマックに慣れる事が出来るかどうか。

 

弊社だけでなく、少しでも長く働き、成長するためには職場の環境に慣れる事がすごく大事だと現場を見て感じます。同じタイミングで入社した人でも、人によっては既に10年戦士のような雰囲気を出す人もいれば、中々慣れない人もいるのが現実です。環境に早く慣れられる人は強いです。

 

ですが、そんな人ばかりでもありません。30人程の企業であれば成長する環境づくりを会社が行うことはそれほど必要無く、個人に委ねてもよいかもしれません。ただ、100名近くの組織にもなると、慣れる環境づくりは会社が仕掛けないといけないと思います。ビックマックでも、席の配置やコミュニケーション促進施策など、環境づくりを意識して様々な取り組みを行っています。

慣れが必要な3項目

慣れが必要な3項目
職場環境では、次にあげる3つに慣れることが重要だと思います。

人に慣れる

会社には色んな人がいます。同じ部署の先輩社員や上司、他部署の同僚など。仲良くなって慣れあいましょう、というのではなく、互いを知るように意識してほしいという事です。一緒に仕事をする人がどんな人なのかを知っていると、やり取りもスムーズに運ぶもの。そして、相手にも自分の性質も理解してもらう。

 

正直、ビックマックには一風変わった多種多様な人たちが集まっています。たまに、扱いづらいなと思うことも多々ありますが、自分とは違うからそんなものだと思うようにしています。無理していい子ぶっても長続きはしません。

 

最低限のマナーは必要ですが、自分の個性を隠す必要もないのです。社内だけでなく、クライアントとのやりとりにも言える事だと思っています。

業務に慣れる

仕事では、この部分が大きなウェイトを占めています。何をしていいのかわからない状態から始まり、それが出来る様になったらまた別の新しい事が発生してくる。目の前の業務に慣れるには、出来るようになるまで何度も繰り返すしかありません。そうやって自分の技術にしていくのです。

 

何か一つでも覚えたら、その人は新しい事を覚える方法を手に入れたことになり、別の事にも意欲的に取り組んでいくようになります。出来るという自信が、次への活力になるのです。一度に色んな事を覚えるのではなく、一つの事を集中的にやりきる方が、結果的には早く業務に慣れていくんじゃないかと思います。

 

上司であれば、部下への指示内容も迷いを無くす、その点を意識する必要があるのではないでしょうか。

スピードに慣れる

速度感は人それぞれです。のんびりした人、せっかちな人、色々います。最初私がビックマックに入って一番戸惑ったのも、この仕事のスピードの速さでした。個人の性質に仕事の速度が左右されることは許されません。スピードへの慣れ。それは、努力すればついていけるようになるものです。

 

速く進めるためにはどうすればよいのか。無駄な時間を使っていないか。そもそもやるべき仕事なのか。など、スピードを意識することで今の業務への改善、疑問意識も芽生えます。また、一つ一つの業務速度が遅いというより、やるべきことを後回しにして全体的に全てが遅いというパターンの方も結構多いと思います。

 

そんな時は、業務発生時に寝かせず少しでも手を付けることをお薦めします。精神的にも健全ですし、周りへ依頼もしやすくなるでしょう。人、業務、速度。この3つに対してある程度慣れてくれば、業務により集中できるようになるでしょう。

まとめ

まとめ

プロ野球選手でも、チーム移籍直後は結果を出せずにしばらくして、実力発揮するというケースもあります。環境に慣れる時間が必要なのでしょう。私自身も日々新しい事の連続です。

まだまだ慣れる事に結構必死だったりします。生きてる限り慣れることは無いんだと思いますが、それが楽しく思えてきたりもしています。

 

今回も、ありがとうございました。

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