仕事と人間性の関係

仕事と人間性の関係

こんにちは、コンテンツデザイン部/取締役の中山です。

仕事において「人間性」は評価される割合が大きいものだと思っています。結果や数字を残すことも勿論大事ではありますが、それだけでは評価されません。

今回は仕事と人間性の関係について書きたいと思います。

人間性とは?

人間性とは?

「人間性」とはそのまま人間らしさ・人間的な性質のことです。子供の頃によく言われていた言葉だと「思いやり」ではないでしょうか?

人間性が高い人は、他者への気遣いができたり思いやりのある行動ができますが、人間性の低い人は他者への配慮ができず、自己中心的な考えで行動をします。

人間性は、仕事だけでなく対人関係では大変重要となります。

 

人間性が高い人とは

人間性が高い人とは

人間性が高い・低いという言葉を使いますが、正確には優劣をつける基準が明確にあるものではありません。

関わりを持つ中で「人間性が高い」と評価されやすい基準を挙げたいと思います。

ルールや約束を守る

ルールや約束を守らない人と信頼関係は築けるでしょうか?

人間性以前の問題かもしれませんが、ルールや約束を必ず守ることは大前提です。

どれだけ仕事をしっかりしていても、信号無視をしたり道端でゴミをポイ捨てしてたり、遅刻ばかりしているとどうでしょうか?

一気に信頼できなくなってしまいますよね?

仕事においても同様で、ルールや約束を守らないと誰かに迷惑がかかる、ということが理解できている人は何かが起こる前に必ず事前連絡ができますし勝手に納期をやぶったりすることがありません。

自分の都合でルールや約束を破ることがないので、お客様にも上司にも信頼されます。

思いやりの心を持ち周囲のことを考えられる

私個人、ここ最近仕事においても痛感していることです。

仕事をする上で「思いやり」を持つことはとても大事だと思っています。

これは難しいことではなく、相手が自分だったらどうか?という目線で自分だけでなく他者のことを考えるだけで十分です。

その考えがあると、人に迷惑がかかるようなことや人を陥れるような言動は絶対にしないと思っています。

常に相手の立場になって考えることを癖づけていくと、仕事も気持ちよくスムーズにいきますし、何と言っても自然と周りが助けてくれるようになります。

また周囲のことを考えて行動していると、自分の周りで何が起きているかに敏感になり、困っている人や苦しんでいる人にすぐに気づけるようになります。

さらによくできる人は、「構いすぎない」ということも上手で、放っておいて欲しい人にはあえて何もしない、ということが自然にできます。

 

ポジティブ思考で明るい

思考というものは周りを巻き込むものだと思っています。

常にポジティブで明るい人は太陽のように人を明るくさせて引っ張っていく影響力があり、逆にネガティブな人はネガティブな思考に他者を巻き込んでいってしまいどんどん落ちていきます。

性格的なものだけではなく、ポジティブでいた方が周りが気持ちいいか、ネガティブでいた方が周りが気持ちいいかを考えられるかどうかではないでしょうか。

接している人を不快にしてしまうことが理解できていれば自然とポジティブで明るい言葉や行動が出てくると思います。

何か問題が起きた時も、焦ったり落ち込んだりせずに冷静にどうすれば対処できるかを考えられるようになります。

目標があり、それに向かって行動している

キャリアや人生の目標をしっかり持っており、それに向かっての行動ができます。

目標は短期的な目標から10年後など長期的な目標も持っているので、人生において大きくぶれることがありません。

意志が強いのでその結果、この人に任せておけば安心、どうにかしてくれるという安心感につながります。

感謝の気持ちを持っている

思いやりとも関わってくるものですが、他者を尊敬する気持ちを持っているので感謝することを怠りません。

誰かが何かをしてくれることは「当たり前」ではありません。

他者への感謝の気持ちがあるからこそ、感謝を言葉や行動で表し、さらにはそのお返しをしようと相手が困っているときには助けてあげようと思います。

人間性が低い人の特徴

人間性が低い人の特徴

逆に、人間性が低い人とはどういう人なのか?特徴を挙げていきます。

  • ルールや約束を守らない
  • ネガティブ思考で、発言で周囲のモチベーションを下げる
  • 他人の悪口を言う
  • 自分中心に物事を考える
  • 他人に興味がない
  • その場にあった行動ができない
  • 誰にでもいい顔をする

人間性の低い人は、自分中心に物事を考え、周囲の迷惑を考えられないという特徴のほか、上辺だけの態度で他人と接しようとするので他者と正直に向き合うことができず、信頼関係を築くことができません。

仕事はしっかりしているのに・・・

仕事はしっかりしているのに・・・

依頼された業務はしっかりこなしているのに、なんだか評価できない・・・もしくは評価されない・・・といった場合には「人間性」を見直してみるといいかもしれません。

仕事をこなすのはお給料をもらっている以上当たり前のことです。

それ以外に人間性がよかったり、魅力があったりするからこそ人がついてきて評価されるのが社会の仕組みではないでしょうか。

これまで何人も新人スタッフを見てきましたが、正直なところ人間性が高い人は必ず仕事ができます。

業種職種問わず、評価されると思っています。

最後に

人間性というものを考えたときに、人間である以上間違いや迷いも起きますし、欠点もあります。そういったもの全てをひっくるめて「人間性」だと感じました。

人間性を高めるためにできることは小さなことでもたくさんあると思います。

「自分はこんな人間だから」とあぐらをかかずに、努力をしていける人でいたいと思います。

 

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