決断力の速さがもたらすこと

決断力の速さがもたらすこと

こんにちは。総務部の豊岡です。

決断力の早い人は周りにいますか?この決断力の速さというのは、ビジネスや仕事においてもとても大切なことだと思います。

今回は、決断力のはやさがもたらすことについて考えていきたいと思います。

毎日が決断の連続

毎日が決断の連続

人は生きていく中で沢山の決断をしています。毎日毎日が決断の連続です。朝起きて、何のテレビを見て、何のごはんを食べて、何の洋服を着て・・と様々な選択肢から1つを決断し実行していきます。

その決断が仕事に関わってくることとなると、内容によっては決断が遅くなることもあり、「決断をする」ということを苦手だと思う人も多くいると思います。しかし、部署のリーダーである場合、決断力がないと、自分だけではなく、部下への指示も曖昧になり、全体での仕事が進んでいきません。こういったことから、仕事での決断力はとても重要なことです。

決断力がある人の特徴

決断力がある人の特徴

決断力がある人とはどのような人なのでしょうか?

責任感が強い

決断力がある人が、何かに対して早く決断できるのは、責任感が強いからです。自分の考えを持ちながら、判断しているだけではなく、決定することに対する責任を自分が負うという気持ちを持っているからです。

また、責任感が強い人は周りからの信頼も得られやすいです。何かを失敗した時の責任は自分が負うということを前提として物事を進めているため、チーム内でもリーダ―シップを発揮できます。しっかりした自分の考えをもっているからこそ、責任を持つことの重要性をわかっているのです。

自分の考えがしっかりしている

決断する際には、自分のはっきりとした意思決定を持っていることが大切です。自分の考えを持っている人は、何かの決定を迫られた時に、決断力を発揮しやすくなります。自分の意見をしっかり持っている人は、自分の中に確固たる軸があり、言動もブレないことが多いと思います。

失敗を恐れない

決断力がある人でも、何に対しても正しい選択ができるとは限りません。しかし、失敗を恐れては前に進むことはできないのです。決断力とは全てが良好な結果を導くものではなく、自分自身の意思決定がはっきりしているということです。決断力がある人は失敗を糧に成長している人が多いです。失敗からしか学べないこともたくさんあるのです。

正しい決断力を身に付ける

正しい決断力を身に付ける

前項で決断力がある人の特徴をお伝えしましたが、実際に正しい決断力を身に付けるにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは、頭で考えるのではなく、頭の中を紙に書き出してみることです。難しい問題であればあるほど、頭の中で考えると混乱します。何が問題なのかを整理することができずに、決断力や決断スピードが鈍ります。決断に対するメリットとデメリットをあらゆる確度から書けるだけすべて出すことで、整理ができ正しい判断ができるようになります。

頭の中だけで考えるのではなく、アウトプットすることで、何が問題なのか?を正確に判断できるようになります。

判断の選択の幅を広げる

判断の選択の幅を広げる

決断する際は1人で悩まずに、誰かの意見を聞くようにすることがとても大切です。様々な人の意見を聞くことで、選択の幅が広がります。自分だけの考えで判断するには限界もあり、様々な人の意見を聞くことで、良いアイディアが浮かぶことも多くあります。聞く相手は、上司や同僚や部下の意見を聞きましょう。上司だからといって部下に意見を聞いてはいけないということはなく、また違う視点からのいい意見をもらえることもあります。

部下も頼られている、と感じることができ、仕事でのやる気にも繋がります。

ここで一番大切なことは、「責任は自分がとる」ということです。誰かのせいではなく、最終的には自分で決断したことなのです。

また、日ごろから業界のことや専門分野のことなど、勉強することも大切です。仕事が早く、決断力が早い人は、その場で一瞬で決断してしまうように見えますが、それまでに沢山の経験をし勉強をしています。正しい判断が出来る人は知識量が豊富です。普段から情報をインプットし、決断の精度を高めていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?皆さんも日々決断する場面に直面していると思います。そのたびに何の決断が正しいのか悩み、決断の速さが鈍くなることも。この決断の遅さは会社やチームにとっても、痛手になることも多いにあります。正しい決断を早くするには、まずは自分の経験値と知識量を上げることも必要ですが、周りに意見を聞くなど、今自分ができることを行っていきましょう。

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