ベンチャー企業の幹部に配置するべき人

記事公開日:2016.04.25

最終更新日:2017.10.18

666 PV

People should be placed in the executive of the venture companies

創業時によく起こる間違い

私自身が経験してわかったことでもありますが、私たちのようなベンチャー企業の人員配置で組織は良くも悪くもなります。全てはその人事を判断した経営サイドに責任があります。やってはいけない人事についてまとめます。

どんな人を幹部にしてはいけないか?

・自分のこと、“I”を最も大切にしている人
・キャリア思考が高すぎる人
・会社のことではなく自分の出世が優先
・会社の経営理念に共感していない
・会社の行動指針に共感していない

上記のような人を幹部に抜擢してはいけない。理由は、ただ仕事ができるだけだからだ。仕事ができるから昇給させて幹部にしてしまうと会社の方向性や目的にベクトルが向いていない人の場合、確実に会社にとって邪魔な存在になる。

それは、経営陣の意向を理解していないから。

仕事ができるという定義を間違えてはいけない。それぞれの会社によって経営理念というものが示されていると思います。

大切なのは、その会社が進んでいく方向に向かって正しい判断ができる人間なのか、そうじゃないのか。これを理解して人員配置しないと組織はどんどんおかしくなるし、経営陣がそれに気がつかないうちは会社組織がよくなっていくことは確実にない。

「経営理念なんてどうでもいいでしょ」
「経営理念を重んじる意味はあるのか」
「行動指針なんてあるだけでしょ」

と考えているうちは絶対に出世なんてできない。会社が向かう方向に一緒に向いてくれる人を経営者は探しているんです。

IではなくWeの気持ちをもって仕事をする

就職活動などでは、自分をいかに見てもらって採用してもらうかが勝負なので“I”つまり自分のことで十分です。

しかし、一旦会社組織に自分が身を置き、成長して評価されていくには、“We”つまり皆で目標に向かって進んでいこうという考えをもつことがとっても大切になります。

それは、組織なので当たり前のことです。経営サイドは、もちろん個人の力が成長することは嬉しく思いますが、もっと嬉しく感じるのは会社組織の成長なのです。スポーツ選手からもインタビューなどでよく聞く言葉ですが、「チームのために自分のできることを頑張ります」その言葉が私も意識の中で最も大切だと思います。

集中

なぜ、チーム力を強化する必要があるのか?

それぞれが自分の成長や評価ばかりを優先するのではなく「チーム」を考えていくと一番のメリットは、大きく売上があがるという傾向があるからです。

色んなジャンルに戦略が分散してしまうと、それぞれが達成できる範囲は驚異的に伸びたりはしません。しかし、持っている戦略を一つに集中して全員でそれに向かうことで大きな成果を上げることができる可能性が上がるのです。

経営サイドは、戦略が分散しないような戦略を考えるべきだし、その戦略での目標やそれぞれの役割も明確にしていく必要があるのです。

“強い組織にしていくために”

・経営理念を会社全体に浸透させる
・それぞれの責任と役割を明確にする
・目標を明確に示す
・常に会社が向かう方向を伝え続ける
・目標達成の評価基準を明確にする

一つの塊になって上昇していくには上記のことに経営陣は注力していくべきだと私は気がつきました。

何を目標にやるべきなのか?自分の仕事は誰の役にたっているのか?自分の仕事で誰を幸せにできるのか?を明確に決めること自体が最も重要なのです。

上記の内容が明確になっていないのに、組織が成長できることはないと思います。

まとめ

ベンチャー企業の幹部に配置するべき人は、決して仕事だけができるという条件ではいけないと思う。

会社の想いや、方向性をしっかり理解した上で発言して行動できなければいずれ会社と合わなくなってしまいます。私ももっと早くこの事実に気がつくことができたら良かったと思いますが、自分が経験してじゃないとわからなかったのだろうと思います。

私たちのような急拡大のベンチャーの経営者さんの人員配置で少しでも参考になれば幸いです。

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筆者

徳山 佳瑛

25歳まではブラブラした人生を送っていたが、地元の福井に戻るキッカケがあり帰郷。 数年間の広告代理店勤務を経て起業したのがBigmac inc.。 会社やクライアントさんの前では社長らしい感じだが、家では愛犬にべったりの完全なる愛犬家。 得意なことはおいしいお店とおいしい料理を覚える記憶力で、基本的に的を外すことがないのが自慢。 起業してから10kg以上も太ったので、最近やっとジムに通いだしたらしい。

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