努力の正しい在り方

努力の正しい在り方

こんにちは、営業部/取締役の高橋です。

今回のテーマは、最近私がよく考えている「努力」の在り方について書いていこうと思っています。いきなりですが、自分自身「とっても頑張っているのに」報われないと思っている人はいませんか??こんなに努力しているのになぜ結果がついてこないのかと悩む人もいると思います。

私自身、努力は必ず報われるものとは思いません。努力は量だけでなく、その質と方向性が大事だと思っているからです。今回は、私の考え方について書いていきます。

 

努力の正しい在り方

考える

学生の頃、あるテレビを見ていた時に、東進ハイスクールの林修先生が言っていた言葉が深く心に刺さった記憶があります。努力は裏切ることもあるという前置きをしたあとに言った、

「正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない。」

という言葉です。

その時、勉強にしてもスポーツにしても、ビジネスにしても、ただ時間をかけることが正解ではないんだと、ハッとさせられた記憶があります。

では、ことビジネスにおいて、この言葉を照らし合わせた際、努力が実らない人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか?

 

目標から逆算できていない

ビジネスにおいて結果が出ない人で一番多いのはこれだと思っています。

自分が成し遂げたい目標を設定し、「それに対して必要な能力は何なのか?」を理解しなければ、ただ闇雲に行動し続けることになってしまいます。

例えば、営業マンとして売り上げを上げたいと思ったときに必要な力は何なのか?と考えた場合、それを列挙していきます。「商材に対する専門知識」「コミュニケーション能力」「人脈」など、色々と出てくるでしょう。

さらに、その中でも「商材に対する専門知識」を選んで、勉強することを決めた場合、その商品の何を学習すべきかを考えます。

我々のようなデジタルマーケティング企業であれば、広告運用の知識なのか、SEOの知識なのか、アクセス解析の知識なのか。

それらのなかで、一番顧客のニーズが多く、受注単価が高そうな分野の知識を誰よりも学べば、最速で営業マンとしての結果が出るはずです。

 

努力が実らない人は、この方向性を間違う傾向にあります。

ただ、何か行動を起こさなきゃ!という意識にかられ、目の前にある本に手を取ったりしてしまう。そして、誰よりも読書しているのに、なぜ結果に結びつかないんだ。。と嘆いてしまうのです。

 

つまり、努力をする前に目標達成までのロードマップを引く必要があるのです。

 

十分な量がなされているか?

ビジネスにおいて、目指すゴールは人それぞれ違うため、必要な努力量を決めるのは難しいです。

そのため、自分は頑張っている!という気持ちになりやすいかなと思っています。

前述の話と重複しますが、とりあえず無計画に走り出し、時間を使うだけの努力をしてしまった場合、消化時間が長いので頑張った気分にはなります。

ただ、それ自体がどれくらい自分の力として身についているかを振り返る習慣は持つべきだと考えています。

 

まとめ

私自身、努力は必ず報われないと言いつつも、努力する人は報われるべきだという想いもあります。だからこそ、結果が出る頑張り方をするべきだと考えています。

私自身、会社を先導していく立場として、チームのみんなを適切な方向で、適切な努力をできるよう導いていけるリーダーになっていきたいと考えています。

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