
成長ステージを明確に意識すること
自分が今どんな段階でどんな状況なのかを知ることは重要なことです。仕事をしていれば必ず第三者と関わることになり、相手の特徴や特性を理解しようとするものです。しかし、実は相手のことより自分のことを知ることが最も難しいと私は思うようになりました。ちゃんと全体が見えているようで見えていなかったり、出来ていると思っていたことが出来ていなかったり、自分が自分を理解していない故に見逃していることは実はたくさんあります。
どうやったら自分のことがわかるようになるか?
・他者の意見を聞く
・本などで知識を身につける
・内観する
・セミナーに参加する
上記をやってみるのもいいでしょう。
まずは、自分に向き合うことです。自分のことは自分が一番知っていると思うかもしれませんが違うのです。社会の中で色んな物事に関わる上で自分を見失い他者に合わせているのを自分と勘違いしている場合も多々あります。
やれること、やりたいことは違う
いい人でありたい、いい会社にしたいと考えて従業員にとって自分は「いい事だ」と思っていてもそれは自己満足の場合が多いのです。やれることばかりに目を向けていると、本当に自分が目的としている「やりたいこと」がブレるようになっていく。
全ての意見を吸い上げて対応していては、組織は強くなれないのです。特にトップである経営者は「進む道」を明確に示すことのほうがよっぽど大切です。経営者が全ての管理やフォローまでしていたらその会社や組織は確実に弱くなります。それは、やれることに徹してしまうから。
人は失敗からしか学べない
私は、本や先輩経営者に恵まれているから、わざわざ失敗をしなくても近道できると思っていました。しかし、それは完全に違いました。本や助言は物事が起こったときにどんな対処をすればいいかを教えてくれているだけで、実際に避けられない物事は必ず起こるということがわかりました。
しかし、辛いことがあった時にこそ、黙って愚痴を言わずただやるべきことをやるしかないのです。泣いてなんていられません。辛い物事から逃げずに立ち向かう時にこと、人の命の根っこは更に成長して伸びるんだと思います。いいことばかりだったら、その人はダメになります。辛い経験があってそれを乗り越えてこと次のステージが用意されるのですね。
ちょうど連休を頂いていたので頭の整理ができました。また前を向かせてくれた友人、家族に感謝します。
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