気がつくということ

気がつくということ

いよいよ夏本番の7月が始まりましたね。今年は全国的に6月もかなり気温が高くて、僕にとっては体力的に辛い月になりました。いろんな夏のイベントも中止になって落ち込んだりもしていましたが、高校野球の開催や形を変えた音楽配信イベントなど今までになかった楽しみも増えてきました。

人って不思議ですね。状況に応じて変化できるもので、コロナ後もリモートワークは完全に普及すると思うし、地方にて転職活動をする方々も増えています。流れが変わるってすごい。

さて、今月は「気づく」ことの大切さについて書きたいと思います。

気づくというのは能力だ

気づくというのは能力だ

弊社もスタッフの数が毎月のように増えていて、現在60名のスタッフになりました。スタッフそれぞれに別々の個性があるから全てが平等というわけにはいかないですが、現在も社内で様々な仕組みやルールを整えています。

5月に弊社では全体の半期査定がありました。私個人の感情などいれずに結果のみを査定しているので、昇級するスタッフもいれば評価が下がるスタッフも存在します。ただそこで気がついてほしいことがあります。皆さんも人事評価の際に冷静に考えてほしいんです。

 

・なぜ評価があがったのか?
・なぜ評価が下がったのか?
・会社にどんな価値を提供できたのか?
・会社に自分は何を求められているのか?
・会社に自分は何を求められていないのか?

 

全て大切にしてほしいのは、なぜ?です。

どんな人事評価にも必ず理由は存在します。感情的な評価は抜きとして、正しい人事評価を行っている会社にはきちんと目標値が定められています。

簡単にいうとその数字が個人が会社に求められていることになります。そこをクリアできていれば上がるし、できていなければ下がるという単純な話なのですが、どちらの評価に対しても私は価値があると思っています。

それは、その人に「気づき」を与えるいいキッカケになるからです。あがった時も下がった時も、同じように気づきというものはなくてはいけません。その気づきがないとどんどん負のスパイラルに突入するものです。

教えてもらえることばかりではない

教えてもらえることばかりではない

学校と会社の大きな違いを私は「教える」という行為でわけています。学校であれば教えることが義務であり対象者は学ぶことが求められます。

しかし、会社では教えることもありますが、自分で何を必要とされているのかを気づき行動することが必要になります。ここをいつまでも教えてもらえると思っていたらその人の出世は皆無です。

会社に認められていくには当事者意識を持て、とよく経営者の人が言っていますがもっとわかりやすく説明するとこんな感じです。

 

・自分が費用を払う立場なら本当に発注するか?
・自分のお金なら本当にその使い方をするか?
・自分のお金ならどう使う?

 

簡単にいうと如何に自分ごとの視点をもって仕事の判断をできるかです。私も広告代理店で勤めている時にこの視点は薄かったと認識しています。この視点を持てるようになった時点から人は大きく成長し、大きく信頼されるのは紛れもない事実なのです。

このように会社で勤めていると「気づき」を与えてくれる場面は多く存在します。社内スタッフ、仲間、クライアントさんなど多くの気づくチャンスを与えてくれていることで人は成長していくんだと思います。

気づきが薄いダメな人はこんな人

気づきが薄いダメな人はこんな人

説明したように少しのことに気がつき改善し行動できる人は確実に成長していきますが、このような人は絶対と言ってもいいほど成長できません。

 

・全ては自分の自己評価で判断する人
・同じ指摘を何度も繰り返す人
・コミュニケーションに気をつけない人
・プライベートと仕事をやたら分けたがる人
・マイルールが非常に多い人

 

こういう人は組織で仲間と協力して働くことを私はやめたほうがいいと思います。上記のような思考では他者から何にも学ぶことはできないし、会社から信頼されることもありません。

ちなみに私はこのような人だと判断したら確実に採用しないようにしています。もしくは昇格させないようにしています。その理由はこのような人が組織に増えれば増えるほど、組織は確実に貧弱化し崩壊するからです。

もしご自分がこのような思考を持っているなら、一人で仕事するということを選んだほうがいいでしょう。

日常の中にもたくさんの気づきはある

日常の中にもたくさんの気づきはある

日常生活の中でも気がつくということは本当にたくさんあります。その少しの変化にきづくことができる人は、本当に優秀で人から愛されます。

人は大きな目標や大きな成果ばかりに目がいってしまいますが、大切なのは小さな積み重ねです。気づいて改善する、行動するという小さなことでもずっと辛抱強く繰り返していれば必ず転機は訪れます。

メディアなどで大きな成功を取り上げられている人にも必ず影で努力している時間はあるのです。才能だ!とか運が良かっただけだっていうような簡単な言葉で決めつけるのではなく、その背景や苦労に着目して人を見るようになると幸せですね。

まとめ

6月に開設した金沢オフィス、新サービス「Lefty」のどちらも順調に進んでいます。いつも私たちを信頼し、一緒に事業を進めてくれているクライアントさんに感謝しかありません。

今月も今の状況に驕らずに、一歩一歩地に足をつけて進んでいきます。7月は新たなサービスの販売をスタートします。9月まで大変な準備が続きますが、この事業を成功させれば必ず新しい景色は見えます。そのために僕がするべきこと、できることを手を抜かずに行っていきます。

では、また来月元気にお会いしましょう。

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