御社のウェブ活動は第何世代?

御社のウェブ活動は第何世代?

お笑い芸人のカテゴライズに、第3世代であるとか第7世代とかがあります。ちなみに、第2世代はいわゆる漫才ブームと言われ、ツービート、B&Bなどがアイドルのようにもてはやされた時代のお笑い芸人。第3世代はとんねるず、ダウンタウン、ウンナンなど今でもTV業界で人気を誇っている芸人の世代。

 

その後の「めちゃいけ」、「ボキャブラ天国」などで人気の出た芸人が第4世代。ずっと年月が過ぎ、霜降り明星、EXITなど、平成生まれで、デジタルネイティブ、地上波テレビだけではなく、衛星、YouTubeなどデバイスが増えた時代に活躍しているまさに、今旬の第7世代とお笑いはエンタテインメントの核として進化していると言われています(世代の区切りは諸説あります)。

 

では、わたくしたちを取り巻くWEBの世界は今、第何世代なのでしょうか。あなたの会社のウェブの理解度はどれくらいで、第何世代のリテラシ―なのか。その指標となる資料が、私が前職で勤めていた会社の代表、Y田社長の作った「ウェブ活動マトリックス」です。

ウェブ活動第1世代-HP作成

ウェブ活動第1世代-HP作成
某会社のY田社長の長年培ってきた膨大な知識量と情勢の洞察力によって作られた「ウェブ活動マトリックス」。その資料を参考にウェブの世界の流れをおさらいしたいと思います。アメリカでインターネットという言葉、概念が生まれた黎明期から数年たって、日本にも「これからは、インターネットの時代だ」、「wwwだ」と叫ばれる時代が来ます。

 

NTTがISDNによるデジタル回線のサービスを開始し、apple社やマイクロソフト社は、自社のOSにメールやブラウザをプレインストールさせて発表。企業は、会社案内の代替品という感覚で、ホームページ(以下HP)制作し、自社のPRに努めだします。マトリックスは、そのころを第1世代と定義しています。私もホームページビルダーとなるソフトを購入して、当時所属していた青年会議所初のHPを作った記憶があります。

 

HPのアウトソース先は、会社案内のパンフレットを受注していた「デザイン事務所」や「印刷会社」ということになります。現在のウェブ会社の社長には、元印刷会社の営業マンという肩書も意外に多いです。しかしながら、そこにはマーケティングという考えは皆無です。とにかく回線速度が遅く、画像1枚取り込むにも30分以上もかかった記憶があります。

YahooやGoogleが市民権を得だした第2世代―HPの運用

YahooやGoogleが市民権を得だした第2世代―HPの運用
しばらくして、世にはびこる有象無象のHPを集約すべく、MSN、Exite、yahooといったポータルサイトが登場。そこに、GoogleのHP検索エンジンによるHPの順列付けの概念が生まれます。マーケティングの考えが組み込まれていないHPに評価の良しあしなどはなく、Googleの検索エンジンに引っかかることにエネルギーが費やされることになります。

 

ポータルサイトで目立つためのディスプレイ広告、バナー広告がネット広告会社から売られ、検索エンジンにひっかかるようにとSEO対策という言葉が出てきて、キーワードの売り買いがここから始まります(いまだにネットのコンサル会社で「SEO対策はばっちり?」とか、書き込まれている会社のサイトがありますが、大丈夫かなって思ってしまいます)。

個人発信としてブログという言葉もでてきます。Googleやyahooの画面の上位にHPが来ることでサイトの集客を担保するために「HPの運用」の必要性が叫ばれ、なぜかITやマーケティングにそれほど明るくない「コンサルティング会社」や「IT専門デザイン会社」が仕事を受注する流れになります。

訳の分からなくなってくるウェブ第3世代-ネット集客という課題

訳の分からなくなってくるウェブ第3世代-ネット集客という課題
通信回線もケーブル回線、光ケーブルが普及し、Wi-Fi環境も整備され、情報が一気にどっとはきだせるようになるとYouTubeのような動画サイトが日常的にみられるようになります。iPhoneの普及で、スマホでサイトを見るようになり、スマホのアプリが出ては消え、出ては消え、GAFAがウェブの世界を支配する中、ウェブ活動は、「ネットで集客したい」、「ECサイトで販売したい」というニーズも高まってきます。

 

Yahoo、Googleのサイトに加え、個人の嗜好や想いが大いに反映するFacebook、Twitter、インスタなどSNSに代表される「アーンドメディア」、会社案内程度に留まっていたHPは、「オウンドメディア」として進化します。テレビやラジオ、新聞、雑誌は「オールドメディア」と言われるようになります。

 

ウェブのアウトソース先は、ITのコンサルに特化した「ITコンサルティング会社」、「IT専門広告代理店」などマーケティング会社が台頭します。アナリティクスという言葉が飛び交うようになります。

 

ネットで課題を解決したい第4世代-ウェブマーケティングによるソリューションビズネス

ネットで課題を解決したい第4世代-ウェブマーケティングによるソリューションビズネス
弊社の問い合わせで最近特に多くなってきたのが、ウェブサイトの見直し、サイトの運用、そしてECサイトの構築です。もはや本は、書店で購入するものではなくAmazonで購入するのが当たり前。通販カタログはすべてネットに切り替わり、出会いの場までもがネット上が当たり前みたいな時代になってきました。メディアの中心は地上波テレビではなく、hulu、Netflix、primevideoにYouTube、TVer、abemaTVなどのオンデマンドの「ネットメディア会社」にとって変わります。

 

お笑い第7世代はYouTuberとともに、活躍の場をネットにシフト。それらのアプリはすでにテレビにプリインストールされ、メディアの王様と言われたTVCMの存在価値も見直す時期に来たと言われます。そんなさなかの新型コロナウィルス騒ぎ。この騒ぎの影響で一連の流れが加速度的につきました。

 

ウェブの世界も、ECサイトの再構築、見直し、新規立ち上げに拍車がかかってきました。チラシに代わるランディングページによる集客、ウェブによるセミナーや住宅内覧会が行われ、オンライン会議&飲み会が催される一方、外食業界、旅行観光業界など元々リアルに人を集客しなければ売上にならない業界は苦境に立たされています。ECサイトは作ったものの、その情報がマーケットに広がらない、届かないという課題に対し「ウェブマーケティング会社」が存在を示してきます。

そして、アフターコロナの第5世代はどうなるのか?

そして、アフターコロナの第5世代はどうなるのか?
5G、まさに第5世代のキーワードとなるのがこの5G。「超高速化」、「超多数同時接続」、「超低遅延」をうたった5Gの世界は未知の領域。より鮮明に、実態よりはっきり映る映像情報は、遠隔地の疾病患者を診察するなど医療に貢献し、VRで見る世界遺産などはその地に行かなくてもバーチャルに体感できるようになります。

 

ネット会議をするのでリモート出勤は当たり前、満員電車や渋滞に時間を割いて出勤する必要もなくなる。オフィス需要の減少で、不動産ビジネスにも過渡期が訪れると言われています。デジタルマーケティングの世界では、手軽に、気軽に撮影、編集できる動画による情報発信も増えてきます。情報発信は限られた組織や企業だけのものではなく、一個人でも内容次第ではひとつのメディアとなります。

 

吉本やワタナベエンタテインメントにいなくても実力があれば、M1での優勝も可能かもしれません。M1で優勝しなくても、売れる芸人が出てくるかもしれません。YouTuberになったほうがテレビタレントより収入が多いと言われる世の中です。同様に、5Gが広がれば今までのサービスにあり方やマーケティングの手法も大きく変わってくるでしょう。

お笑いの世界の今後とウェブ活動の今後

お笑いの世界の今後とウェブ活動の今後
ドリフでコントの楽しさを知り、たけし、さんまのギャグを学校や職場で使って笑いをとって、めちゃイケの片岡飛鳥に嫉妬して、ひな壇芸人の移り変わりを楽しんで、芸人YouTuberの人気ランキングで、「おや、こいつら地上波じゃちっとも面白くないのに」と思いながら夜な夜なYouTubeを見ながら眠りにつく。

 

やはり、お笑いが好き。それは人の心を和ませるからなのだと思います。つらい時でも、いやな思いをした時でも、ばかばかしいお笑い芸人のくだらないお笑いを見ているときは沈んだ気持ちを忘れさせてくれます。ウェブの世界も、人のため、社会のために利用されてこそ進化、発展するのだと思います。

 

「Tiktok問題」はアメリカと中国間の争いの火種になるのではというキナ臭いニュースも流れています。しかし、そもそも、米ソ冷戦時に戦争の道具としてアメリカが開発したと言われるインターネットなんだからそんなのは、織り込み済みと思わなければいけないわけで、自国の作った道具で「情報が盗まれる」って声を荒げるのもの大人げないですよ、トランプさん。とにかく、お笑いもウェブも平和のための道具として利用したいものですなあ。ちゃんちゃん。

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