上司が持つ責任とは

上司が持つ責任とは

新入学、新社会人の節目の4月から約2カ月が経とうとしています。

後輩が出来たり、役職が上がり管理職になったりと、新しい立ち位置で色々な課題が出てきている頃合いではないでしょうか。私自身もあるかどうかも分からない答えを、日々探しています。今回は上司の責任について考えてみました。

参考は落合氏

参考は落合氏
最近、元中日の落合監督を題材にした「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」という本が売れているようです。

まだ読んでいないので、是非読んでみたいと思いますが、野球選手としてはもちろん、最近は特に監督(管理職)として落合氏がすごく評価されていて、私のイメージは、与えられた責任を果たすために全力を尽くすというものです。

監督の責任は、優勝すること、優勝するために試合に勝つこと。その責任を果たすために邪魔なことは、どんなに外部から批判があろうが受け付けない。

好かれようともせずに我が道を行く「俺流」で確実に結果を出していました。結果を出すから認められました。報道や書籍などでしか知らないので、真相はわかりません。ただ、結果を出すために必要な行動を徹底したことが、嫌われるイメージになったんだと解釈しています。

誰しも、嫌われるために生まれてくるわけではありません。好かれたい自己満足や自己保身の心に打ち勝てるか。数多いる中間管理職の方々が、責任を果たすためにクリアすべき課題なんだと思います。

 

能力を引き出すために

能力を引き出すために
管理職の最大責任「目標達成」を果たすためにやるべきことは何なのか。

スタッフそれぞれに達成意識を持たせたり、危機感を与えたり、行動へのアドバイス、漏れの確認などやることは数えきれない程ありますよね。その上で私は、スタッフ一人一人の、現状での最大出力を発揮させられているかの視点が管理者の根本にあるべきだと思っています。

経験や基礎能力は人によって異なります。1年目の人と3年目の人に同じことを求めてはいけません。頑張れば到達できる目標、行動量をそれぞれの目標として設定出来ているか。個々人の目標の組み合わせが部署の合計目標となることを、管理者である私自身も今一度冷静に考えなければと思っています。

自身の反省でもありますが、指摘やチェックする事だけに注力すると、なぜ出来ていないのか、なぜ抜けるのかという観点を忘れがちになります。言う方もただただ疲れだけが残ります。

そうならないように、管理者がスタッフをしっかり見る事、見る時間をとること。その上で人間性を把握する事で、先の「なぜ出来ないのか」の理由が掴めてくるでしょう。理由がわかれば、指摘や指示が的確なものになります。いずれ、こちらが思う行動、結果を超えていける人達になる。そう思うと楽しみも出てくるというものです。

 

部下への対応について

部下への対応について
指示を出す管理者の立ち位置で意識していることを挙げてみます。

全員同じ接し方ではいけない

公平を期すという名目で、全てのスタッフに同じような強度での指摘、説明では伝わるものも伝わりません。先ほど記しましたが、管理者の役目は部署目標の達成です。そのためには、人間性の異なるスタッフぞれぞれが、持てる力をフルに発揮する状況に仕向ける事が必要です。

皆の前で叱責されても大丈夫な人とそうではない人。共有が出来ない人。数字の計算が苦手な人。完璧な人間などいないことをまず管理者自身がしっかり理解して、人によって接し方を変える工夫をしてみてはどうでしょうか。

信賞必罰を貫く

掲げた目標をクリアしたかどうかが、最大の判断基準です。それが100%とは言いませんが、いくら努力していようが、人間性が良かろうが最も大事な評価点であることからはぶれてはいけません。

達成したら評価される、逆ならマイナス評価。自分が貢献すべきポイントを部下に正しく伝える事。出来ている事は出来ている事として認めて評価する。時には食事などを共にし、労う事も必要でしょう。

反対に、達成できない場合にどうなるのかも先に伝えておかなくてはいけません。必要とされない限り、組織に存在できない事を認識させるのも上司の役目です。

前言撤回を気にしない

人間は、発言したことは守ろう、貫こうという意識を持っているようです。ですが、以前言っていたこと、出していた指示がずっと同じままでは通用しません。市場の変化、組織の変化、管理者、スタッフ自身。昨日と同じではなく、変わっていきますし変わっていかねば生きていけません。状況に応じて柔軟に指示を変えてください。

その際には、相手が理解できるように変更理由も説明するようにしてください。

 

まとめ

まとめ
私ごととして、長年一緒に暮らしている妻や子供ですら、彼らが何を考えているのかわかりません。それほど、他者の考えを理解するって難しい事なんだと認識しています。

指示を出す側、指示を受ける側という役割分担は、職制上のものです。あくまでも人間同士のコミュニケーションの中で、お互いに協力し尊重する意識だけは忘れないようにしてきたいものです。

LINEで送る
Pocket

  • この記事を書いた人
  • 最新記事