答えのある仕事と答えのない仕事

答えのある仕事と答えのない仕事

こんにちは。いよいよ夏本番の8月に突入しましたね。夏本番といっても今年は梅雨くらいからずっと天気がおかしくて不思議な夏になりそうですね。

めちゃくちゃ短い梅雨が明けたら一瞬猛暑になってそこから大雨の連続みたいな状況で、もはや天気予報の予測があてになっていない状態です。コロナウイルスといい異常気象といい本当に地球環境はおかしくなっていますね。

僕たちの子供が大人になった時に少しでも良い世界で入れるように大人はできることから少しでも努力していきたいものですね。自分一人の努力では何も大きな変化は起きないけれど、それが多くの人になれば地球だって変わると思うんですよね。

さて今回は「答え」について僕なりの見解を書くたいと思います。

答えがあることとないこと

答えがあることとないこと私たちは小さい頃から教育を受けていてこれ自体はすごく幸せなことだと思います。しかし教育の中には色んなものがありますよね。国語、算数、英語、社会、歴史、地理、道徳、体育、図工など様々な教科を特に小学生になってから教育してもらう人がほとんどだと思います。

当時の私も何の疑問も持たずにこの教育を受けていましたが、今となると「あの勉強って必要だったかな?」「あの知識って何に使うんかな?」って思うことはかなりあります。これは自分が選択した職業に関係あるか?ないかの話にしかならないのでどうでもいいのですが、重要なのは教育の中で如何に「答えのないこと」に対して楽しみをもって取り組むことができたのか?だと私は考えます。

当然ですが学校ではテストがあって正解と不正解があります。正解の数が多いと100点だし、ないと0点だしっていうのが人間の全ての評価だとして刷り込まれていきます。受験だってそうです。正解をより多く答えられる人が良いとされる高校や大学に進学できて人と違う回答をする人(不正解)はその道には進めません。

ただ、社会人になるとその「正解」ってだけでやってきた人って本当に苦労すると私は思います。何故なら世の中は「正解」だけ「不正解」だけで判断できる事ばかりではないからです。また誰でも時間をかければ正解をだせるものだったり、パターン化されて必ず正解があるものは、この先きっと全て「AI」が担っていく世界になるのは間違いないと思います。

そんな時代にろくに考えもせず「すいません、正解教えてください」とか「早いのではじめから正解のやり方教えてください」とか、要は「正解」だけを実現できればいいと考えているのは危ないと思いませんか。私は非常に危険だと思っています。

答えのある仕事はいずれ淘汰される

答えのある仕事はいずれ淘汰される私がここから数年、数十年で人の仕事としてなくなると考えているものは計算すればいいだけの仕事、ルーティン化されている仕事だと考えています。私たちのIT領域で言うと最も危ないと思っているのはコーディング職です。

デザインというのは人によって良い悪いもあるし、売れるor売れないもある。だから決して答えがある仕事だとは思わないけれど、コーディングは一定のルールがあってAIでも代用は可能だしノーコードを提供するサービスも出てきている。だからコーダーというだけの能力でフリーランスとして独立してしまった人は、全員とは言わないけど苦労していくのは間違いないと思っています。

実際に弊社に月間300通くらいインサイドセールスの営業メールが届くのですがそのうちの240通くらいは「コーデインングの仕事ありませんか?」というメールになっています。これが事実です。

まだまだ世間にホームページが普及していなかった時代には重宝されていた職種でしょうが、今となれば違うのです。このようなインサイドセールスが月に大量に届くと経営サイドは何を考えるでしょう?

答えは簡単です。

それなら少しでも早く少しでも正確に、少しでも安いコーダーに依頼して行こうってなってしまいますよね。これが全ての価格崩壊を生んでいくのです。だから答えがある仕事にはこのような落とし穴があるとわかって欲しいです。

答えのない仕事って

答えのない仕事って

逆に答えのない仕事っていうのは人によっての感覚値や経験値によって大きく左右されるので常に普遍的です。だからコストパフォーマンスで言うと答えのある仕事より遥かに悪くなると思います。

しかし重要なのは誰にでも同じこと、同じ表現ができないと言うことです。これはこの先本当の価値として改めて認められ高い単価を得ていけるものだと思います。

答えがない仕事というのは答えがわからないので失敗リスクも高いですし、挑戦するにあたってわからないこともたくさんあります。ただ私は経験していて感じますが、確実にこちらの仕事のほうが楽しいしワクワクします。

最終の答えは一緒だったとしてもそこにたどり着くまでのプロセスは何十通り何百通りって存在するので、その分の思考や経験値が必要になります。これは答えがなく辛いですが何者にも変えれないものになります。

この答えのない仕事をできる人というのは、これから社会でとても需要が高く重宝されていくんだと確信しています。

弊社のスタッフも出来るだけこの答えがない仕事を楽しんでもらえたらと私はいつも考えています。

まとめ

7月の後半になって、またコロナ感染の勢いが増してきました。弊社でも感染者&自宅待機者が増え業務に支障をきたすレベルになってきました。3年経つんでそろそろ国もきちんと対策して欲しいと心からおもいます。今月も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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