
Facebookには個人で使用するアカウントやページの他に、ビジネスで使用するものがあります。これらは広告運用で重要な役割を担っています。ぜひマーケティングで活用していきましょう。
目次
Facebookアカウントについて知ろう
Facebookをビジネスで活用するアカウントがビジネスアカウントです。ビジネスアカウントはFacebookページや公式アカウントと呼ばれています。Facebookページは、企業や団体向けに提供される情報発信ツールです。個人アカウントとは違い、企業名・団体名で作成できる他、Facebookアカウントを持たないユーザーも閲覧できることがポイントです。
Facebookのアカウントには、ビジネスアカウントとは別に個人アカウントと、広告アカウントというものもあります。2つとも重要なアカウントなのでしっかりと覚えておきましょう!
個人アカウント
個人アカウントは、Facebookを使用するために必ず必要なものであり、基本的に1人1アカウントしか所有する事ができません。登録するユーザー情報も、偽った個人情報を使用する事はNGで、あからさまな偽名などを使用しているとアカウントを停止させられる場合があります。
個人アカウントは普段日常的に使用するものではありますが、広告配信・Facebookページの運用をするには欠かせないアカウントです。
広告アカウント
広告アカウントは、Facebookから広告を出稿するためのアカウントとなります。1つの個人アカウントに対して1つ所持しており、広告マネージャーから広告を管理する事ができます。多くの広告アカウントが必要な場合、ビジネスマネージャを登録することにより、1つの個人アカウントで複数の広告アカウントも所持する事が可能です。ビジネスマネージャは個人アカウントから登録できます。
ビジネスマネージャについて詳しく解説している記事もあります。興味のある方はぜひご覧ください。
【関連記事 Facebook広告のアカウント管理はビジネスマネージャで行おう】
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Facebookページについて知ろう
Facebookページは個人アカウントとは違い、基本的にどんな名前でも登録する事が可能で、所有できるFacebookページの数も特に制限はありません。個人アカウントは、1つのアカウントに対して2人以上のユーザーが同時にログインをすると、アカウント停止の対象となってしまいます。しかし、Facebookページは所持している個人アカウントにページを管理する権限を与える事によって、複数のユーザーで管理・運用管理ができます。
更にFacebookページはSEO効果もあるため、投稿した内容は、検索エンジン(Google・Yahoo等)の検索対象となり、ページにアクセスしてくれたユーザーの数やいいね数を調べたり、年齢層・性別を確認したりする事も可能です。
Facebookでビジネスアカウントを開設する利点
ビジネスをする上で、Facebookページを持つ利点は様々です。Facebookでビジネスアカウントを開設する利点をいくつかご紹介します。
1.低コストで運用できる
Facebookページの作成・運用は無料なので、広告費が限られる企業でも導入のハードルが低いです。コンテンツについても、自社のサービスやブランドを素材として利用すればさらにコストを抑えることができます。
2.ユーザーとの距離が近い
ページを訪れたユーザーは投稿に「いいね!」をするだけなので、気軽に自社ブランドのファンになってもらいやすいです。「いいね!」を見ることでユーザーの反応をダイレクトに把握できます。
3.拡散性がある
ユーザーが自社の投稿に興味を持ち「いいね!」や「シェア」をしてくれることで、自社のサービスやブランドが拡散されていくメリットがあります。Facebookはリアルの友達同士で繋がっているユーザーが多いため、自社の投稿を拡散してくれたユーザーから、さらなる拡散も望めます。
Facebookページの作成方法
Facebookアカウント、Facebookページについて理解ができたら、早速Facebookページを作成しましょう!まずは個人アカウントを作成した上で、Facebookページを作成しましょう。
1.特設ページにアクセスする
特設ページにアクセスし、作成したいページの種類を選択してください。
[スタート]を選択すると、ページの名前とページのカテゴリを追加する画面が表示されるので、入力し[次へ]をクリックしてください。
2.プロフィール画像・カバー写真を追加する
後で追加することもできますが、先に画像を追加しておきましょう。ちなみにカバー写真の画像サイズは、パソコンとスマホでは推奨の画像サイズが違うので、スムーズにできるように覚えておくと便利です。画像を入れたら、Facebookページの完成です!
カバー画像の画像サイズ
パソコン: 横820px 縦 312px
スマホ:横640px 縦360px
画像はまず横820px、縦360pxサイズのものを作成しましょう。必ず表示させたい部分をパソコンなら横820px、縦312px、スマホなら横640px、縦360px内で収まるよう、意識して作成しましょう。
Facebookページ設定方法
続いてFacebookページの細かい設定についてご紹介していきます。
他の関係者ユーザーにFacebookページの管理者権限を渡す
複数の管理者ユーザーでFacebookページに投稿したり、一般ユーザーからのコメントに返信をしたい。そんな場合は、関係者のユーザーにFacebookページの管理者権限を付与しましょう。自分しかFacebookページを運用しない場合でも、管理者ユーザーは複数人設定しておくと、自分がFacebookにログインできなくなった場合など、緊急の時に対応して貰う事ができます。
Facebookページの権限付与の方法をご紹介します。
1.「設定」⇒「ページの管理権限」を選択。
2.管理者になるユーザーの指定と権限を選択します。
管理者としたいユーザーのメールアドレスを入力するか、Facebook上で自分と友達である場合は、名前を入力すると権限を付与したいユーザーを選択する事ができます。
基本データの設定を変更する
Facebookぺージの基本データ(ページ情報)が抜けていると、下記のデメリットが発生します。
- Facebookページでブランディングしている企業・商品の内容が分かり辛い。
- ユーザーが企業・店舗等へ問い合わせをしたくても、問い合わせ先が分かり辛い。
投稿を見たユーザーが何かしらのアクションを起こそうと思っても、その行動する先に道を用意しておかなければ、ユーザーの行動に繋がることはありません。Facebookページ運用にはページ情報が重要になってくるので、入力できるページ情報は全て入れ込んでおくと良いでしょう。
基本データを変更するには、設定の「ページ情報」で編集できます。
ユーザーが利用できる項目に制限を設定する
「設定」の「一般」を選択すると、下記項目の編集画面が表示されるので、ケースバイケースで編集することをおすすめします。
1.投稿の設定
ユーザーによるページの投稿や、写真や動画のアップロード認否を選択できます。
2.投稿の共有範囲
ユーザーからの投稿をページに表示させるか、またページの表示位置なども設定することが可能です。
4.メッセージ
ユーザーからFacebookページにメッセージを送信させるかどうかを設定する事が可能です。普段Facebookページを確認しない方などはOFFにしておくといいかもしれません。
5.タグ付けの権限
ページに投稿した写真や画像に対して、ユーザーがタグ付けをすることに対しての認否を設定します。
6.国別の制限事項
Facebookページをどの国のユーザーに公開するかを指定する事が出来ます。
7.年齢制限
Facebookページをどの年齢層に公開するかを指定する事ができます。
Facebookページのカテゴリ名を設定する
Facebookページ左側の「基本データ」をクリック。
1.「一般」の下、「カテゴリ」の横にある「編集」をクリック。
2. カテゴリまで入力し、表示されるドロップダウンリストからオプションを選択。
3.「保存」をクリック。
Facebookページのプライバシー設定
- Facebookページを公開して公開情報にしたり、ページを非公開にして管理する人にのみ表示したりできます。
- ページで他の人をブロックできます。
- Facebookページのファンを削除できます。
- 国と年齢の制限を設定し、Facebookページを見たり「いいね!」できる人を管理できます。
- 自分のページを見た人に投稿を許可するかどうかを管理します。
Facebookページを活用して自社をアピールしよう
Facebookのアカウントやページの関係性についてご理解頂けましたか?Facebookをビジネスで活用するためにも、知っておいて損はありません。広告運用は情報力が肝となるのでひとつひとつの用語の意味を理解し、効率よく情報を集めて、ビジネスに生かしていきましょう!
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