
転職の際に自己PRとして使える「調整力」。実際に仕事の上ではどのようなことに役立つのか、人を動かすための仕事の調整力とはどのようなスキルが必要なのかをご紹介します。
目次
調整力とは?
今回紹介する「調整力」とは電気や電力関係のものではなく、社内・社外問わずに、コミュニケーションを行う上のビジネススキルとして「調整力」があげられます。調整力とは、人の間に入って意見や主張などの整理・バランスを取り、すり合わせをして、グループをまとめる力を指します。
転職をする際にも調整力は人事側の判断基準として大きな視点となることが多いので、しっかり自己PRできるようにするといいでしょう。
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調整力の具体的なスキルとは?
ビジネスにおける調整力とはどんなスキルが必要とされるのかをご紹介します。
専門知識を持っているか
立場や分野の違う人たちをまとめるためには、専門知識をもって理解することが重要です。知識がないと説得力もないので、幅広い知識を得ていることが重要となります。
自分自身の意見・考えを持って行動しているか
誰かの意見に影響を受けやすく、自己の考えも二転三転していると、プロジェクトがスムーズに進んでいくことは難しいです。また、根拠や理論を立てずに思いつきの考えや指示を受けて行動する人のもとでプロジェクトを進めることも、効率が悪くなりがちです。
自己の意見や考えに頑固になるということではなく、相手に意見や要望を適切に伝えて、バランスを取りながら一つ一つの課題をクリアにしていくことが重要です。
相手のニーズを理解しているか
自身の意見や考えももちろん重要ではありますが、相手が何を求めているのかを確実に把握することはより重要となってきます。意見や主張を、言葉通りに受け取るだけではなく、その裏にある気持ちや真意を汲み取っていくことで、より相手が求めていることが理解できます。
積極的に人脈を作っているか
仕事をする上で、関わる人は限られてくることが多いと思います。関わらない部署の人にも人脈を持っていることで、普段では取得することができないような情報が入ってきたり、多方面から物事を考えることもできるようになります。多くの情報や考え方を取り入れることで、さらに調整力がアップするでしょう。
情報収集を積極的に行っているか
調整力の基盤となる情報を収集するために、活動を惜しまないことは重要なことです。情報を集めるためのネットワークや人脈、また新しい情報なども取り入れて、状況を見ながら整理・適切な判断をできることはプロジェクトを成功させるためにも重要な役割となります。
合意形成の促進ができているか
調整役を行うためには、関係者全員の相互理解によって全員が納得できる結果や方法になるかが最重要となります。全員が納得できる結果となるように、たくさんの意見を引き出して、議論を行い、落とし所を決めていくことが必要です。
いろいろな意見がある中で、何かを選択すること、選択したものを納得させることは、神経を使うことであり、何より難しいところかもしれません。
調整力を高めるために
いくつか挙げたことを実践していく他、各所研修も行われているようです。コミュニケーション系の研修や管理職としての研修でも、調整力は取り上げられることが多いので、各サービスのお知らせなどで研修のチェックをするといいかもしれません。
広告業界には重要な調整力
広告業界は調整力が必要な業種です。社内外、ジャンルを問わず様々な分野でのプロジェクトがあり、目標に向けて多方面で調整を行っていくことが重要な業務となってきます。もちろん金額などの単価面でも調整が必要となってきます。
調整力を自己PRにするには
まずは、調整力アピールが効果的かどうかを知りましょう。調整力を必要としている会社では、公募している求人の募集要項や情報に「チームワークを大切にする」「相手の立場になって物事を考えられる」などの条件が書かれている場合が多いです。
アピール方法
調整力を自己PRとしてアピールするには、実際の経験や体験を元に、成し遂げたことを伝えるのが1番の方法となります。具体的なエピソードをそえることで、どのように立ち回ってどのような調整力を発揮していたのか、調整力があることで目標を達成できたかというところが判断基準となります。
注意したい点
調整力とは、共感やチームワークは大切ですが、その場しのぎで誰の意見にも同調することとは全く異なります。目標に伴ってどのように調整したか、という点をしっかりと伝え、目標を理解して行動していることを伝えましょう。単に同調しているだけになると逆にマイナスと捉えられることが多いです。
仕事の調整力とはコミュニケーションの延長線上にある
いかがでしたか?もし上記と大きく外れるような内容に気づいた時、周囲の人との関係性も知らずの内に、悪化して行ってしまうかも知れません。少しずつ練習を重ねて、業務を滞りなく運べるような調整力を持ったビジネスマンを目指しましょう。
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