男女で違う購買心理

男女で違う購買心理

男女で買い物に行くと、相手がなぜか不機嫌になる・・・という経験はありませんか?今回は男女の購買心理や消費行動の違い、マーケティングにどう活かすかを説明したいと思います。

男女の脳の違い

女性の脳は

1.複数の事を同時進行できる
2.コミュニケーション能力に優れている
3.感情の情報量が多い
4.男性よりも喜怒哀楽がはっきりしている
5.感情的になりやすい

男性の脳は

1.論理的で空間認知能力や情報処理能力に優れている
2.決断力や直感力に優れている
3.ひとつのことにしか集中できない
4.地図や表を素早く理解できる
5.他人の感情を読み取るのが苦手
という特徴を持っています。

脳の違いは男性が狩りにでて死と隣合わせで獲物を狩る、女性は家で家事や育児をするという大昔に起きた変化でこの時代の名残が現代にも引き継がれていると言われています。

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女性の心理傾向

イメージ

女性特有の心理傾向ですが、買い物をする時、こんな事が楽しそう、こんな可愛いものが欲しい。などイメージを大事にします。女性にとって買い物とは、ワクワクするもので、具体的にコレ!といった物を目的に買い物をするわけではありません。可愛いものやキラキラした物を見るのが好きで、「何か買いたい!」という欲求ではなく「買い物をしたい!」という欲求になります。女性の買い物が長いのはこういう理由も起因しています。そして、イメージを大事にするので、物自体の機能より可愛いから、綺麗だからという理由で物を買うことが多いのです。

共感

感受性の強い女性は悩みがつきません。そんな時女性が求めるのは、悩みの解決ではなく「悩みの共感力」なのです。「あなたにはこんな悩みがあって辛いでしょう?」「でももう悩まないで。私達があなたを必ず救います!」こういったメッセージをいれると女性の心に響きやすいのです。

 

もう一つの例として女性が流行りに敏感な理由があります。実は流行りに敏感な理由も、周囲の人の共感を得たいからです。その物やブランド品の良さを共感してもらう、ということが女性にとっては大事なのです。「その服、ここに掲載されているんですよ」だとか「芸能人の〇〇さんもきています」などと声を掛けられると、その商品にもともと興味がなかったとしてもその情報に触れることで不思議と心が揺れる事があります。また、女性はTwiiterやインスタグラムなどで、欲しいものを検索して情報を仕入れるの人も多い傾向にありますがこちらも他の人が使っているという共感力を得たいためにする行動です。

女性が好むキャッチコピー

上記で上げた以外にも
【女性の興味を引くコピー8パターン】
①音感(きらきら ふわふわ、ワクワク等)
②実績(口コミで人気!予約の取れない、売上NO.1等)
③スペシャル(限定〇〇、今だけお得、〇〇祭(フェア)等)
④自分メッセージ(私らしく、ご褒美〇〇、自分を楽しむ等)
⑤安心(初心者のための、〇〇体験レッスン、安心の〇〇等)
⑥憧れ(愛され〇〇、セレブリッチ等)
⑦呼びかけ(~が気になる方へ、~にご注意ください等)

といったメッセージを入れると効果的です。

男性の心理傾向

スペック重視

男性は過去の経験やブランド名などを利用して、意思決定をする傾向が強いです。男性が買い物をする時はまず「こんな機能がついたコレが欲しい」ということを考えます。そして、いくつかの候補になる商品をピックアップし、その性能をじっくり調べ比較検討するしてから購入に至ることが多いのです。ひとつのものにこだわりやすいのも男性と言えます。バイクや家電などのスペックにこだわり、他のことには興味ないけどこだわりを持った物に対しては最新情報を入手してくるのが早かったり、良いものをすぐに手に入れたりしようとする傾向にあるようです。

また、男性は女性よりも未知の情報を得た歳の理解力が高いと言われ、女性がTwitterやインスタグラムから情報を仕入れてくるのとは違い、テレビCMをもとに店舗や商品、サービスの選択傾向が強いと言われています。

男性が好むキャッチコピー

男性脳はキャッチコピーには深いメッセージ性よりも、ブランド(商品)イメージなどがダイレクトに理解できるコピーを好みます。ポイントを強調した整理された構造的なデータを望みます。また、基本的にステータスや良いもの、特別なものに対する憧れが強いため、企業(商品)にも同じものを求める傾向にあります。そのため強者的なイメージで訴求されているコピーについ惹きつけられます。スペック重視で(〇〇搭載!最新の〇〇等)といったコピーや機能を数字で語ることも効果的だと考えられます。

たしかに上記の男女の脳の違いと男女の購買方法の違い、今までの経験上をみると、女性は色々なものを一日で買ったり、つい衝動買いをしてしまったりが多々ありますが、男性はひとつのものをじっくり吟味して買う、という傾向が強いように思います。

好む色の違い

他には、色味も男女によって好む傾向が違います。色味でいうと、ピンクや赤、オレンジや村策といった色が女性にとっては効果的だと言われています。男性は、紺色やダークグリーンなど深みのある色を好む傾向があるようです。

左脳消費と右脳消費

現在は成熟社会と言われ、世の中の消費はどんどん左脳消費から右脳消費へ移り変わっているようです。人の購買心理は主にこの2つで成り立っています。左脳消費、右脳消費についても理解しておくとさらに効果の高いマーケティングができるようになると思うので、少しだけお話しようと思います。左脳消費は、理論的、理屈的で「必要に迫られて」買うものの事を言います。電気や水道、ガス等の公共サービス等のないと生活が成り立たないものや会社間の消費のことです。反対に右脳消費は、感覚的で「かっこいい」「おもしろい」「あの人が使っていたから」など個人の物欲にかんする消費のことを言います。

例を言うと洋服やアクセサリーなどの生活を充実させるもののことです。現在、左脳消費より、右脳消費にうつりかわっている現状、マーケティングに携わっている方は、右脳消費をより理解することが大切だと言われています。

ビジネスに反映

上記のように男性と女性では求めているものが違います。これらのことから女性たちは、どんな行動にも周囲の「共感」が大きなモチベーションとなっているのが分かります。男性たちは程度の差はあっても、すべて「目的」というものを目指して行動をしている、と言えます。このようにターゲットを女性、男性で分ける場合には女性と男性の心理をよく理解し、キャッチコピーを作成したり好む色等をWEBサイトや広告にいれたりするととより効果が現れると考えられます。

まとめ

いかがでしたか?男女の脳の違いや消費者心理を理解することは、プライベートでも、仕事上でも役立つことです。しかし、男性が女性脳に近い考えを持っていたり、女性が男性的な考えを持っていたり、1人1人が違うことを認識しておくことも大切です。私はどっちの脳だろう?と考えた方は、手を広げて、人差し指と薬指のどちらが長いか比べてみてください。一般的に人差し指が長い人は男性脳、薬指が長い人は女性脳と言われているようです。

今回は男女の違いについてお話させて頂きましたが、これらの違いは、年齢層でも違いが見られます。年齢での違いも分析してみると面白そうなのでまたいつかお話させて頂きたいと思います。

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