中国ネット販売を始めたい人へ!メリットや注意点などをご紹介

中国ネット販売を始めたい人へ!メリットや注意点などをご紹介

コロナ禍によって海外観光が難しい現在、日本の伝統工芸品や高品質のメイドインジャパン製品のニーズがますます拡大しています。そんな中で一際急成長を遂げている中国のネット販売について、解説します。

この記事を読んでいただき、海外EC出店を検討していただけたらと思います。

なぜ中国ではネット販売が人気なのか?

なぜ中国ではネット販売が人気なのか?

昨年は187兆円の売上高を記録した中国ネット販売業界ですが、なぜ中国ではネット販売が人気なのか。その理由をまず説明していこうと思います。

 

コロナウイルスによる影響

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大感染によって人々の往来が制限され「巣篭もり需要」が急増したことによる影響が大きいです。

中国国内の外出も規制され、コロナ禍前ではあまり利用されることがなかった「生鮮食品」の分野が爆発的に成長を見せたことや、海外への往来が制限され、旅行に行けない影響で、中国では海外のアイテムに対する需要が高まりました。そして、感染拡大が収まっていくにつれて、次は自粛の鬱憤を晴らす様に高級な商品を購入する「リベンジ消費」という現象も見られ、中国ネット販売業界は一気に成長しました。

 

人口数とインターネット普及率

2021年中国本土の人口は、約14億1260万人と言われています。

そんな中、中国のインターネットを利用しているユーザー数は2021年6月時点で約10億人と言われており、インターネット普及率は約72%になっています。 その中でも、スマホを使ってインターネットを利用しているユーザーは、インターネットユーザー全体の99.6%を占めています。

また、中国では偽札問題が大きな社会問題となっており、安全性を求めてキャッシュレス(電子決済)が大きく発展しており、キャッシュレスで会計が出来る「EC事業」が人気なのです。

 

中国国内で人気のネット販売サイト

中国国内で人気のネット販売サイト

中国ネット販売業界において、1番のシェアを獲得しているのはアリババグループです。実に中国ネット販売の市場シェアの56%を占めています。

続いて京東、3位は拼多多となっており、この3社が激しいシェア争いを繰り広げています。2019年には、Amazonですら中国ネット販売業界から撤退を表明し、中国において、この3社がいかに強大な存在であるかを示しています。

 

そんなネット販売が盛んな中国の中でも、特に人気の高いECサイトのプラットフォームを2つ紹介します。

 

天猫国際(Tmall Global

「天描国際」とは、先程のアリババグループが2013年に開設した越境ECモールで、中国最大のインターネットモールと言われています。

現地法人を作らずとも出店可能なこともあり、日本の有名企業も数多く出店しています。出店するためには、中国本土での営業許可証の取得が必要だったり、販売ライセンス証明が必要だったりと厳格な審査をパスしなければなりません。また、商品を購入した後の保証も手厚いことから、信頼性の高さが人気の理由と言われています。

中国では、現在でも劣悪な品物や偽物が多く出回っており、天猫国際ではその信頼性の高さから、日本製の美容や健康、ベビー用品などが圧倒的人気を得ています。さらに、セールなどにも力を入れており、2009年からは「独身の日(ダブルイレブン)」という中国最大と言われるセールイベントを11月11日に開催しています。

 

「独身の日」は1日で数兆円が動くと発表されており、さらに年々売上を伸ばしていることから、天猫国際に出店している企業もそのイベントに高い期待を寄せています。

 

京東国際(JD Worldwide

2018年に開設された「京東国際(JD worldwide)」は、中国版Amazonとも言われており、越境ECのなかでも高単価商品に向いているインターネットモールと言えます。京東国際が参入からわずか4年ほどでここまで成長した理由として、物流ネットワークの強さがあります。

 

自社で巨大な倉庫を各地に備えており、非常に迅速な配達を実現しています。2010年には「211限時達」というサービスを開始し、午前11時までに注文された商品はその日のうちに配送することが出来るサービスです。

 

京東国際内の独自の売上ランキングでは日本が1位となっており、その理由として日本企業の商品を専門に扱っている「日本館」の存在が大きいです。「日本館」では、日本の有名企業の化粧品やサプリメント、有名ブランドの家電や装飾品が出品されており、京東国際に優先して出店する企業も多いです。

 

中国ネット販売のメリット・デメリット

中国ネット販売のメリット・デメリット

中国越境ECは市場規模が大きく、右肩上がりの市場です。それに伴い、メリットやデメリットが存在します。

 

メリット

越境ECにおける最大のメリットは、新規顧客を獲得出来る可能性が高いことです。老若男女問わず、広く普及しているスマートファンでの買い物が主流となっている現在、自社商品をしっかりPRすれば、幅広い年代の顧客を獲得出来ることが最大のメリットと言えます。

またインターネットを使ったビジネス展開は、実店舗を構える必要もないので、コストやリスクを低くすることができます。

 

デメリット

越境ECにおける最大のデメリットは「言語」です。自社の製品説明をターゲットに向けてしっかり翻訳出来る力が必要になります。販売後のサポート対応に関しても同じことが言えます。しかし、この問題を解決できたならば、ビジネスの規模を大きく広げることができます。

 

また、中国ではネット販売業界の急成長に伴い、ブランド商品の偽物が多く出回ったり、個人のバイヤーによる脱税などが社会問題になったり、ECに特化した法律がいくつかあります。中国でビジネスを展開する上で必須の知識になってくるので、法的な勉強も必要になってきます。

 

中国ネット販売の注意点

中国ネット販売の注意点

先ほど紹介した「言語」や「法律」の他にも日本とは別の国でビジネスをする上で気をつけるべき点があるので、いくつか紹介したいと思います。

 

商品やサービスが中国ネット販売に向いているか

まず、どんな商品が中国ネット販売向きなのか説明します。越境ECは国境を跨いで商品を運ぶので、途中どんな不具合が発生するかわかりません。なので、あまり日持ちのしない食品などは向いていないと言えます。「おもちゃ」「ゲーム」「ファッション」「家電」などが中国ネット販売に向いている商品だと言われています。

 

商品やサービスのニーズがあるか

日本で人気の商品だったとしても、中国では思った成果が得られない場合があります。

例えば食に関して言えば、日本で好まれている「カステラ」「どら焼き」「日本のラーメン」も中国ではあまり人気がないようです。逆に日本では数多く存在するドラッグストアが中国にはないことから「抗菌グッズ」や「医薬品」が実は人気だったりします。

 

中国で人気なメイドインジャパン製品

中国で人気なメイドインジャパン製品

高品質なメイドインジャパン製品は、コロナ禍で海外の往来が難しい今、SNSなどで情報を得て、ネット販売を使って購入されることがほとんどです。そんな中、特に中国で人気なメイドインジャパン製品をご紹介します。

 

日本の定番お菓子

日本でも人気のお菓子は中国でもとても人気があります。珍しいお菓子も喜ばれますが、「キットカット」「アルフォート」などの定番のお菓子の方が喜ばれることが多い様です。

地域限定のお菓子なども過去に現地で購入した人がネット販売でリピート購入することがあります。

 

伝統工芸品

日本特有の伝統工芸品も人気があります。「織物」「漆器」「和紙」「人形」など、高価なものを商談相手の手土産として購入されることがよくあります。

中でも「漆器」は特に人気があり、日本独自の紋様を彫った中に金や銀などの金属粉を蒔く「蒔絵」をいう技術の他にも「シンプルで丈夫な中に、日本の匠の精神が体現されている」とされ、評価されています。

 

日本の化粧品

中国でも化粧品は多く販売されていますが、出自の怪しい製品や日本の製品に見せかけた偽物も存在する様です。

日本の有名企業の化粧品は高級品というイメージがあり、そのブランドに対する憧れも人気の要因となっています。「シャンプー」「ハンドクリーム」「化粧水」「フェイスマスク」などを手土産として持っていくと、とても喜ばれるそうです。

他にも「リップクリーム」「サプリメント」なども使いやすく、人気があります。

 

日本酒

中国の人はお酒も大好きなので、日本酒などもよく購入しています。中国で日本酒が好まれる様になったきっかけとして、日本料理のレストランが増え、そこで出される質の良い刺身と一緒に飲む日本酒が人気のきっかけになりました。

また、ネット販売の普及率が高い若者を中心に流行していることも人気の理由の1つです中国では日本酒の輸入関税は40%で、焼酎と比べて10%割高になっています。

 

それでも日本酒はよく売れており、仕入れが間に合わない種類も多く、時期によっては、4割ほどのメニューが品切れになっています。

 

日本家電

日本で精巧に作られている「デジタルカメラ」が特に人気があり、周辺機器も合わせてカメラユーザーにとても人気があります。「イヤホン」なども日本に来た留学生が「デジタルカメラ」と同じくらい購入しています。

 

その他にも、日本と同じく「米」を主食としている中国では、炊飯器も人気があり、「日本の炊飯器で炊いたお米の方が美味しい」と言われ、価格も中国の製品より安いことから、高い人気があります。

 

高級時計

日本の時計は主にデザイン、使い勝手、丈夫さが評価され、中国の時計愛好家たちに好まれています。高級時計の中でも腕時計に大きな需要があり、CMで芸能人がつけている腕時計などをネット販売で購入するケースが多い様です。

 

中国ネット販売でビジネスの幅を広げよう

いかがだったでしょうか?コロナ禍で始まったECサイト開設ラッシュも一旦の落ち着きを見せていますが、ビジネスの規模を広げるチャンスは、オンラインの世界にまだまだ広がっています。

この記事をきっかけに、中国でのネット販売をお考えいただければと思います。

制作でお悩みでしたら、
Bigmacにお任せください。

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