GoogleAnalytics入門講座~コホート分析を使ってみよう~

GoogleAnalytics入門講座~コホート分析を使ってみよう~

コホート分析は使っていますか?ローンチから1年近く経過したものの未だβ版のままの機能です。今後改良が加わると思いますので基本的な考え方と、使い方をご紹介します。

そもそも、「コホート分析」とは?

コホート分析は、マーケティングに携わる方がよく使う言葉の一つで、同じ時期に生まれた人の、行動、意識などからくる消費動向を分析・調査をすることを指します。平たく言いますと例えば、1月1日に訪問したユーザーの(同時期に生まれた人)行動、意識などからくる消費動向を分析・調査することを指します。

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コホート分析の切り口

コホート分析では3つの視点からユーザの動向を見ています。

1.時代の違いからくる要因(時代効果)
2.年齢の変化による要因。(加齢効果)
3.生まれた年代による要因。(コーホート効果)

これら3つの視点から、指標の変化の要因を見出し、今後の需要予測へ繋げていきます。

Analyticsのコホート分析では何がわかるの?

訪問したユーザーの、リピート度合い(定着率)が分かることが他のレポートと比べて特徴と言えます。例えば、月曜日には何割が再訪し、火曜日には何パーセントが再訪したかを図で一目で分かったり、テレビ放映後に訪問したユーザーがその後何%再訪問しているかなど分かったりすることができます。

※詳細に数値として出すことは難しい物のおおよその数値は出すことが可能です。

やってみよう!

[コホート分析]を選択。

①コーホートの種類は、現状[ユーザーを獲得した日付]しか選択できませんので特に触れません。
②コホートのサイズは、データをどの単位で確認するかを選択します。[月別][週別][日別]の3種類があるのですが、今回は[日別]とします。
③指標は、定着率を見るので[ユーザー獲得率]を選択します。
④期間は、計測対象とする期間を確認します。[過去30日][過去21日][過去14日][過去7日]の4種類から選択でき今回は[過去7日]とします。

設定するとこんな感じになります。↓

赤枠の日付(1月1日)で言いますと訪問1日後に訪問したユーザーが1月1日のセッション全体の4.83%。

訪問2日後に訪問したユーザーが1月1日のセッション全体の2.82%。

訪問3日後に訪問したユーザーが1月1日のセッション全体の1.45%、こんな具合になります。

どの日、週、月のユーザが、どの程度定着しているのか分かるようになります。

 

まとめ

定着率が高いということはサービスやサイトの満足度が高く良い状態と言えます。日々の売上の推移を見るのも重要ですが長期的な視点として定着率(コホート分析)も見ていくと更に効果的な施策を打てると考えます。

 

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