ユーザーの気持ちを掴むキャッチコピーの作り方

ユーザーの気持ちを掴むキャッチコピーの作り方

テレビやCM、雑誌や広告などで、よくキャッチコピーを見かけると思います。いざ自分でキャッチコピーを作ろうと思うと難しく、できてもパッとしないキャッチコピーになりませんか?様々な情報を調べていると思いますが、実はキャッチコピーを作るには3点抑えるだけで、ユーザーの気持ちを掴むキャッチコピーを作ることができます。今回の記事では、キャッチコピーの作り方を3点ご紹介します!

キャッチコピーの役割

キャッチコピーは、ユーザーの興味を集めるために商品・企業に対してつける宣伝文句のことです。キャッチフレーズは、宣伝以外の幅広いものにも使われる言葉なので、少し意味合いが違います。

特に広告やサイトでは、キャッチコピーが1番最初に目に入ります。ホームページの顔と言っても過言ではありません。広告運用者だけでなく、サイト制作もキャッチコピーの重要性は把握しておくべきです。キャッチコピー次第で、ユーザーが広告や商品に興味を持ってくれるか、集客できるのかが決まるため、キャッチコピーはとても重要になります。

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キャッチコピーの作り方のポイント

キャッチコピーの重要性が分かったら、早速キャッチコピーを作るポイントを3つお伝えします!3つ抑えるだけで、今日から納得いくキャッチコピーを作ることができます。

1.ターゲットを明確にする

ターゲットがどんなことに悩んでいて、何を解決してほしいのかをしっかり把握する必要があります。50代がターゲットなのに、20代と同じキャッチコピーでは刺さりません。商材のターゲット(ペルソナ)の年齢、性別、住所、職業、悩み・解決したいこと、困っていることを考えてみましょう。

ターゲット(ペルソナ)に合わせたキャッチコピーを作ることで、共感・興味を持って貰いやすくなります。

2.特徴・ウリ・ベネフィットを考える

ベネフィットとは、自分の商品やサービスを利用した後のユーザーの未来の姿を指します。商品を使うと、ユーザーは将来どうなれるのか、ユーザーのどの悩みを解決できるのかを考えていきます。必ずしもキャッチコピーで、ベネフィットを伝えれば良いというものではありません。認知を目的としたSNS広告や自分の悩みを解決したいユーザーをターゲットとしたスキンケアや美容液の美容商材、健康食品関連には、ベネフィットを伝えるのが合っていると考えられています。

また、自社の特徴や強みをキャッチコピーに記載する場合は、「インターネット ランキング」「ジム 人気」など他社企業との比較しようとしている検索連動広告とも合っています。

ベネフィットを伝えているキャッチコピー事例

スピードランニング:1日5分聞き流すだけで英語が口から飛び出す

英語が話せるようになりたいけど、英会話に通う時間やお金があまりないというユーザーに対して、スピードラーニングを使えば、「1日5分だけで英語が話せるようになるよ」と将来の姿を数字を使って分かりやすく伝えているケースです。

特徴・ウリを伝えているキャッチコピー事例

ドミノピザ:熱々でおいしいピザをお宅まで30分以内にお届けします。間に合わなければ代金はいただきません。

熱々のピザは美味しいけど、宅配ピザは冷めてしまっていたり、注文から届くまで、1時間以上掛かっていた基準を、ユーザーにとって嬉しい条件に変えて、独自のウリにしたケースです。ドミノピザはこのキャッチコピーにして、売上が増加したそうです!

良くないキャッチコピー事例

A.もっと楽な仕事でもっと収入アップしたい方へ

B.ネイティブの発音で英語を学ぼう

C.一生社畜として希望がない人生をこのまま送り続けますか?

Aは一目見ると良いキャッチコピーに聞こえますが、上手い話すぎて信用できない、怪しいと感じるユーザーもいるため、良いキャッチコピーとは言えません。

Bはよく見るキャッチコピーだと思いますが、ありきたりなキャッチコピーで、インパクトがないため他社製品に流れしまう可能性があります。知名度がある会社・企業であれば、使っても良いキャッチコピーではありますが、他社との違いが伝わらず、認知を目的としている商材には合っていないキャッチコピーです。

Cは挑発的でユーザーの気持ちを刺激してしまっているので、良くないキャッチコピーです。

キャッチコピーを作る時には、ユーザーの行動を煽ったり、信用できない言葉を伝えるのではなく、「この商品を使えば将来こうなれるよ」とユーザーの背中を押すキャッチコピーであることが重要になります。

3.キャッチコピーのフォーマットに当てはめる

本当は教えたくありませんが…おすすめなキャッチコピーのフォーマットがあります!

この【〇〇(商品)】には【〇〇(機能/特徴)】があります。なので、【〇〇(事実)】ができます。

つまり【ターゲット】は【〇〇(ベネフィット)】することができます。

美容液の商品を例に、フォーマットに入れ込んでみます。

この【美容液】には【日本初のヒト由来の幹細胞】が配合されています。なので、

【シミ・シワなどの肌トラブルを解決すること】ができます。つまり【肌に悩みを抱えている

あなた】は【自分の肌を化粧でごまかす必要が】なくなります。

このままだと、キャッチコピーにしては長いですよね。一番重要な部分は、後半の「つまり~」以降の部分です。このフォーマットに入れ込むだけなので、キャッチコピーを作るのが苦手なあなたでも大丈夫!このフォーマットを使ってできたキャッチコピーが下記です。

肌トラブルを解決して、化粧でごまかさない肌を手に入れよう!

悩みを肌トラブルに限定しましたが、もしもこのキャッチコピーでも刺さらなかった場合は、悩みを「肌荒れ」「エイジングケア」などに訴求を絞ってみると良いでしょう。

キャッチコピー作りで1番大事なこととは

キャッチコピーを作る上で、「誰の(ターゲット)」「何を(悩み)」「どうやって解決」できて

「その人(ターゲット)は何を手に入れるのか」「その人(ターゲット)の生活は一体どう変化するのか」と考えることが重要です。

中でも「その人(ターゲット)は何を手に入れることができるのか」を考えることが最も重要です。ターゲットが商品やサービスを欲しいと思えるベネフィットを意識して、キャッチコピーを作成しましょう。

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