被リンクチェックツール6選!機能の違いや特徴についても紹介

被リンクチェックツール6選!機能の違いや特徴についても紹介

SEO対策の要素の一つ、被リンク。リンクの数も大事ですが、現在では質が重要です。本記事では、おすすめの被リンクチェックツールを6種類紹介し、各ツールの機能の違いや特徴について解説しています。

被リンクチェックツールを紹介

おすすめの被リンクチェックツール

被リンクチェックツールは、無料のものから有料のものまでさまざまです。そこで、機能的に優れたおすすめの被リンクチェックツールを12種類紹介します。各ツールの機能の違いや特徴についても解説していきますので、目的に合ったツールを選び、サイト改善に活用しましょう。

Ahrefs

Ahrefs

Ahrefsは、ウクライナとシンガポールの企業が開発した人気のSEO分析ツールです。世界中で約60万人に使用されていますが、日本語にも対応しており、日本でも人気のツールです。自社サイトの被リンクはもちろんのこと、キーワードを指定することで検索上位に表示されている競合サイトの被リンクデータの取得や分析にも役立てることができます。

被リンクチェックツールとしても優秀ですが、元々はSEO分析用ツールなので被リンク数以外のSEO情報の分析もできます。

例えば、流入元のサイトURLとアンカーテキスト、キーワード別の検索順位、サイトへのアクセス数などのデータも取得することができます。Ahrefsの利用は、一番安いライトプランでも1ヶ月99ドルなので、あまり安いとはいえません。しかし、料金に見合うだけの機能が備わった優秀なツールだといえます。まずは、無料トライアルでどれほど便利なツールなのか試してみると良いでしょう。

サイトリンク:Ahrefs

Majestic SEO

Majestic SEO

Majestic SEOは、イギリスで開発された被リンクチェックツールです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外ではAhrefsと並び、有名なツールです。機能としてはAhrefsとあまり大差はありませんが、Majestic SEOは被リンクの高度な分析が特長です。他の被リンクチェックツールと比較しても、多くの被リンクを検出することができます。しかし、検出される被リンク数が多い分、不要なリンクまで検出されてしまうので注意しましょう。

Majesticは、独自のトラストフロー(TF)とサイテーションフロー(CF)のスコアで、サイトを評価してくれます。豊富な機能を備えたツールにもかかわらず、1日1回なら無料でも使用することができます。また、Majesticは49ドルから利用できるため、Ahrefsに比べ、低価格です。機能的に大きな違いはないため、Ahrefsの利用料金が気になるのであれば、Majesticを利用してみても良いでしょう。

サイトリンク:Majestic SEO

Open Site Explorer

Open Site Explorer

Open Site ExplorerはOSEと略称で親しまれている、アメリカのMOZ社が提供している被リンク調査ツールです。チェックできるURLの数に制限がありますが、無料で利用することもできます。OSEは、被リンクのチェックだけでなく、ドメインやページ単位での評価も行ってくれます。

被リンクチェックツールによって、サイトの評価項目に違いがありますが、OSEの場合「MOZ」と呼ばれるオリジナルの評価指標があります。MOZの評価基準は、Googleの評価基準に近いと言われているため、Googleから高い評価を得るためのチェックツールとしても人気があります。

被リンクは、多くの被リンクが設置されていることよりも、適切なサイトに被リンクが設置されていることが評価基準としては重要となってきています。そのため、OSEを活用することで、サイト評価の向上を目指すことができます。なお、無料で利用している場合には、検索できる回数に限りがあるので注意が必要です。

サイトリンク:Open Site Explorer

WebMeUp

WebMeUp

WebMeUpは、被リンクチェックツールの中では比較的新しいツールですが人気が高く、今後のアップデートにも期待できるツールです。被リンク元となるサイトのIPアドレスデータやアンカーテキストの分散率データの取得ができるので、自社サイトや競合他社サイトとの比較・解析に活用できます。

サイトリンク:WebMeUp

SEOkicks

SEOkicks

SEOkicksは、ドイツの被リンクチェックツールです。オリジナルのクローラーによるデータ解析を行ってくれます。基本的には有料ツールですが、被リンクの数やアンカーテキストのデータは無料で確認できます。サイトは英語とドイツ語のみの対応なので、日本人にとっては使いづらいかもしれません。しかし、使う機能や見る場所は毎回決まっているので、慣れるまでの辛抱だとも言えます。

サイトリンク:SEOkicks

Open Link Profiler

Open Link Profiler

Open Link Profilerは、無料の被リンクチェックツールです。自社サイトはもちろんですが、ライバルとなっている競合サイトの被リンクをチェックすることもできるので、アクセス分析のデータとして有効に活用することができます。OpenLinkProfilerは、被リンクの絞り込み検索機能が備わっています。無料で利用できる被リンクチェックツールとしては、高レベルな解析が可能となります。

サイトリンク:Open Link Profiler

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被リンクチェックの目的・必要性

SEOによって右肩上がりになっている矢印

被リンクチェックの目的は、ウェブサイトの成果を達成するための「検索順位の上昇」です。SEO対策(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)のひとつとなります。サイトの成果設定は、商品やサービスの認知向上、販売、問い合わせ件数の増加などさまざまですが「ユーザーの目にとまらなければ、そもそもアクションしてもらえない」という条件は同じです。

検索順位の上昇は、サイトに設定された成果を獲得するために必要で、そのために被リンクチェックが必要です。被リンクチェックの結果、「ユーザーに利用され、Googleからも高評価を受けているサイト」からのリンクは「良いリンク」として、自サイトの評価にもつながり、検索順位も上がりやすくなります。

反対に、スパムリンクやGoogleからペナルティを受けるような悪意のあるサイトがつくと、自サイトの評価も落ち、他のSEO対策をおこなっても順位が上がりません。被リンクチェックの必要性は、マイナスとなるリンクを解除・削除して、サイト内の適切なコンテンツ(Webページのテキスト内容や画像、動画など)を活かすことにあります。

SEO対策については、次の記事も参考になりますのでぜひご覧ください。

SEO対策の基本とは?上位表示を狙う初心者向けまとめ
ホームページのSEO対策の目的と上位表示の方法について
YMYLとは?意味やSEO対策「E-A-T」をあわせて解説

被リンクチェックは質に注意

被リンクをチェックする際の注意点

自社サイトを上位表示させるために、被リンクの数ばかりに注目しても上位表示には繋がらない可能性があります。2013年以前の検索エンジンでは、サイトが上位表示されるための重要な要素として、被リンクの数が大きく影響していました。しかし、現在のGoogleアルゴリズムでは被リンクの数だけで上位表示を目指すのは難しいでしょう。

現在のGoogleアルゴリズムでは、被リンクの数よりも質が重要視されています。被リンクチェックツールには、被リンクの質を計測してくれるツールもあります。被リンクの数だけでなく、質のチェックにも活用しましょう。被リンクの質を向上させるためには、ユーザーが求めるコンテンツを提供し続けることが重要です。ユーザーにとっての価値の高めることで適切なサイトからの被リンクが増え、質の良い被リンクの数も増えるでしょう。

被リンクチェックツールまとめ

紹介したツールはどれも広く利用され、実績のあるツールです。気になるツールがあれば利用してみるのも良いでしょう。しかし、被リンクチェックツールは、機能や特徴に違いがあります。一つのツールに固執せず、各ツールの特性を理解して、目的に合わせて使い分けるようにしましょう。

検索順位が大きく変動した場合の原因について解説している記事もあります。興味のある方はこちらも併せてご覧ください。

【関連記事:Google検索で順位が大変動するのはなぜ?よくある理由7点

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