平均掲載順位を上げたい方へ。まず何からするべきか

平均掲載順位を上げたい方へ。まず何からするべきか

広告の掲載順位が狙った場所に出ない場合あなたならまず何を確認しますか?もしくは、何の設定を変更しますか?

リスティング広告に携わって間もない新人の方によく見られるのですが「じゃ」っと言って入札価格を上げる方がいます。その判断は季節商材など、期間が限られている場合、もしくは短期決戦においてはアリな判断ではありますが基本的にはNGな判断です。

では、なぜ真っ先に入札価格を上げることがNGなのか、掲載順位とクリック単価の決定方法の説明を交えながらご紹介していきます。

入札価格は最終手段

真っ先に入札価格を上げるのがNGな理由は、入札価格以外にも掲載順位を上げる方法があるからです。その方法は、人件費が0円と仮定するとタダで掲載順位を上げることができます。だから、真っ先に着手すべきことは入札価格を引き上げることではありません。

入札価格を変更せず掲載順位を上げるには、キーワードの品質スコアを上げることです。キーワードの品質スコアに関しては以下のブログが詳しいです。

キーワードの品質スコアは掲載順位の決定の際に重要視される広告ランクに紐付く要素なので費用が発生しない、この部分を上げる努力がベターです。ちなみに、広告ランクは以下計算式で導き出せます。広告ランク=入札価格×品質スコア+(広告表示オプション)※広告表示オプション部分は割愛します。

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入札価格の決定方法

入札価格はどうやって決定するかというと以下のような公式で計算式で決定します。

クリック単価=入札単価÷(自社の広告ランク÷掲載順位が一つ下の広告ランク+1)

こういった計算で導きだせるので基本的には入札する価格より、実際に掛かる費用が安くなる傾向があります。

クリック単価の決定の際に、自社の品質スコアを掲載順位が一つ下の広告ランクで割ることになります。入札価格を引き上げて掲載順位を上げたとしても掲載順位が1つ下の広告の品質スコアが自社の品質スコアより圧倒的に高かった場合掲載順位が1位変わるだけでも大きくクリック単価は変わります。この部分を踏まえながら、慎重に引き上げる必要があります。

まとめ

リスティング広告を始めて間もない時は「え、なんでこうなってんの?」と数値が暴走しているように思うことがあると思います。(少なくとも僕はそうでした)しかし、管理画面で起こる全ての現象は今回紹介したように、ある法則で決定されております。

逆に言うと、法則から外れた現象は起こりませんので自ずと対処法も決まってきますので1つの事象、1つのミスに一喜一憂せず「なぜそうなったか」「原因は何なのか?」という部分を深堀し、日々変動する数字と向き合えば余計な負担や悩みは減るのではないかと思います。

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