Facebook「近隣エリアへのリーチ」と「リーチ」の違い

Facebook「近隣エリアへのリーチ」と「リーチ」の違い

※現在、Facebook広告において近隣エリアへのリーチというキャンペーンはありません。(2017年10月03記載)
Facebook広告のキャンペーン目的の1つに近隣エリアへのリーチという目的があると思いますが、恥ずかしながら、まだ一度も使用したことがありませんでした。そこで、試しも兼ねて使用してみようと思いましたが、インタレストマッチでのターゲティングはなく、最適化対象についても、課金対象についても、広告の形式についてもすべて「リーチ」で補うことが出来ました。

そのため「近隣エリアへのリーチ】の存在価値ってなんだろうという疑問を感じ、Facebookさんに問い合わせてみましたのでその回答をご紹介していきます。もし、自分と同じ疑問を感じた人の助けになれば幸いです。少し話は変わりますが、最近サポートチャットを開始して頂けたため質問をしやすくなったので返信が早く、とても楽になりましたよね。

目的「リーチ」とは

基本的なことになりますが、目的のリーチとはそのままの意味にはなりますがとにかく広告をリーチさせる事に特化した目的となります。

※フェイスブックヘルプ参照
広告が表示されるターゲットのリーチ数を最大に伸ばすことや広告が表示されるフリークエンシーを管理することができます。

最新情報をいち早くお届け!

無料会員登録していただくと、
会員限定の特別コンテンツ記事を最後まで
読むことができます!
その他、更新情報・イベント情報を
お届けいたします。

近隣へのリーチとは

指定した地域周辺のFacebookユーザーに対し、店舗への来店を促進させる広告をうつことが可能であり、認知度の低いビジネスを促進させることができる広告です。

※フェイスブックヘルプ参照
「近隣エリアへのリーチ」のターゲティング方法は、ビジネスの周辺地域から半径何kmという様に設定します。広告が表示される対象は地域でターゲティングをした「地域に住む人」、「地域に訪れた人」に対して表示されます。

「近隣エリアへのリーチ」と「リーチ」の違い

近隣へのリーチを目的に選んだ場合には、通常のリーチ広告とは異なるいくつかの特徴があります。主な特徴としては3点あり、

  • 店舗の位置を表示する
  • 店舗の情報とユーザーの現在位置からの道順をすべて「広告上」で見せることができる機能がある。
  • 来店数の計測ができるキャンペーンの目的を 「近隣エリアへのリーチ」にするとレポートの指標として来店数を確認することができます。
    ※このレポートはキャンペーンが「近隣エリア広告」の場合のみ利用可能です。リーチやその他の広告の目的では確認することができません。指標やCVとして来店数を計測したい場合は、キャンペーンの目的を「近隣エリア広告」で出稿しなければなりません。
  • 店舗の売上と広告の紐付けオフラインコンバージョン(API)を使って、実際に来店した人数やそこから得た売上を広告と紐づけることで計測できる。※こちらの設定は非常に複雑な為、実質ディベロッパーさんでなければ難しい設定となるようです。

広告マネージャをからの簡易的な設定もありますが顧客情報がなければ設定することが出来ないため、広告代理店の方だったら広告主の方に情報を頂かなければなりません。

近隣エリアへのリーチの仕様

ターゲティング

近隣エリアへのリーチの目的を使用するには、お店の住所から半径何キロと地域ターゲティングを行うため、Facebookページと住所情報は必要です。通常の地域ターゲティングでは、自分が配信したい地域を指定することできますが、「近隣エリア広告」の地域設定の場合では、Facebookページで設定した住所から半径1~70kmの範囲で設定します。

使用できる広告素材・文字規定

推奨画像サイズ:1,200 x 628ピクセル
画像アスペクト比:1.9:1
テキスト:90文字以内
見出し:25文字以内
ニュースフィードの説明:30文字以内

使用できるフォーマット

  • 写真広告
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • スライドショー広告

Facebookユーザーの位置情報が判断される基準

Facebookユーザーの位置情報は何を基準に判断されていると思いますか?普通に考えてみると、プロフィールに記載の居住地や位置情報サービスをオンにすると判断されると思いますが、調べてみたところ、IPアドレスやーザーの友達の位置情報に関する集計情報などのソースから得られる情報などからユーザーの位置情報が判定されているみたいです。

まとめ

いかがでしたか?ターゲティングやフォーマットだけで見ると、必要性が感じられない目的もあると思いますが、実際に使用して運用してみたり、調査してみると便利な機能や新しい発見がたくさんあります。もし皆さまもFacebookに限らず、Google AdwordsやYahooプロモーションなどで使用したことのない機能があったら調査して一度使用してみるといいかもしれません。

マーケティングでお悩みでしたら、
Bigmacにお任せください。

バナーlefty
バナー総合
バナー総合