
検索演算子というと難しい言葉に聞こえますが、自分が望む検索結果を手に入れるために、検索時の条件をより詳細に絞るためのコマンド、オプションと捉えて下さい。知っておくと自分の求めている情報を効率的に見つけるのに非常に便利です。
目次
検索することの重要性
欲しい情報を得るためにユーザーは検索を行います。ただ、膨大な記事の中から本当に必要な情報だけを特定し、探し出す事は中々難しいです。検索が苦手な人は自分が欲しい情報を得るのに時間もかかります。
本来探している内容と違う記事に踊らされることも多々あります。検索することに対しての重要性は、いかに自分が欲しいと思う情報をスピーディーに、かつ正確に手に入れられるかです。検索演算子は、記号や単語、文字列の組み合わせなので理解してしまえば難しくありません。
また、検索演算子は検索エンジン上だけでなくgメールでも活用できますので、過去のメールを探す手間も省くことができます。
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検索演算子一覧
検索演算子の基礎から少し複雑な応用までを一覧で確認していきます。
完全一致の検索
文字通り完全に一致する情報を探し出すことのできる検索方法となっており、クオテーションマーク(“”)で検索キーワードを囲って入力すると、検索キーワードと完全に一致するキーワードに該当する検索結果画面を表示することができます。
本のセリフや楽曲の菓子の一部などをクオテーションマークで囲って検索をすると、探している本の表題や楽曲名を見つける事が可能です。他にもプロダクトのシリアルナンバーやモデルナンバー、住所などを探す際にとても便利です。検索演算子の基本中の基本ですが、非常に重要度が高い検索方法です。
検索ワード除外コマンド
引き算の検索演算子と言われるもので、検索結果に含ませたくないクエリを全て除外することができます。利用方法は完全一致のオプションの前にマイナス「-」をつけるだけで、検索結果に含ませたくないキーワードの除外を簡単に行うことができます。
より具体的な情報を探している場合や、探している情報の中に不要な情報を入れ込みたくない場合に使える便利な検索演算子です。
検索ワードの組み合わせ
検索ワードをANDで繋げることで、両方の検索ワードに該当するページを絞り込み、検索結果に表示させることができます。注意事項としては、大文字を使用しないとオペレーターではなく、フレーズ形式だと勘違いされる可能性があります。また、ANDをつけない場合は、どちらかのキーワードに該当するページが表示されます。
具体的なサイトを絞込む
「site:」の後方にURLを指定すると、絞り込んだURLにマッチする検索結果を表示させることができます。ただし、公開したばかりの記事URLを「site:」の後に指定し、検索をかけた場合はgoogleに該当のページがインデックスされていない状態なので、検索結果に表示されない可能性があります。
自分のサイトが検索結果に出ているのかを確認する方法としても活用することができ、未だGoogleにインデックスされていないページを洗い出すことも可能です。
具体的なURLの検索
「inurl:」の後にキーワードを入力すると、キーワードがURLに含まれているWebサイトのみを表示させることができます。この検索演算子は、個人の名前やプロフィール情報、特定のページを探すなど様々な用途で活用できます。
具体的なタイトルの検索
「intitle:」の後方に検索キーワードを入れると、キーワードがタイトルに組み込まれているページのみに結果を絞り込むことができます。「inurl:」と同様にネット上のプロフィールや各ページ、検索に関する一般的な情報を得るのに効果的です。
具体的なファイルを探す検索
「filetype:」のあとに特定のファイル形式を入力して検索すると、特定のタイプのファイルを持つページのみを検索結果に表示することができます。最もオーソドックなファイル形式であるpdfはウェブ上に大量に存在するので、ページではなくpdf形式で内容を確認したい、pdf形式のデータをそのまま印刷したい場合には重宝します。
一例として、企業のプレスリリースや政府の広報などは、pdf形式でWeb上にアップロードされているケースが多いので、政府管理の調査資料などが欲しい場合に、筆者は必須で使用しています。
類似サイトを検索できる検索
この検索演算子は筆者が最も多く使用しており、やり方は「related:」の後に元となるWebサイトのURLを入力して検索をするだけです。URL入力の際にはhttp://は外して入力を行います。Googleにインデックスされている様々情報を基に、瞬時に分析してくれるので、競合となるWebサイトをすぐに確認することが可能です。
Web制作者であるなら、サイトを制作する際に、競合サイトの調査はとても重要な作業になります。無料の比較ツールを使用しても良いのですが、ツールを利用しなくても競合サイトの洗い出しは可能だという事を覚えておくと良いでしょう。
まとめ
常に進化を続けるgoogle。便利になっていく反面、進化のスピードに対応できない、ついていけないとせっかくの機能が無駄となってしましまいます。これらの検索演算子を利用して、スピーディーに自分の欲しい情報を確保しましょう。
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