
WACA認定上級ウェブ解析士に合格した筆者が上級WEB解析士に合格するためのポイントをまとめました。過去問や、合格率、難易度、事前課題、筆記試験、終了レポートなどなどこれから受験する方、受験しようか迷っている方にとって本内容が有益なものになればと思います。
ちなみに、以前初級ウェブ解析士についても記載しましたので併せてお読みください。
これで一発合格!ウェブ解析士(web解析士)認定講座初級合格法 その1
これで一発合格!ウェブ解析士(web解析士)認定講座初級合格法 その2
上級ウェブ解析士とは
上級WEB解析士のカリキュラムから以下のような能力が身に付く、学べる資格だ、ということが言えるかと思います。
■ウェブ解析を軸としたウェブ解析スキル
■データに基づく計画立案能力
■ソーシャルメディア・モバイルの効果検証
■ウェブ解析コンサルティング
■正しいレポート資料の作成方法
■グーグルアナリティクスの知識
私は「データに基づく計画立案能力」の部分が非常に勉強になりました。目標から逆算してKPIを立案するなど計算が多いですが、実務でも活かせる内容だな、と感じました。
ただ、Googleアナリティクスの内容に関しましては日常的にGoogleanalyticsを使っているので目新しい内容は無かったです。
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上級ウェブ解析士の難易度と合格率
正式なデータは開示されておりません。ただ、様々なサイトで掲載されている数値を見ると合格率は60-70%と言ったところでしょう。ただ、そもそも上級WEB解析士を受講する方は既にWEBの知識が一定レベルを超えている方なので合格率が60-70%と高めなのかな、と感じます。
普段WEBに携わらない方が合格率を下げているのではないかと思います。
上級ウェブ解析士の事前課題
やることは大きく3つあります。
■事前動画の確認
■マーケティング計画書の作成
■7つのカスタマー分析
■事前動画の確認
WACAを主宰しております江尻さんの講義を動画で受講する、といった内容です。動画は2-3時間と長尺ですが、事前課題の話しもされるのでしっかり理解しながら鑑賞しましょう。
■マーケティング計画書の作成
WACAの過去3ヶ月の売上表を見て3ヶ月後に売上が20%改善する計画書を作る、と言った内容で 非常に面白いです。どこかの数字を変えると、他の数字が変わる、といった感覚はWEBに携わる人にはとても重要な能力だと思います。
■7つのカスタマー分析
以下の7つの分析を行います。
(1)5F分析
(2)3C分析
(3)4P分析
(4)ペルソナ
(5)カスタマージャーニーマップ
(6)コンセプトダイアグラム
(7)SWOT分析
普段から実務で行っている方からしてもかなりボリュームのある内容だと思います。事前課題の中でも一番苦労した課題で講師の方に幾度となく質問しました・・・所要時間は4-6時間程度を見た方が良いです。
上級ウェブ解析士の筆記試験
私自身、受験前に一番警戒していた筆記試験。それは、筆記試験で一定の点数に満たない場合は他の提出課題が100点でも、その時点で不合格になるからです。汗!具体的な出題内容は言えませんが計算問題が非常に多いです。そして計算問題ができれば ほぼ合格できます。
上級ウェブ解析士の終了レポート
WACAのサイトのGoogleアナリティクス、SimilarWeb(シミラーウェブ)、Ptengine(ピーティーエンジン)を見て20ページ超の超大作レポートを作成するという内容です。私の所要時間は6-8時間で28ページほどのレポートを作成しました。どんなに仕事が早い人でも5-6時間は見ないと、確実に終わらないでしょう。
受験してみた感想
ウェブの知識やGoogleアナリティクスを体系的に学べる数少ない資格試験だと思います。「ウェブ解析士 評判」などで検索すると厳しい意見もちらほら見受けられますが、「ウェブ業界、ウェブマーケティングをちゃんと勉強したい」という方にはとても良い資格試験ではないでしょうか。
ただ、日常的にGoogleアナリティクスを使い倒しているような強者にとっては物足りないと感じる方もいるのかな、とも思います。
ということで、早速上級ウェブ解析士認定講座の開催スケジュールをチェックしましょう!
上級ウェブ解析士は受験料が高額なので「落ちたらどうしよう…」と軽く震えますが落ち着いて頑張ってくださいね!
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