
「正範語録(せいはんごろく)」をご存じでしょうか?SNSを中心に話題となった、作者や出典が不明の「ためになる」系のコンテンツです。
いろんなブログや記事サイトで「名言」「自分の行動指針にしている」と評される語録について考えてみました。
SNSで有名になった正範語録を紹介
実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差一生懸命だと智恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳が出るばかり本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる
これが「正範語録」の全文です。(紹介している人によって多少の違いがありますが…)いかがでしょうか?前に進みたいとき、悩んだとき、ちょっと後ろ向きになってるなと感じたとき。心を引き締め、カツを入れるのにぴったりな言葉だと思いませんか。
個人的には、自分を励ましたり気合を入れたりするのに実際に使っているので紹介しています。
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正範語録のここがおかしい?矛盾点?
一方で、ちょっとだけツッコミを入れたくもあります。メモ的に書いておきます。
実力の差は努力の差 実績の差は責任感の差 人格の差は苦労の差 判断力の差は情報の差 |
4行目、「判断力の差は情報の差」に若干の違和感を覚えます。ちょっと考察してみましょう。確かに、情報が違えば判断に違いが出るのは分かります。ただしそれは、情報の質および正確性が高ければ、という条件付きです。
いい(と考えられる)情報、正しい(と考えられる)情報があれば、判断しやすくなり、勝率も上がるでしょう。だけど現実にはどうでしょうか?
情報が必ず正しいとは限らないし、いい情報かどうかも、その時の外部要因や内部要因によって異なります。確かに情報によって判断は変わりますが……。情報を総合して判断を下すのは、「覚悟」ではないかと思うのです。情報を総合して「これで行くんだ!」という意志や覚悟です。
(僭越ながら)正範語録を自分にしっくりくるようにしてみた
実力の差は努力の差 実績の差は責任感の差 人格の差は苦労の差 判断力の差は覚悟の差真剣だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳が出るばかり 本気でするから大抵のことはできる |
私は4行目を「判断力の差は覚悟の差」と変えたほうがしっくりきました。これで自分メモを作っておきます。覚悟をもって判断を下したいと思います。
正範語録の想いを大事にしたい
正範語録は、作者や出典が不明の言葉です。しかし、誰の言葉であっても胸に響く言葉だと思いませんか。最初に誰が言った言葉でも、素晴らしいことに間違いありません。こういう想いを大事にしたいなと思います。
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