「怖い」を乗り越えて新しい環境に飛び込むあなたに

「怖い」を乗り越えて新しい環境に飛び込むあなたに

新しい職場や新しい学校。あるいは新しい教室で学生生活を送る時。これまで生活、経験してきたトコロから、がらりと変わり、新しい環境に入ることに対して、新しい友達や人間関係、夢だった仕事への、希望を持っていた人ももちろんいるでしょうが、楽しみなだけではいない人もいるでしょう。実際私もそうですが、半分ぐらいは不安を抱えていました。日本人に多いと言われそうなぐらい、心配性な人が多いと感じます。今回は知らない環境に飛び込んだ人、また今でもストレスや緊張してしまっている人。その人たちに、ちょっとだけ前向きな気持ちで、生活を送るためのアドバイスを書きます。

自分が映る「他人の目」を恐れてしまってはいないか?

小さい頃から人見知りで、初めて話した後から、友達と仲良くなるのも時間がかかりました。振り返ると「目の前の相手が自分のことをどう感じているんだろう」「いつか嫌われたらどうしよう」と考えていたような気がします。相手との間に『線』を引きながら距離感を探り探りコミュニケーションを取っている感覚。「好かれよう」と話しているのではなく、「嫌われないようにしよう」と、考えてばかりで、素直な本心で接することができていないのです。言葉の選び方や会話の途切れ。

不安げな声のトーンや表情にまで表れてしまっては余計に嫌われてしまうとは思いませんか?結果、上辺だけの付き合いになり、それが相手にも伝わってしまうことで、距離を作ってしまうのだと思います。

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恐怖や気持ちの変化が生むもの

新しい環境や場所が自分に合っていないのか。環境に対応できていない自分に原因があるのか。これらの見極め、判断が遅くなってしまったがために、生まれる問題があります。「適応障害」という言葉を聞いたことはありますか?ストレスによる反応としてよく見られる状態で、新しいストレスに慣れることができず、心の不調に現れ始めてしまう状態です。

『自分』か『環境』のどちらを変化すべきかの判断は難しいです。それまでの人生経験や方法などに覚えがある人ほど陥ってしまう可能性もあります。解決策がわからない人は、誰かに相談するまでが長くなってしまいがちです。また、過去に同様のケースを経験している人は、その時の解決策を同じく当てはめようとするでしょう。スマホゲームみたいに新規登録して、プレイしたけど、つまらなかったらアンインストールするぐらい簡単ではないからこそ、決断は慎重に。今ある環境を、あまり簡単に次々と変えていては、当人の対応力やコミュニケーション能力を鍛えていきにくくなってしまいます。

逃げず、ある程度の頑張りも必要ですし、かといって本人がどうしても嫌がっていることを、無理に続けようとしても、事態が悪化するだけであり、時間を無駄に消費するだけ。考えても答えが見つかる訳ではありません。一度考えてその結果や想いを相談してみましょう。「適応障害」かも知れないと悩むぐらいなら、病院の看護師さんに。分からないことや抱える悩みは、その専門家やサポートをしてくれる人が、前に進むキッカケや回答をくれるかもしれません。

新しい環境に飛び込むべき理由

不安を抱えてしまう面も理解できますが、すべてがデメリットではないはずです。あくまで可能性があるというだけで、もちろん、それまでの環境よりも良く、メリットが生まれる可能性も「0」ではないんです。新しい人間関係を築くキッカケになったり、それまでは知らなかった、新しい知識や経験を積む場にもなったり。極端な話しかも知れませんが、転職を考える方は、「現状の環境」を変えようと思い、活動を行っています。

家族が増え家計の事を考えての金銭的な面などももちろん、今までやってきた業種ではなく新しい仕事にチャレンジしたいと思うからこそ、望む会社を探し続けているんです。過去にない事例を目の前にしたときによぎる不安は、自分がそれに「対応できなかったらどうしよう」と頭によぎるからです。その恐怖心を押しとどめて、勇気を出してまずはやってみることが、自分に本当に合うことを見つけ出す一歩になります。

良いか悪いかの即決は危ない

私自身もやってしまいがちな、一番意識したい点です。新しい人間関係、起きた出来事らが本当に自分に合っているのか。良いことなのか、悪いことなのかはすぐには分からないものです。一つ一つチェックしたり、継続して行っていき、時間が経って改めて見たときに、別の意味や見え方が変わってくることもあります。ヒトは起きてしまった出来事に対して怒りであったり喜びや感情を持ち、その感情がいくつも重なって、今の思考や価値観ができているものです。

今見えていることに対して「悪い」「これは自分に合っていない」とすぐ決めつけてしまうと、自然と「良い面」が見ようとしなくなります。すごくもったいないと感じませんか?新しい環境に移った本人も、また先にその環境の側にいた人間も、判断を確定するのを待ってみてください。まずは「そういう事が起きている」と自分自身が受け入れる。その後自分の中に「落とし込み、取り組む」ことに集中。すると見えてはいなかったものが見えてくるはずです。

 

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