WEBフレームワークの種類や選び方

WEBフレームワークの種類や選び方

フレームワークという言葉を知っていますでしょうか?
ビジネスやマーケティングでも使うのですが、今回はIT用のフレームワークです。
「枠組み」という意味で、頻繁に使用する基礎機能やシステムを提供してくれるものです。

マーケティングで使うフレームワークの記事については「4Pと4Cのフレームワーク」で紹介しています。

ライブラリとの違い

ライブラリとの違い

似たような言葉にライブラリというものがあるのですが、違いは何でしょう。
一言でいうと、
フレームワーク:システム開発が簡単に行えるためのプログラムなどの雛形
ライブラリ:便利なプログラム集めてまとめたファイル
となります。

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フレームワークの種類

フレームワークの種類

システム開発の現場では各システムに合った多くのプログラミング言語で開発が行われています。そのためプログラムの雛形であるフレームワークにも各プログラミング言語に合わせて多くの種類があります。

Bootstrap

Webデザインフレームワークと呼ばれており、CSSとJavaScriptから構成されています。
Twitter社から提供されているので、Twitterのような感じのフラットなデザインを容易に作成出来ます。

またレスポンシブデザインにも対応しているフレームワークになるため、デザインに苦手意識があるエンジニアの方でも簡単に綺麗なサイトを作成でき、重宝されています。
テンプレートも無料から有料まで存在するため、イメージに合わせ、色合いやフォントなどを入れ替えて作成が可能です。

React

JavaScriptのフレームワークで、Facebook社が開発を行っています。
2013年のリリース後人気が高まり、特に注目を集めた2015年はReact元年のような年でした。
React.jsはオープンソースなので、日々改良が行われています。
また他のフレームワークでは、別のユーザーへのコメントなどを見ようとした場合、インプットしたデータを更新しないといけないのですが、Reactは入力した値がリアルタイムで表示されるという特徴があります。

Laravel

PHPのフレームワークで2011年にリリースされました。

Laravelの代表的な特徴は次の通りです。

  • コードが読みやすく書きやすい
  • 学習コストが低い
  • 簡単なページネーション

また、自動生成ですので、数行のコードだけでTodoアプリを作成といったりすることも可能です。
しかし、LaravelはCakePHPというフレームワークと比べると、若干動作速度が遅いという面があります。

Ruby on Rails

Ruby on Railsは、Rubyというプログラミング言語で構築されているWebアプリケーション等を開発をするためのフレームワークになります。

最大の特徴としては、データベースを直感的に操作できる機能が提供されていることです。通常ですとSQLを触らないとデータベースは操作できませんが、Ruby on RailsではSQLを使わなくてもデータベースの操作が可能です。

また、WEBアプリケーションが作成でき、TwitterなどのSNSやマッチングサービスなどの制作が得意です。

Django

「ジャンゴ」と読み、Pythonというプログラミング言語のWebフレームワークでオープンソースです。
品質が高いWebアプリケーションを少ないコードでかつ簡単に、作成することができます。簡単なWebアプリだと、数分で作れてしまいます。

また、PinterestやInstagramなどといったよく知っているWebアプリでもDjangoが使われています。
しかもPythonはデータ分析に長けているので、マーケティングにも活用できます。

上記プログラミング言語の他にも様々なフレームワークがあります。
また、各プログラミング言語の入門書も多数あります。気になるフレームワークがあれば新しく勉強を開始してみてはいかがでしょうか。

フレームワークを選ぶポイント

フレームワークを選ぶポイント

フレームワークは多くの種類があるため、いざ使ってみようと思ってもどれを選べばいいのか迷う人も多いでしょう。
そこで、フレームワークを選ぶ際のポイントについて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

環境が適しているか

PHPのバージョンや対応しているデータベース、サーバーにインストールできるのかなどを調べて、実際使用する環境に適しているか事前に確認する必要があります。

実績があるフレームワークかどうか

新しいフレームワークが次々と生まれて行く中、選択するフレームワークを間違えると、開発コミュニティや日本語ドキュメントが充実しておらず、学習コストや開発コストなどのコストが余計にかかります。
なのでメジャーで実績あるフレームワークを選ぶのがおすすめです。

ソースコードが読めるか

フレームワークを選ぶ際にはフレームワークで使われているソースコードを読んである程度理解できるものを選択しましょう。ソースコードを理解していなければ不具合があったときに対処することができません。
ぱっと見で何が記述されているのか、チンプンカンプンなコードに手を出さず、約6割は理解できるフレームワークを選びましょう。

なぜフレームワークは必要なのか

なぜフレームワークは必要なのか

フレームワークが必要な理由は効率化と保守性を高めるためです。
効率化の面では、アプリなどの作成にかかる時間が短縮されますし、コードの書き方を統一させることもできます。
保守性の面では、フレームワークなしでソースコードを書くよりバグが少なく、あとからの調整も比較的簡単に行なうことができます。

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