グラフィックレコードとは?特徴やメリット、活用法まで詳しく解説!

グラフィックレコードとは?特徴やメリット、活用法まで詳しく解説!

グラフィックレコードをご存知でしょうか?ホワイトボードや紙に、会議や議論などの内容をデザインとして可視化し、整理していく手法です。テキストだけの情報と違い、イラストなどで感覚的にも把握しやすいということで、注目されています。今回は、グラフィックレコーディングについて説明します。

グラフィックレコードとは?

グラフィックレコードとは?

会議中にホワイトボードを使用する場合、おそらく大抵の方は、とりあえず「話題として出た内容」や「決まった内容を箇条書きにして記録していく」ことに活用しているのではないのでしょうか?

対してグラフィックレコードは、対話の内容をリアルタイムで聞き取りながら情報を整理し、手書きでイラストや図(グラフィック)を用いて情報をまとめ、記録(レコーディング)していきます。必要に応じて専門用語などの情報の補足をイラストに残して説明する場合もあります。

 

Widgets Graffic Recording Live 0826より引用

グラフィックレコーディングの手法を用いる人を、グラフィックレコーダーと呼びます。実際に、会議の場に出向き、会議や議論に一緒に参加しながら、内容をロジカルにまとめてわかりやすく可視化していく人を指します。グラフィックレコーダーとして有名な方には、清水淳子さんがいらっしゃいます。

 

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勘違いされがちなグラレコ“風”

勘違いされがちなグラレコ“風”

「内容をロジカルにまとめて、わかりやすく可視化しているもの」と聞くと、どのようなものをイメージされますか?料理のレシピノートのような「イラスト付きで説明がされているもの」や、小学校などで作った「模造紙に調べたことをまとめた掲示物」を思い浮かべるかもしれません。

グラフィックレコーディングは、「ありのままの状況をレコーディングする」ことが目的のため、第三者に見せたり結論だけをまとめたものとは違います。過度に、誰かの発言や偉い人の名言のようなものを装飾することもなく、あくまで「現状を記録し、情報の整理や問題を共有する」ことが、グラフィックレコードです。

グラフィックレコードの特徴とメリット

グラフィックレコードの特徴とメリット

グラフィックレコードについて、「デザイン要素さえなければ、通常の資料や議事録と一緒なんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。次に、グラフィックレコードの簡単な特徴とメリットについて、いくつか紹介します。

会議の全体像を記録できる

グラフィックレコードは、要点だけをまとめて残すのではなく、全体的な情報を記録します。そのため、結論や要点のみではなく、その空間で出たアイデアや問題に対しての理解も記録できます。

また、第三者からの記録により、会議自体のムダや問題点もそのまま記録されるため、会議に対する姿勢を見直すことにもつながります。グラフィックレコードにより、議事録などの要点をまとめた文字とは違い、会議などの場の空気をそのまま記録として残すことが可能です。

問題点や話の構造を視覚的に把握することができる

皆さんの中には、「会議中に何か話が噛み合ってないな…」と思い、「詳しく相手に説明をしたら、想定外に時間を使ってしまった」とか、「最悪の場合、理解されず問題点を流されてしまった…」といった経験はあるでしょうか?

グラフィックレコードでは、問題点などは等図を用いて説明し、「今どの部分がわかっていないのか」などをその場にいる全員が認識し、改善していけます。

イラスト表現による雰囲気なども記録できる

グラフィックレコードは、ただ文字で残すだけでなく、漫画やイラストの表現を活かし、場の雰囲気まで表現できます。イラストの表現により、意見の主張の力強さや、議論が白熱している様子、逆に時間をかけて討論するほど重要でない問題など、わかりやすく情報化ができます。

言葉で言いづらいことも文字にすることで会議に参加しやすくなる

グラフィックレコードは、グラフィックレコーダーだけが情報をまとめる場合もありますが、参加者にもメモ紙などを渡して意見を書いてもらい、グラフィックの一部に貼る手法もあります。普段は会議に積極的な参加をしない方でも、文字にすることで思考や意見を表に出しやすくなるケースがあります。グラフィックレコードの活用で、普段よりも内容が濃い会議を行えるでしょう。

自分たちでグラフィックレコードをするには?

自分たちでグラフィックレコードをするには?

「グラフィックレコードを実際に取り入れてみたい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、会議ごとにプロのグラフィックレコーダーを呼ぶのは、コストや時間などの面で、現実的に難しいでしょう。グラフィックレコードは特別な資格が要るわけではなく、イベントやワークショップなどでノウハウを学べる場合があります。

興味のある方は一度、勉強会などのプログラムを利用し、グラフィックレコーディングのノウハウを学んで、自分たちでやってみるのもひとつの手です。

グラフィックレコードで議論を可視化しよう

グラフィックレコードはあくまで手法のひとつで、「絶対に議題が解決する!」といった万能策ではありません。しかし、第三者の視点から会議全体を可視化し、改めて会議の質や問題点を共有できます。会議の効率化のためにも、ぜひ一度活用してみてください。

会議の雰囲気を改善するためには、退屈な会議を楽しい場に変えるためには?ワクワクさせるコミュニケーション法も、あわせてご覧ください。

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