動画・映像編集の仕事とは?向いている人、必要なスキル・機材を解説

動画・映像編集の仕事とは?向いている人、必要なスキル・機材を解説

現代は、自分で動画作品を作る・投稿する環境も整い、誰でも簡単に自作の動画を世界中の人に向けて公開することができるようになっています。また、YouTuberの影響などで映像編集の求人に興味を持つ人が増えています。今回は、仕事として動画や映像の編集をしたい人に向けて、何が必要か解説します。

動画・映像編集の仕事に向いている人

動画・映像編集の仕事に向いている人

動画編集に向いている人は、根気強く、何事にもコツコツと物事をこなせる人が向いていると考えられます。実際に仕事では、同じような作業を何度も繰り返し、クライアントからの修正を行い、動画を作っていきます。

また、様々な技術が求められます。例えば、動画に必要な画像の加工、モーショングラフィックに使う図形の作成など画像編集の応用をする物だと考えます。常にジャンルに対してアンテナを張り、流行を追い続ける、根気と体力も必要になります。

「動画編集に興味はあるけど、実際求められているスキルとはなんだろう?」とか、「編集を行う際の機材やスペックってどんなもの?」と気になる方に向けて、動画編集に必要なスキル、機材、スペックの疑問について説明していきます。

映像・動画編集に必要なスキルやスペック

・映像編集系 Premiere Pro など

・動画作成系 Aftereffect など

・素材作成系 Photoshop、Illustrator など

Adobe製品以外のものならば、映像ならFINAL CUT、動画ならAviUtl、素材ならGIMPなどが有名です。他にも代替品は様々なものがあるので自分に合ったものを選びましょう。

映像編集スキルとは別に、映像編集に必要なPCには高いスペックを要求されます。Aftereffectに必要な要求スペックを例に説明します。

Aftereffectの要求スペックは、次のように言われています。

・メモリ 最低16GB以上 

・CPU IntelCore i5以上

・HDD5GBの空き容量が必要

・GPU GTXシリーズ1000番台以上

AftereffectはCPUのシングルコアのスペックに依存するので、サクサク動かしたい方はより良いCPUを積む必要があります。実際、自分は上記のスペックのPCで動画を作っていますが、15秒のモーション動画、映像編集の作成などは、問題なくこなせています。

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動画編集の流れとは

動画編集の流れとは

映像制作には基本的な流れがあり、流れに沿って映像制作の仕事を行います。映像制作の過程でクライアントとの確認作業、確認後の修正が入ってくることが、個人制作で映像編集を行なっている人と、仕事で映像編集を行なっている人との差だと考えられます。

では、動画編集者の仕事の大まかな流れについて解説していきます。

撮影の流れ

1.撮影した動画、写真などの生データをパソコンに取り込む

2.絵コンテやラフに合わせて素材を加工

3.映像に合わせてテロップ、アニメーションなど効果をつける

4.音楽や効果音などの音入れ作業

5.編集した動画の確認出し

6.確認が通ったら納品

上記が1つの案件で行われる大まかな流れです。主に3,4,5でリテイクを繰り返し行って、動画が作られています。クライアント側の要望を聞き、よりクライアントのイメージに近づけていくことが大切です。

動画編集の時間がかかる理由

動画編集の時間がかかる理由

動画編集には膨大な時間がかかります。動画と言っても、数十秒のものから、数時間のものと幅が広いです。数十秒なら簡単にできると思われますが、実際にはたった数十秒の動画でさえ、数時間、場合によっては数十時間かかっている場合があります。

なぜ動画編集に膨大な時間がかかるのか、説明していきます。動画の重要な要素はタイミング、色、スケール、繋ぎの4つだと考えます。「どのタイミングで、何秒間この大きさで、どこに出現させ、次のカットにどう繋げるか」を常に考えることが大切です。4つのサイクルを常に回し違和感がなくなるまで繰り返すことで、時間がかかると考えられます。

動画の書き出し作業も時間がかかります。画像と違い、動画は「連続する画像」の保存となるため、時間がかかります。「連続する画像」のなめらかさを決める要素が「フレームレート」です。フレームレートは、「1秒間の動画で見せる、静止画の枚数(コマ数)」で、単位を『FPS(frames per second)』と表します。おおよそ動画は30fpsと言われ、30fpsは1秒間に30回画面が切り替わります。たった10秒の動画でさえ、300枚以上の画像が繰り返されます。書き出しに関しては、PCのスペックが大きく影響しています。書き出しはCPUに依存、編集中の画面はメモリとグラフィックカードに依存します。

動画編集を仕事にするには

自分がどの方向性の動画を作りたいかを、見つけることが1番大切だと考えます。個人の映像制作のスキル次第では、在宅ワークや副業など、フリーランスとして動画を作ることも難しくはありません。現在クラウドソーシングサイトはたくさんあるので、自分の生活スタイルと合うサイトを探すことをおすすめします。

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