最近よく聞く【越境EC】とは?今更聞けない疑問を解消!

最近よく聞く越境ECとは?

最近よく耳にする「越境EC(えっきょうイーシー)」の仕組みってご存知ですか?コロナ禍のご時世にピッタリで、かつ少ない投資で始める事が出来るオススメの商法です。

今回は越境ECの仕組みを踏まえながら「今更聞けない疑問」をわかりやすく解消していきます。

 

越境ECとは?

越境ECとは?

越境ECとは、その名の通り国境を越えて行われる、いわゆるネットショップでの売買を指します。更にかみ砕くと「外国に在住している消費者向けに、オンラインで日本の商品を販売する」ことです。(通常のECサイトの場合は、日本に住んでいる消費者に対して商品を販売します。)

 

きっかけは、訪日観光客の日本製品の爆買いだったようで、非常に有望なビジネスとして近年注目を集めております。日本製の商品は、高品質・安全である事から海外での人気が高く、外国人からもとても支持されています。

日本でもスマートフォンの普及もあり、越境ECが盛んになってきました。新たな販路開拓の方法として、ネットショップ事業者や企業も注目しているようです。

 

・海外向けオンライン販売を考えている

・事業のグローバル展開を考えている

 

といった方は必見です!

 

それでは、越境ECについてもう少し詳しくご紹介します。

 

1.越境ECの市場規模

越境ECの市場規模

世界の越境ECの市場規模は、年々拡大傾向にあります。経済産業省が発表した電子商取引調査によると、2019年の世界の越境EC市場規模は、7,800億米ドルと推計されており、2026年には、4兆8,200億米ドルまで拡大する予想となっています。

 

では、国内市場と比べるとどのくらい市場規模が大きいのでしょうか?経済産業省が2020年7月に発表したデータによると、日本国内のEC市場規模は約19.4兆円でした。

EC市場規模のグラフ

その中でも中国・米国からの輸入額は年々増加しており、伸び率も国内市場の成長率を上回っております。

 

2.越境ECが注目・拡大している理由

越境ECが注目・拡大している理由

越境ECが世界中で拡大している背景には、下記が考えられます。

 

・コロナ禍による巣ごもり需要

・スマートフォンやPCなど手軽にインターネットにつながる環境の世界的な普及

・SNSの活況

・日本独自ブランドの人気

・人口減少による商圏拡大

・インバウンド訪日観光客によるリピート購入

・海外サイトでも安心して取引出来るマーケットプレイスや環境EC支援会社/サービスの増加

 

越境ECは、インターネットショッピングが当たり前の現代にマッチしたサービスの一つです。外国人の求めている商品がまだ数多く潜んでいる可能性があるでしょう。また、2022年4月現在ではインバウンド(外国人が日本に訪れてくる旅行)は見込まれませんが、今後ワクチン接種が進むなどにつれ、海外からの観光客が増加することが考えられます。

そして、インバウンド需要が再開し、商品の良さを知った外国人観光客が「また買いたい・・・!」と考えたとき、今後も日本の海外向け越境ECは更に拡大していくことが予想されます。販路拡大の可能性が大きく広がるのも、越境ECの魅力の一つです。

 

3.コロナの影響で今後EC業界はどう変化するのか

コロナの影響で今後EC業界はどう変化するのか

越境ECの市場規模は、2014年には約25兆円でしたが、2019年には約90兆円にまで成長しました。2020年には新型コロナウイルスによる海外からの入国制限・外国人観光客による消費の損失を補填するため、多くの企業が越境EC導入に乗り出し始めたことが影響して、109兆円を超えました。

 

感染拡大の影響により、外食自粛や小売店・飲食店の時短営業など社会全体の経済活動に多大な変化が出ました。そんな中、外出が出来ない消費者と時短営業・休業を余儀なくされた事業者、双方にとって拠り所となったのがネット販売です。EC化への思わぬ追い風となりました。

 

近年は毎年、前年比20%以上を継続し、今後も市場の拡大は右肩上がりと予想されています。

 

越境ECのメリット・デメリット

越境ECのメリット・デメリット

世界的にネット販売が急成長する中、越境ECも年々業績を伸ばし続けています。市場規模が世界的にも成長を続けているため、取り組む企業も日本のみならず増加しています。

そんな越境ECのメリットやデメリットを説明します。

メリット

事業者のメリット

・海外という新しい販路開拓が出来、売上アップにつながる

・海外に店舗を置かなくても、ECサイトならコストを安く抑えて出店が出来る

・越境EC対応サービス・支援会社などの増加により、ハードルが低くなっている

・海外視点での日本ブランドの優位性

ユーザーのメリット

・国内にない商品を購入できる

・安価で買える場合がある

・海外メーカーの商品を転売などではなく、正規に購入が出来る

 

国連が発表している予想によれば、2021年78億人の世界人口は2050年までに97億人、2100年ごろには110億人まで増加することが見込まれています。それだけたくさんの人々が今後もEC市場に流入する可能性が十分ある事を意味しており、多くのチャンスが眠っているのです。

 

デメリット

事業者のデメリット

・販売国に合わせたマーケティング・販売戦略が必要

・販売国の法律や規制に沿って対応する必要がある(物流や言語、サイト運営など)

・国内よりも輸送・物流コストがかかる

・販売国の言語に合わせたコンテンツを用意するためのリソース確保

・決済の不正利用などのセキュリティ対策

・購入トラブルが発生した場合、対応が難しい場合がある

ユーザーのデメリット

・返品などの場合、時間と送料がかかる

・サイトによっては割高になってしまう場合もある

・国内でメジャーな決済方法が使えない場合がある

・偽造品などを購入してしまうリスクがある

 

越境ECを健全に運営するためには、セキュリティ対策や販売戦略、決済方法を販売国に合わせる必要があります。

また、法律・言語・価値観の違いなどからくるお客様とのトラブルなど、さまざまなデメリットや課題があります。そういった煩わしさから越境ECを避ける事業者も多く、国内の越境EC新規参入者はまだまだ少ないようです。

 

越境ECのマーケティングで気を付けたいポイント

越境ECのマーケティングで気を付けたいポイント

国内と違う越境ECマーケティングは、常に市場の動向を見て戦略を立てることがポイントです。更に越境ECの結果が出るまでの間、継続可能なマーケティングコストを準備するのも大切です。

 

マーケティングの効果が出始めたのに、継続するコストがなくなり中止するという事態は避けなければなりません。ECのマーケティングでは、しっかりと国内と海外の販売方法の違いを押さえる事が出来れば成功に近付けます。

 

最新の市場動向を把握して戦略を作成

越境ECマーケティングで大切な事は、最新の市場の動向を分析して戦略を立てる事です。市場の動向は常に変わっているので、最新情報を元にしてマーケティングする事は、売上を上げるための基本と言えます。

 

ECで必要なプラットフォームを選択する時も、どのプラットフォームが最も販売数を上げる事が出来るのか判断する必要があります。各々のサイトを比較する際、プラットフォームの知名度や使いやすさ等も総合的に見る必要があります。

 

長期になっても継続出来るマーケティングコストを用意

もう一つのポイントとして挙げられるのが、長期のマーケティングでも継続出来るコストを準備することです。マーケティングは、初めの計画よりも長期になるケースがあります。

もう少しで売上が伸びるというタイミングでマーケティングコストがなくなれば、販売を中止する可能性も出てきてしまいます。自社にあったマーケティングの方法をコストも含めて決定する事も大切です。

 

国内と海外でマーケティングの違いを押さえる

マーケティングのポイントとして、越境では国内と海外では要点が異なる点があります。

例えば、海外の消費者に好まれる画像と日本人が好む画像には違いがあるので、商品の紹介画像を別に用意するケースもあります。広告を考えてみると、国内ではYahoo!広告を利用する方は多いですが、アメリカだとYahoo!はあまり利用されていません。

国内と海外で、同じようにYahoo!広告を利用したとしても、全く異なる結果が得られることもあるので注意が必要です。

 

長期的な事業計画でマーケティング

越境ECでは、長期的な事業計画によるマーケティングがポイントです。国内と違い他国であるので、どのように売上が伸びていくのか読みにくい点があります。

 

初めから短い期間で売れるまでのマーケティングを考えていると、期間が延びた時に対応出来ない場合もあるので、余裕を持った事業計画によるマーケティングが大切です。

 

よくある質問

よくある質問

Q1.越境ECを行うには英語が必要ですか?

越境ECに対応しているサービスでは、たとえば英語対応のボタンを押すだけで、日本語のネットショップを自動翻訳してくれるものもあります。最近の自動翻訳機能は精度も高いため、販売する国の言語に必ずしも精通している必要はないと言えるでしょう。

 

ただし、自動翻訳では細かいニュアンスなどが伝わりにくい場合があるため、商品に対する問い合わせなどがあった際は、現地の言語で対応する事が望ましいでしょう。ネイティブな言語に対応出来るスタッフがいれば心強いですが、越境EC開業時はすべて一人で対応する必要がある可能性も念頭に置いておきましょう。

 

Q2.越境ECは個人でも出来ますか?

越境ECは企業だけでなく個人でも出来ますが、初めてのEC販売で越境ECに挑戦するのはハードルが高いといえるでしょう。基本的なECの運営に加えて販売する国の法規制や関税、綿密な市場調査などが必要です。

そのため、まずは国内でECマーケティングの経験を積み、仕組みを理解してから越境ECにチャレンジすることをオススメします。

 

Q3.どんなものを販売していますか?

海外販売を行っている企業の販売商品のカテゴリーは「おもちゃ・ホビー・ゲーム」がトップで23.42%、次に「ファッション関連」が19.82%、さらに「カメラ関連」15.32%、「音楽・レコードなど」7.21%などが続いています。日本のゲームやおもちゃ、ファッション、カメラなど上位商品は海外では売れ筋商品のようですね。

 

Q4.越境ECに成功例はありますか?

数えきれないほどある成功例の中から、今回は3例ほどご紹介いたします。

 

・某化粧品メーカーは、越境ECにて中国市場への上陸後、わずか半年ほどで生産が追い付かず欠品が発生するほどの爆発的なヒット商品を生み出すことに成功しました。

中国での成功を機に、タイやロサンゼルスでの売上も伸びているそうです。

 

・アニメやゲームなどの関連グッズを海外ユーザーに向けて販売している某越境ECサイトがあります。

そこでは、オタク文化が好きな海外ユーザーが手軽にグッズを購入できるよう開拓したところ、アメリカやカナダ、フランスなどの欧米圏を中心として、幅広い国々で売上を伸ばしました。

 

・とある地方では、地元のお土産品を越境ECサイトで販売し、大きな成果を挙げています。

 

ITスキルやノウハウに乏しいスタートでしたが、まずは楽天市場での出店を果たせました。それから中国語・英語・日本語に精通した中国人スタッフを導入し、ページ制作や顧客対応等の施策にも尽力して、現在も売り上げを伸ばしています。

 

越境ECの仕組みを理解し、マーケットを拡大しよう

今、世界はあらゆる危機に陥っており、コロナ前とは全く違う景色が広がっています。耐え凌ぐだけではなく、新たなチャレンジ精神でコロナ禍による環境変化に順応していきましょう。

 

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