
動画をマーケティングに使うには戦略が必要
ここ数年で、動画をビジネスに活用としようとする流れはとどまるところを知りません。動画を制作できる会社もたくさん増えました。その一方で、動画をただ作っただけではあなたやあなたの会社の商品・サービスが売れるわけではないというのも事実です。
動画制作会社は「作るプロ」であって「売るプロ」ではないですから、作っただけでは売れません。もちろん、魂込めて作った1本の動画がたまたま多くの人の目にとまって共感され、反響の結果、商品・サービスが売れることもあるでしょう。
ですが、偶然売れたのではなんの価値もありません。ホームページと同じで、動画をマーケティングに使うには、しっかりとした戦略を立てて売れるべくして売れる状況を作り出す必要があります。
動画プロモーションをマーケティング手法としてとらえ、その他の広告手法などマーケティング施策と連携することで、中小企業や個人事業主でも、動画をビジネスにフル活用することが可能です。Youtubeやニコニコ動画、Vineなど動画サービスはありますが、現時点で最もビジネス貢献性が高いのは、やはりYoutubeでしょう。
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Youtubeの検索優位性
動画コンテンツには検索優位性があります。つまり、動画コンテンツを使用しているホームページと動画コンテンツを使用していないホームページでは、検索上、動画コンテンツを使用しているホームページのほうが上位表示されやすいです。
なぜ検索結果において動画が評価されるのかというと…。動画は、情報を探しているエンドユーザーにとって役立つ情報を、効率よく分かりやすく伝えることができるからです。
世の中の検索を握っているといっても過言ではないGoogle社のミッション(=使命)として、
「Googleは、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることが使命」
と宣言しています。この考えをもっているからこそ、GoogleはYoutubeを傘下におさめているわけですし、検索結果でも動画を優遇しているというわけです。
Googleはコンテンツの質を重視している
インターネットが普及していった2000年代。検索結果の上位表示(SEO)のためには、キーワードとなるテキストをいかにして多くページ内に盛り込むか?が重要でした。ここ数年、Googleはコンテンツの質を重視しているとして上位表示ルールを大幅に変更・アップデートしました。
- 人々にどのように評価・共有されているか?
- テキストや画像、動画がうまく活用されているかどうか?
- 使いやすいデザインになっているかどうか?
などを評価として重用されています。その中で、動画の分かりやすさ・情報の伝えやすさが高く評価されているのです。YouTubeの顔の一人、2011年のGoogleの副社長でもあったロバート・キンコー氏の言葉を引用します。
「近い将来、インターネット上の全トラフィック(データやりとり)の90%が動画になるだろう。」
予言とも言える言葉です。Googleのミッションを果たすために動画は大変重要です。このことを踏まえてホームページ内には動画を掲載したほうがよいと考えさせてくれる言葉だと言えるでしょう。
少しずつでもよいので、あなたの会社のホームページに商品説明動画やサービス紹介動画を掲載していくとよいですね。
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