ロゴをデザインする時におさえておきたい11のルール

入社して8ヶ月が経とうとしている私に初めてのお仕事がやってきました!なんとロゴの制作です。個人的に遊びで作ったことはあるのですが、サイズ感など全くわからない状態で作っていたので、これは絶対何かルールがあると思い調べてみました。
調べて正解でしたね。結構知らないことがあったので、今回はこのロゴデザインのルールについて書きたいと思います。

まずは基本設定から

サイズは大きすぎず、小さすぎず

ロゴ作るぜ!と新規作成を開いたのはいいものの、「あれ?ロゴってどれくらいのサイズで作ればいいんだ?」といきなり手が止まりました笑いろいろなサイトを回って調べたところ、サイズはなんと、自由!入稿時の注意点さえ守っていれば大丈夫です。ですが極端に小さいのもよくないし、大きすぎるのも処理をするのに時間がかかることもありますのでA4サイズくらいが丁度いいと思われます。

基本はCMYKで

ロゴを制作する際、色の設定はCMYKになります。名刺、チラシ、DMなどの印刷物に多く使われるからです。ただ、サイトに入れたい!というクライアント様はたくさんいらっしゃると思いますので、CMYKとWEB用にRGBのもの2つを用意しておくと親切です。2つ用意するのは手間がかかる…と思われる方は、RGBの色コードを書いてあげるのもいいと思います。

 要望をしっかり聞くことが大事

できるならばヒアリングシートなどを活用し、クライアント様と話をつめることで、制作した後のズレが少なく済むのではないでしょうか?そんなヒアリングシートですがどんなことを聞いたらいいのか、簡単ですがまとめてみました。

ロゴの種類3タイプ

ロゴと言っても種類は3つあります。クライアント様はどんなタイプのものを希望されているのか、またユーザーにどんな印象を与えたいのかによって作るものが変わってきます。

1つ目はロゴマーク

会社や団体、家系(家紋)で持つシンボルのようなものです。色や形などデザインに自由がきくので、一瞬見ただけでどういう会社なのか印象を与えたい、コンセプトを強くアピールしたい場合はロゴマークを作るといいでしょう。代表的なロゴマークとしてはスターバックスコーヒーの人魚のマークや、福井県民なら一度は見たことがある福井県の丸いマークがあります。(ちなみに福井県のマークは片仮名のフクイという文字を元に制作しているようです)

また、ロゴマークが有る会社と無い会社の名刺を比べると、ロゴマークが有る会社のほうが規模が大きく感じられるそうです。

2つ目はロゴタイプ

会社名団体名を基本としたデザインで、会社の印象やイメージより企業名やブランドを覚えてほしいクライアント様にはロゴタイプがおすすめです。例えば、携帯ショップのdocomo、au、softbankなどはロゴタイプがかなり強い印象になっています。

3つ目はロゴマーク、ロゴタイプ一体型

名刺などでよく見かけるのは、ロゴマークとロゴタイプの一体型ではないでしょうか。会社名団体名を知ってほしいけど、印象も与えたいというクライアント様は一体型を作るといいでしょう。代表的なものではスポーツメーカーのアディダスや、清涼飲料水のポカリスエットなどがあげられます。

ユーザーの性別や年齢を知っておく

ターゲットとなるユーザーの性別や年齢を知ることはとても大事です。知っておくことでデザインの方向性が固まったり、イメージしやすくなります。例えば子どもを対象としたものなポップで明るいデザインにしたり、50代の男性ならば高級感のある黒や茶色を使用した落ち着いたデザインにしたりと方向性が決めやすくなります。

コンセプトや思いからイメージをつかむ

ロゴ制作を依頼されたということはクライアント様は会社や団体になんらかのコンセプトや思いを持っているはずです。ユーザーに何を伝えたいのか、どういう印象を与えたいのかをヒアリングすることでよりメッセージ性の強いロゴになります。

抽象的な表現には気をつける

ロゴだけではなくサイト制作の時もそうですが、テイストを聞き出す時に「可愛く」や「格好良く」など抽象的な表現が多く出ると思います。ただ、「可愛く」というジャンルの中には、大人っぽい可愛さや子供っぽい可愛さなど人それぞれの感性があるので、どういう可愛さなのかもっと具体的に聞く必要があります。参考となるロゴのデザインを教えてもらったり、キーワードとなるテイストの深堀りをして、イメージを共有することで大きいズレが生じるのを防ぎましょう。

 以外とあります!データ受け渡しの決まり

ロゴを制作した後はそのデータを渡します。ここ最近私がもっとも恐れていることがあります…出したデータが戻ってくることと、印刷所から電話がかかってくること…自分のチェックが漏れているのでしかたないのですが、心臓に悪いです笑受け渡しのデータは入稿データと同じようなルールがあるので、自分に言い聞かせるために書きます。

 文字はアウトライン化を

アウトラインが大事なのはロゴだけだはなく印刷物も同じです。印刷所のパソコンには無いフォントを使用していると、別の書体に置き換えられたり、カーニングが狂ってしまったり、文字化けするおそれがあります。近年商用可能で使えるフリーフォントがたくさん出てきているのでアウトライン化は忘れず行いましょう。

線は線のままでおいておかない

上記のアウトライン化する理由と同じなのですが、線情報も拡大縮小をすると線の太さや周りとの間隔が狂ってしまうので、パスのアウトライン化をして線情報から塗り情報に変えておきましょう。

白い部分は油断するな

最近身近に起こったことで注意しなければ!と思ったことの1つにデータの透明部分があります。aiデータは背景が透明なため、背景に白色を使用すると透明になったように感じます。webや印刷物で使用する時に、背景が白い場合は気づきませんが白色以外で使用するとがっつり目立ってしまいます。透明部分は色が付いている背景に乗せても透明のままなのか確認しておきましょう。

CMKY、RGB、グレースケールを確認

印刷物はCMKYにして制作しますが、最初にも書きましたがロゴは印刷物だけでなくwebサイトなどにも使用するので別でRGBのものを作るか、もしくは色コードを記入してあげましょう。また、色がモノクロになるのであればグレースケールで設定しましょう。過去にモノクロのデータを誤ってCMYKで制作した際、印刷会社の方から電話がきたことがあります笑

印刷会社によってバージョンを変える

これもつい最近あったことなのですが、Illustraterのバージョンが合わなくてデータが戻ってきました。制作時にはクライアント様もしくは印刷会社にIllustraterのバージョンを聞いて、合わせましょう。

まとめ

ほんの1週間前くらいにロゴ制作の仕事をして、初めての経験だったのでいろいろな情報サイトを見て回りました。いろいろな決まりがありましたが、やはり一番大切だなと思ったのがクライアント様との打ち合わせだなと思いました。仕事上クライアント様と話をする機会がない中で制作していますが、制作を始める前にどんな思いで会社を立ち上げたのか、どんなイメージで作ってほしいのか、逆に初稿提出後修正指示を受ける度にもっと営業の方に話を聞けばよかったと思うことが結構あります。

クライアント様と直接会う機会があれば今後はヒアリングシートなどを活用していきたいと思います。先輩が「ロゴ制作楽しいよー」と言っていた気持ちがわかった仕事でした!

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筆者

Y.Urushizaki

1日を100%全力で生きるをモットーに毎日すごしています。幸せだなと思う瞬間は仕事終わりに「今日も頑張った」と思いながら駐車場まで歩く時と、近所の野良猫と遊んでいる時です。最近自覚したことは周囲も驚くほどの雨女だったことで、過去に行ったテーマパーク(ディズニー・ユニバ・富士急・ナガスパ)はほとんど雨の思い出がしかありません。たまにテーマパークで晴れると自分より強い晴れ男・晴れ女が存在する事実に少しテンションがあがります。

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