社会人として避けたい!会話の「あいまい表現」

記事公開日:2017.12.09

最終更新日:2017.12.05

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あいまいな表現をしてしまい、自分が伝えたかったことが相手に上手く伝わらなかった。今までにこのような経験はありませんでしたか?
私自身気を付けているつもりですが、ついつい使ってしまっていたり、話した後に補足や訂正する機会を逃し、「またやってしまった…」と反省することが多々あります。

今回のおすすめ記事、テーマは「あいまい表現」について。何気ない会話や仕事の合間にも見え隠れしている、言葉の仕組みについて取り上げて行きます。

人との誤解を生む『あいまい表現』はこんなにある

そもそも「あいまい表現」とは、どのような言葉を指すのか?実際に書き出してみました。

大きい・小さい・遠い・近い・ちょっと・だいぶ・かなり・すごい・やばい・ゆっくり・早い・ほどほど・多少・多く・少ない・高い・低い・まあまあ・安い・けっこう・たくさん・いつも・さっき・あの時・とても

いかがでしょうか。ざっと挙げましたが、私自身心当たりがある物や話している時口に出しているような表現が幾つもあります。(”幾つも”もあいまいですね…)
特に友人や家族、親しい人と話す時もしくはメールの中で使う言葉を一つ一つ意識せず、あいまいな表現を使っていることと思います。あいまい表現とは怖いもので、話し方や言葉の選び方一つで、否定的な意味に取られたり、相手に対して誤解を招く場合があります。

「あいまい表現」が含まれる文章とは具体的数字のない文章

それでは次に、あいまいな表現が含まれた文章がどのように感じてしまうのかを見て行きましょう。

二つの簡単な例文を用意しました。

A.この後予定していた会議は若干遅れて始まります。

B.この後予定していた会議は10分程遅れて始まります。

このAとBの二つの文章を比べた時、「どちらの文章がより伝わりやすいと感じましたか?」と質問された際、恐らくほとんどの方が『B』と答えるでしょう。

それぞれの違いとして、Aでは「若干」、Bでは「10分程」という異なる表現が出てきています。時間の目安を説明するために、具体的な数字を使うことで相手に丁寧な表現を考えている文章でした。さらにもう二つの例文。今度は明確に文章を変えてみます。

C.会議の参加者が多少増えました。会議用の資料をあともう少し準備して下さい。

D.会議の参加者が10人増えました。会議用の資料をあと10部準備して下さい。

会議参加者が何人増え、資料を追加で何部作成して欲しいという依頼の文章です。CとDを比べた時感覚で話しているものと、数字を使って具体的に表した文章となっていることがわかります。

実際にCの文章を受けた際に、依頼される側は「実際は何人増えるんだろう?」「何部資料を用意すればいいんだろう?」という疑問が尽きないと思います。

反対にDの文章を受けた側は、はっきりとした数字での説明をもらっているため、余計な質問なく準備に取り掛かることができたでしょう。

『社内の会議』という限定したシチュエーション、4つの例文を挙げさせて頂きました。

話し手が一言二言変えて話すことで、これほど内容が理解しやすく、また聞き手が次にどうすれば良いのかわかりやすくなることがイメージできたでしょうか?

数値で具体化して相手に伝わる文章にしよう!

相手に内容が上手く伝わっておらず、再度相手から内容を確認されたり、自分の思わぬ方向に進んでしまっていたり、ビジネスにおいて、意思の疎通が取れていなかった事ほど手間と感じる状況はないでしょう。

例文であれば、「資料が不足してしまい再度準備しなければなくなった」「会議参加者が時間になっても来ない」といった問題が起きてしまうことも考えられます。私たちの身の回りで考えられる、この他の事例として上司、役員への報告をする際。「●●商品の売上について、先月より多少増えました」と報告される方はいませんよね…?

報告を受けた側は「結局いくら増えたの?」という疑問を持ってしまいます。報告する側もされる側も、できることであれば、報告は一度で済ませたいことでしょう。

会社内であれば訂正することも簡単でしょうが、社外の方、お客様やクライアントともなると、状況が変わってきてしまいます。様々なやり取りや打ち合わせやをしていく中で、あいまいな表現を使ってしまったがために認識や解釈の差から誤解やクレームとなってしまった場合。

もしくは、製作物の修正指示をしたところ…修正箇所であったり、修正した内容にズレがあったために、思わぬ手間と時間がかかってしまった経験はありませんか?これは話し手だけの問題ではありません。余計な作業や時間を割かないようにするための工夫であると考え、お互いに意識付けが重要であると思います。

そのためにも、数字や時間・単位を使って表現する(話す)ことが理想であり、ミスやクレームを防ぐために必要不可欠です。この記事を読み終えた後も「どうしても言葉にしてしまう。」という方。まずは身近な方との会話から意識してみましょう。

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筆者

T.Tanaka

Bigmac営業部所属2016年8月入社。前職でWebに携わる方と出会ったことで、Web業界への興味が強くなったことをキッカケにBigmacへ入社。様々な業種やビジネスモデルに触れる機会が多く、毎日が勉強の日々。趣味は映画鑑賞(DVDより映画館派)。話題の作品だけではなく、自分が気になった映画はとりあえず見に行くような週末を過ごしています。お気に入りの映画やオススメの作品があれば、ぜひ教えてください。

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