RGBとCMYKの違いとは?

2016.09.30

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RGBとCMYK一度は耳にしたことがある言葉だと思います。

しかし耳にしたことがあっても、実際にはどう違うの?そもそもこの2つはどういう意味?と思うことも多いでしょう。デザイン関係に携わっている方は日頃から用いられることが多くとも、一般の方はあまり触れる機会がないと思います。ですが、少しでもこの違いを知っておけばもしもの時に役立つはずです。今回はこの2つの違いと注意点を書いていきたいと思います。

RGBとは

R=(Red)、G=(Green)、B=(Blue)の3色を混ぜ合わせ、幅広く再現する方法です。色をすべて混ぜ合わせると白になることから「加色混合」と呼ばれます。「光の三原色」とも呼ばれ、RGBはコンピュータやテレビなどに使われることが主です。今私達が見ているこの画面もRGBで表現されています。

 CMYKとは

色の三原色に黒を加え表現する方法です。C=シアン、M=マゼンタ、Y=イエロー、K=ブラックを混ぜ合わせ色を再現します。
ブラックのKはCMYKと違い、Key plate(キー・プレート)の頭文字です。キー・プレートとは画像の輪郭など細部を表現するために用いられた印刷版のことです。CMYKはRGBとは違い、色を混ぜれば混ぜるほど黒になるため、「減色混合」と呼ばれます。そしてCMYKは印刷物に使われることが主です。家にあるポスターやチラシはCMYKで作成されたものです。

 向いていることは…

コンピュータや印刷物と聞いて気付いている方も多いと思いますが、RGBならWebで表現するもの。例えばWebデザインなどに。CMYKなら、紙媒体のもの。例えば、フライヤーなどに向いています。

 RGBからCMYKに

RGBからCMYKへは簡単に変換することができます。特にPhotoshopを使用した際に多いのではないかと思います。私自身もRGBの場合しか使えない機能がある為、Photoshopで作成したものをCMYKに変換することが多いです。

しかし、簡単に変換することができますが、注意しなければならないことがあります。RGBとCMYKは再現できる色の範囲が違う為、RGBで作成したものをCMYKに変換すると色味が変わってしまいます。例えば、鮮やかな青や赤はRGBでは綺麗に色が表現されますが、CMYKに変換するとくすんだ色合いになります。

特に鮮やかな青色はかなりくすんでしまい、思い通りの色を表現できません。印刷所によってはビビットな色合いも完全とはいかなくとも再現できるところもありますが、手間が掛かってしまいます。もしビビットな色合いを用いる場合は、画面上(RGB)では綺麗に見えていても、印刷(CMYK)にする際はくすんでしまい再現できないと頭の隅に置いてもらえればと思います。

 CMYKからRGBへ

逆にCMYKからRGBへと変換することも簡単です。RGBで作業をしていて色合いが気になり、確認のためということでCMYKに変換することが多いと思います。
しかし、一度CMYKに変換したものをRGBに戻した場合は、そのまま上書き保存をしてはいけません。一度CMYKに変換したものはRGBに戻しても、同じ鮮やかな色合いにはなりません。

確認の場合は必ずバックアップをとることを忘れずに行ってください。Photoshopの場合は、「表示」→「色の校正」で確認することも可能です。

 その他気を付けること

CMYKに変換して印刷しても、紙の種類やモニタの調節の違いなどで色合いが多少変わってしまことは避けられないことです。何度も確認し、理想の色合いに近づくことができるよう調整することが大切なのではないかと思います。

また、うっかりCMYKにしたままWebに載せてしまうと色がとてもビビットになり目に痛い色合いになってしまうので最後まで確認を怠らないよう気をつけて下さい。

 まとめ

いかがでしたか?RGBとCMYKの知識があれば、せっかく時間をかけ、綺麗にデザインをしたのに印刷してみたら思ってた色と違う…と肩を落とすこともなくなるはずです。私自身、作業をしていておもいっきり青を使ってしまい、CMYKに変換した際にとても苦労しました。もう少し色の変化に気を付けていれば…と時間をかけ、やり直した覚えがあります。また、うっかりCMYKのままWebに載せてしまい、あまりの色の違いにかなり焦ってしまった覚えもあります。

RGBとCMYKをしっかり使い分け、色合いに気を付け、その為に何度も確認の印刷をし、自分の目で確かめて納得のいくデザインをしていくことが大切なのではと思います。さらに、色の須知を確認することや、紙に出力して色見本を作り、印刷所に頼むことで、ぐっと理想の色合いに近付くはずです。

今は安く、少部数で印刷を請け負ってくれる印刷所も増えたので、一度ポストカードなどを作ってみてはいかがでしょうか?実際に作成することにより、違いが分かると思います。これからデザイナーを目指す方や、デザインに触れてみたいと思った方や興味を持って頂いた方は是非、頭の片隅に置いていただければ幸いです。

 

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筆者

A.Yabe

Bigmac制作部に所属。まだまだひよっこなので、早く一人前になれるよう、勉強の日々です。覚えることは沢山ありますが、新しい知識が増えることがとても楽しいなと感じます。ぼんやりと空を見上げていると、気持ちがリフレッシュし、新しいアイデア浮かんだりするので好きです。好きなデザインに出会えると、恋をしたようにドキドキが止まりません。人の心を射止めるようなデザインができるように頑張っていきたいです。よろしくお願いします。

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