プログラミング初心者がPHPを学ぶ前に理解しておきたいこと

プログラミング初心者がPHPを学ぶ前に理解しておきたいこと

Webサイト制作に関わるひとであれば、よく耳にするであろう「PHP」という単語。

PHPとは、一体なに?という方から、PHPがプログラミング言語であることは知っているけど、見方も書き方も分からない!という方に向けて、プログラミング初心者がPHPを学ぶ前に理解しておきたいことをまとめました。

PHPとは、一体なに?

PHPとは、Web用に開発されたプログラミング言語のことで、全Webサイトの8割以上でPHPが使われています。
WordPress(一言で説明すると、Webサイトを簡単に作れてしまう無料サービス)もPHPを元に作られており、WordPressでサイト制作を行いたい・行っている方はPHPを学ぶことで、より細かくサイトをカスタマイズでき、Webデザイナーが作ったWebデザイン通りのサイトを作れるようになります。

PHPは、「バックエンド言語」(※後術します)なので、実際にPHPを動かして学習するにはサーバー環境が必要です。
MAMPというアプリケーションをインストールすれば、無料でローカルに開発環境をつくれるので、サーバーをレンタルしていない方は、まずはそこからですね。

サーバー側で動く「バックエンド言語」とは?

これから「フロントエンド言語」と「バックエンド言語」の違いについて説明していきます。

「フロントエンド言語」とは、クライアント側で動作する言語のことで、要するにそのWebサイトを見ているブラウザということです。

HTML、CSS、JavaScriptなどが、該当します。

フロントエンド言語の動作例として、お問い合わせフォームで、全角入力しないといけない項目にユーザーが半角入力してしまった場合、送信ボタンを押す前に(サーバーへ情報が送られる前に)Javascriptによるポップアップで、間違いをユーザーに伝えてくれます。

「バックエンド言語」とは、サーバー側で動作する技術のことで、PHPはこちらに該当します。
バックエンド言語の動作例としては、サイト内検索機能がわかりやすい例です。

ユーザーが検索キーワードを入力して検索ボタンを押すことで、サーバー側にリクエストが送信されます。
リクエストを受けとったサーバー側(バックエンド言語)が、検索結果をWebサイトに表示させます。

その他にもブログの人気記事や関連記事を抽出してくれたり、ホテルサイトの予約機能、通販サイトでの支払い機能、SNSのID・パスワードを使ったログイン認証なんかも、PHPで出来てしまいます!

ブラウザ側で動作するフロントエンド言語と、サーバー側で動作するバックエンド言語

ここまで読んでいただいて、PHPが一体何なのか、ざっくり理解して頂けましたでしょうか?
次章では、いよいよPHPの書き方を説明していきます。

PHPの記述の決まりごと

PHPブロックの書き方

まずは、以下の例を見てください。
「Hello」という文字列を表示するだけものです。

開始タグ「」で終わる部分を、「PHPブロック」といい、開始タグと終了タグに挟まれている部分(例でいうと「echo “Hello”;」)がPHPプログラムとして実行されます。
例に出てくる「echo」は、PHPで文字列を出力するときに必要で、今回は「Hello」という文字列を出力するために使われています。

一行終わるごとに「;(セミコロン)」

PHPブロック内には複数行書くことが出来ますが、1行終わるごとに「;(セミコロン)」を付けましょう。

拡張子を.phpに

HTMLファイルには.htmlをつけるように、PHPファイルには.phpをつけます。
PHPはHTMLと混ぜて記述することが出来ます、その場合もファイル名の拡張子は.phpにしましょう。

PHPを書く上で欠かせない「変数」とは?

PHPの記述のルールを理解できたら、次は基本構文を覚える前にひとつ、覚えておきたいもがあります。
それが「変数」。
「変数」とは「データ(値)を収納しておく箱」のようなもので、その箱を好きなところで何度も取り出して使うことがきできるものです。
表現の仕方は違ってきますが、PHPに限らず、様々なプログラミング言語に存在する概念です。

PHPでの変数の宣言(変数の作り方)

①「$(ドル記号)」を頭に付けた変数名
②「=(代入演算子)」PHPでは等しいという意味ではなく、代入の役割があり、右の値を変数に代入します。(ここでは、“変数の基礎”を$sitenameに入れる)
③「””(ダブルクォーテーション)」で囲んだ値

変数を視覚化するとこんな感じです。

変数を視覚化したイメージ図
$sitename = “変数の基礎”;という宣言をした場合、$sitenameという名前のついた箱ができ、その箱に”変数の基礎”というデータを入れるイメージです。

変数の名前の付け方にはいくつかのルールがあります。

  • 先述したように、変数名の頭にはドル記号($)をつける。
  • 大文字と小文字は区別される。($sitenameと$Sitenameは別物)
  • アルファベットの大文字小文字、数字(先頭には使用不可)、記号は_(アンダーバー)のみ
  • すでに定義されている変数名($this、$_GET、$_POSTなど)があり、それと同じ名前は使用不可

PHP内で変数を使う

先程、説明した変数の宣言は、以下のようにしてPHP内で使います。

そうすれば、ブラウザに「変数の基礎」と表示されます。
後から、「変数の基礎」を「変数の基本」に改名したくなった場合、宣言の値の部分の「変数の基礎」を「変数の基本」に変更すれば、一括で変更できます。

まとめ

この記事をきっかけにPHPに興味を持って、本を買うなりプログラミング学習サイトの動画やサービスを利用するなり、自分に合った学習方法で本格的なPHPの学習を初めてくれる方が一人でもいてくれたら本望です。
次回は、今回の知識を踏まえて、「PHPの基本構文」について勉強していきます。

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筆者

S.Yamaguchi

Bigmac制作部で、主にWebデザイン兼コーディングを担当しています。 シンプルでフラットなデザインが得意です。 好きな飲み物はカフェオレで、夢はクラゲを飼うことです。
 座右の銘は、「ケセラセラ(なるようになるから流れるままにいこう)」 休日は、海外ドラマかアニメを見ています。 最近、髪をばっさり切って小さいきのこになりました。 どうぞ宜しくお願いします。

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