ウェブライティングとは?良い文章を書くための初心者向けポイント

記事公開日:2018.05.10

最終更新日:2018.05.08

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ウェブライティング アイキャッチ

現代では、企業が自社サイトに文章を載せて情報発信を行うことは一般化されています。

企業や商品のPR・売上などの成果獲得に、ウェブライティングの知識が重要です。Webライターやサイト管理初心者のためのポイントをまとめました。

ウェブライティングとは

ウェブライティング(Webライティング)とは、明確な定義がされていないのが実情です。サイト構築前からのアイディア・企画・構成を含む広範囲で捉える人もいれば、サイトの検索順位向上を狙ったSEO的視点を加える人もいます。
また、「てにをは」の使用法といった正しい文章の書き方や文字の使用法を主眼に置く人などもいて、受けとめ方はさまざまです。

当記事では簡潔にするため、『Webライティング』という言葉のまま、「Webメディアに適した文章を書くこと」と定義して進めます。

「ライティング」と付く、似た言葉との区別

「SEOライティング」や「コンテンツライティング」といった、「ライティング」が付く似た言葉も多くありますので、代表的なものを分析・一覧にした表を以下に用意しました。

ウェブライティングの一覧表

表にある各種ライティングは、概念や技法において共通する要素も多くあります。だからこそ、混同を避けることで「自身に必要なライティング作業」の効率化が望めますので、知識として把握されることをおすすめします。

ポイント1.時流に沿った読みやすさ・わかりやすさの追求

インターネットが大衆に利用しやすいものになったことで、取得できる情報は格段に増加しました。情報過多とも言われる状況の中で、多くのユーザーは、わざわざ読みにくい・わかりにくい記事を読みません。

ネット検索に使用する情報端末の主流が、パソコンからスマホのような小型端末に変化したことで、画面が小さくなったのでより一層「読みにくい・わかりにくい記事」は嫌がられる傾向が強まりました。

記事の読者層を想定し、適した「読みやすい・わかりやすい」文章を心がけることが、ウェブライティングのポイントのひとつとなります。

読みやすい構成やわかりやすいタイトル・見出しを考える

検索ユーザーが特定のページにアクセスした際、「読み進めるか否か」を決断するまでの時間は3秒から5秒程度と言われています。ほぼ初見の印象で「読みにくそう・わかりにくそう」と思われてページから離脱されては、充実した内容が書かれていても無意味となってしまいます。

「読み進めるのは嫌だ」とユーザーに思われたら、すぐにページを離脱され、他所に移られてしまうのは、Webメディアの特性と言えます。ウェブライティングでは、ユーザー離脱を避けるため、読みやすさやわかりやすさを注意しなければいけません。

  • タイトルや見出しは、コンテンツをわかりやすく表しているか?
  • 書き出しは、「問題提起」や「ターゲットにしている読者層」を明示して、興味を惹く内容になっているか?
  • 書き出しの冗長化を避け、記事の文章を簡素にしているか?
  • ページ構成は、順に読んで内容が把握しやすいようになっているか?

また、ウェブライティングにおける文章構成については、【ライティングスキルを一気に上げる記事の構成ポイントとは】に詳しくありますのでご覧ください。

ノートパソコンでウェブライティング中

ポイント2.検索エンジンの評価獲得

ウェブライティングでは、インターネットの特性である「ユーザーの多くは検索をかけてページにアクセスする」という実情を認識しなくてはいけません。「検索エンジンの評価を獲得して、検索上位に表示されることで、ユーザーにより読まれやすくする」という、SEOライティングの要素が、ウェブライティングに強く結びつきます。

SEOライティングとは

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。検索結果の画面で、Webサイトが上位表示となり、多くのユーザーに流入されるようにするため行う取り組みのことを、SEO対策と呼びます。

SEO対策の中にはテキストコンテンツに関わる要素もあり、ウェブライティングの範疇に含まれる「SEOライティング」と呼ばれます。
SEOライティングとは「ユーザーにとってわかりやすく有益で、検索エンジンにも評価を受ける」文章を作成することを指します。

ウェブライティングとSEOライティングは、SEO対策という観点での結びつきが大きいので、【SEO対策の基礎とは?初心者向け基本まとめ】をご覧いただけると、理解が早まるかと思います。

ウェブライティングではキーワードの活用が必須

ウェブライティングにおいてのキーワードとは、「記事が何のコンテンツなのか」を端的に表す単語であり、記事作成時においてブレずに簡潔な文章を書くための指針になります。ユーザーがどのような検索キーワードによって流入するかを想定し、ユーザーの求めるWebコンテンツ作成が、ウェブライティングでは必要だからです

同時に、記事キーワードや属する関連単語を記事内に盛り込むことで、「検索エンジンに、何のコンテンツなのかをわかりやすくして評価を得やすくする」という効果を見込めます。

記事キーワードの活用は、主に以下の2つです。

  • 本文中への記事キーワードの盛り込み
  • タイトルや見出しへの記事キーワードの使用

SEOキーワードの使用率よりユーザーの有益さを意識する

例えば、当記事のように『ウェブライティング』というキーワードで文章が書かれていても、文章内に記事キーワードがまったく使用されていなかったり、文章全体から見て割合が少なかったりすると、検索エンジンは「何の記事なのか」が判別しにくくなります。

検索エンジンのアルゴリズムは日々変化しているので、「キーワードを〇%使用すれば、必ず検索エンジンの評価を得られます」と断言できるものではありません。

また、闇雲にキーワードを盛り込むあまり不自然で読みにくい文章になってしまっては、ユーザーの離脱を増やし、結果として検索エンジンの低評価を受ける恐れがあります。

タイトルや見出しの文頭寄りにキーワードを使用する

キーワードをページタイトルや見出しの文頭寄りに使用することは、ウェブ上でライティングを行う際の、一つの目安といえます。

例えば、『ウェブライティング』をキーワードとした、以下の2つのタイトルを見比べてください。

  • 良い文章を書くための初心者向けポイントを踏まえたウェブライティングとは?
  • ウェブライティングとは?良い文章を書くための初心者向けポイント

検索エンジンは、文章の頭(前方)に使用されている単語をフォーカスするような構造に作られています。また、人間もタイトルを認識する際に、前後の文脈の理解が必要な文半ばや、離れた文末よりも、文頭に表記されたキーワードが印象に残りやすいという傾向があります。

キーワードを用いてのタイトル設定には、【SEOに効果的なブログタイトルの付け方】に詳しく記載されています。ぜひご参考ください。

ライティング技術を身につける方法

ライティング方法を身につけたいライティング初心者や企業サイトの担当者には、日本クラウドソーシング検定協会‎が実施している「Webライティング技能検定」といった、Webライティング関連の試験を通して学ぶという選択もあります。

Web制作の仕事に関わっている人や今後関わる可能性がある人にも、文章力の向上やWebライティング技術の学習は、活かせる経験となりえますのでチェックをおすすめします。

ライティングで大切なのは「ユーザーに有益なコンテンツ作り」

ウェブライティングでは、検索エンジンと人間の特性を理解して、文章作成に役立てる必要があります。
社会の時流による検索環境の変化や、検索エンジンの変化などで、「普遍で正しいライティングの方法」は存在しません。「ユーザーにとって有益なコンテンツ作り」を主軸として、日々の研鑽が求められます。

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筆者

t.miyamori

Bigmac株式会社 メディア事業部所属 2017年10月入社。文章を書く関連の仕事に興味を持ち、畑違いの前職(接客・小売業)から一転、ご縁をいただいてBigmacへ入社。わからないことだらけの業務の中、新鮮な気持ちで勉強中。趣味は、ドライブ、ボードゲーム、映画鑑賞、読書。創作物は、おもしろそうなら何でも手を出しますが、フィクションをこよなく愛してます。 虚構の中でこそ表現できる真実もある、とかなんとか。

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