成長する環境づくり

弊社には今年度、たくさんの新しいスタッフが加わりました。
この記事を書いている自身もその新加入スタッフなのですが、かなりの勢いで人が増えています。

企業としての成長期に入っているといえる一方で、人が多くなるからこその課題も出てきます。

自身の成長の為には何が必要なのか、この会社がこの先も成長するために自分は何をすべきなのか。考えてみました。

環境への対応

人間は生まれてから死ぬまで、様々な環境の変化に遭遇します。
家庭環境、地域の環境、学校環境、会社ごとの環境。

子供のころは、親の選択に自らが考えることもなく沿う形も多いかと思いますが、
年齢を重ねるにつれ、自分の責任のもと、自分の意思で、環境を選ぶ選択をしていきます。

慣れ親しんだ環境のまま、進んで行くのか。
新しい環境を求め、安心感のある今の場所からとびだすのか。

選択を左右する大きな部分は、人として成長したいと思うかどうかだと思います。

これまでの自分を振り返ってみて、私はどちらかというと、あるひとつの流れに沿って、進学や就職・結婚を経てきたように思います。
それは、親や周りの人々の想像の範囲の中でもあったとも感じています。

ファーストリテイリング 柳井正氏の言葉「大事なのは、環境。自分の能力以上を求められる環境でなければ、成長は難しいんです。」

サッカー本田圭佑選手の言葉「ライバルに差をつけたいのなら環境を変えてほしい。
なんだかんだ言っても一度ぬるま湯に浸かってしまうとなかなか抜け出せない。だから、何か物足りないと思ったら、自分のことを知らない環境に飛び込んで行ってほしいと思う。」

ネットの名言集の中の2つの言葉が、自身のチャレンジの背中を押してくれました。

これまでに経験したことのない業務、初めてお会いする取引先。
新しい環境で、否応なしに初体験の現場に直面する日々。
毎日、不安の連続ですが、その不安自体に、少しずつ耐性も出来てきました。

自らのことで精一杯ながらも、年齢的に会社全体のことも考えなくてはいけない自覚もあります。

 

組織ライフサイクル

物理に法則があるように、会社組織がだんだんと成長していくプロセスにも、100%の再現性を保証するものではありませんが、学術的に解明れているほぼ普遍のパターンがあるそうです。

この会社成長のパターンは、専門的には「組織ライフサイクル」と呼ばれます。
段階ごとにご紹介します。

1.起業者的段階

・創始者の創造性や革新性が重視され、管理活動は相対的に軽視される段階。

・成長するにしたがい創始者の個人的能力だけでは管理できない量の資源を扱うようになる。

・成長を続けるには、経営管理技術を持った強力なリーダーによって統合されていくことが必要。

2.共同体段階

・組織の内部統合を作り出す段階。

・組織が強力なリーダーシップを得ることに成功すると、組織内の諸活動は、明確な目標に向けて統合されていく。

・組織の規模が拡大し、メンバーの数や階層が増えるにしたがって、強力なリーダーシップだけでは組織は次第に有効に機能しなくなる。

・リーダーは権限を委譲し、直接トップが指揮することなく制御・調整を行える機構を作り出していかなければならない。

3.公式化段階

・この段階では、職務規制・評価システム、会計制度などさまざまな規則・手続が導入され、組織は次第に官僚制的になっていく。

・組織が大きく、複雑になっていくにしたがって、それを有効かつ能率的に管理するための官僚制的な規則・手続、専門スタッフの導入が必要になる。

・さらに組織が拡大し、複雑になると、「官僚制の逆機能」が弊害となって現れる。

4.精巧化段階

・組織は多数の部門に分割され、小規模組織の利点を確保しつつ、プロジェクトチームなどによって、柔軟性を得ようとする。

・組織構造は分権化され、権限委譲が進められ、全体として分化と統合のバランスが強調される。

・組織は、環境との関係を新たに作り出し「再活性化」していく必要がある。


と、紹介されています。
今、会社がどの段階なのかを考えると、自分のやるべきは、組織環境の整備なのかなとも感じます。

若者の中で

若い人が多い、今の会社を考えたときに、私は今年のプロ野球チャンピオンチームである北海道日本ハムファイターズを思い浮かべます。

毎年優勝争いをする常勝チームとなったファイターズ。
その強さの根源に「スカウティングと育成で勝つ!」という球団としてのスローガンがあるといいます。

FA移籍の有力選手の獲得や、助っ人外国人選手などの補強に頼らず、スカウトが将来性を見込んで獲得した選手を、球団の育成システムに沿って中心選手に育て上げる。

中田翔選手や大谷翔平選手、日本シリーズで大活躍した西川遥輝選手など、若いスター選手がずらりと並びます。

他の球団もそういう理想を持っているでしょうが、ファイターズにはそれを徹底している感があります。
しかも、チームとして高い勝率を保ちながら。まさに、育てながら勝っていると感じます。

若者が、働きながら成長していく環境、会社。
その構築に貢献できたらいいなとと思います。

自らのスキルアップ、成長も忘れずに。

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筆者

Y.Nakahigashi

ラジオ局勤務を経て現職。若いスタッフが多いオフィスに、若干落ち着かない40代。見るもするもの野球好きで、少年野球の指導にも携わる。週末に野球をとるか家族をとるか。その選択が現在のもっぱらの悩みとなっている。いつまで経っても100を切れないゴルフと、知人から半ば強制的に連れて行かれる山登りを少々たしなみ、人畜無害の外見からか、知らない人に道を尋ねられることも多数。好きな動物は猫。好きなテレビ番組は「旅サラダ」。

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