履歴書に使うプロフィール写真を自分で選んではいけない理由とは?

記事公開日:2018.05.10

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履歴書用の写真を撮影することを、ほとんどの人は経験したことがあるのではないでしょうか。自分で選んだお気に入りの写真は、採用担当者にはあまりいい印象を与えない可能性があることがわかっています。

自分の認識している顔と他人が認識している顔は違う

履歴書、SNS等に使う自分のプロフィール写真は、自分がいいと思ったものはあまり支持されません。支持されないのはなぜでしょうか?

なぜ支持されないのかというと、自分が認識している自分の顔と、他人が認識している顔は違うからです。あなたは、本当の自分の顔を知っていますか?

他人が写した写真の中に、自分がうっかり入り込んでしまい、油断し身構えていない普段の姿の自分を見て、「これは、自分?」と思った瞬間や経験はありませんか?

余談ですが、録音した自分の声を聞いて、「変な声・・・」と思った人もいるのではないでしょうか。

「自分はきっとこんな人間だろう」と思っていても、周囲の人の認識とは少なからず誤差が生じます。なぜ、自分が思っている自分と、他人が見た自分には違いが生まれるのでしょうか。自分の認識について考えていきましょう。

他人から良い写真と思われるものとは?

なぜ、自分が選んだ写真は、他人にあまりいい印象を与えないのでしょうか?原因に「単純接触効果」というものがあります。

単純接触効果は認知心理学です

単純接触効果とは、認知心理学の1つです。人は、初めのうちは興味がないものや、苦手なものでも、何度も聞いたり、何度も見たりすることで、次第に感情が起こってくるようになってくる、という効果になります。

例えば、良く会う人や何度も見ているものに関しては、だんだんと警戒心が薄れ、好きになっていくことがあるのです。初対面で「この人、どんな人なんだろう」と警戒心を抱いていても、同じ空間で何日も過ごすことによって警戒心が消えるということがあります。単純接触効果といいます。

単純接触効果を踏まえて顔の見え方について考えてみる

単純接触効果を踏まえて自分について考えてみると、次にお話しするようなことが考えられます。自分は自分にほぼ毎日鏡の中で会うことになります。そして鏡の中で会った時、自分の顔は左右逆になっているのです。人の顔は完全に左右対称ではないため、左右逆になった顔が単純接触効果により、自分に対していい印象を持つようになっていくのです。

しかし、他人が見ている自分の顔は左右逆になっていません、そのままの自分の顔なのです。他人は普段から左右逆になっていない顔を見ているため、単純接触効果で、左右逆になっていない顔にいい印象を持つようになるのです。

左右逆ではない顔、左右逆の顔の違いから、自分と他人の好みの顔のタイプが分かれるという結果が生まれます。

自分と他人の好みの顔のタイプが分かれるため、プロフィール写真は他人に選んでもらった方が印象がよくなるということです。

相手に好印象を与える証明写真とは

とても幸せなことに、Bigmacには、さまざまな方から求人への応募をいただきます。応募をいただいた際に履歴書の内容だけではなく、写真もしっかり見させていただいています。

上記では、他人に与える自分の深層心理についてお話ししていきましたが、実際にどのような写真を撮れば、好印象を与えられるのかについて紹介していきたいと思います。

履歴書の写真としておすすめしないこと

まず前提として、履歴書は正式な応募書類ということを忘れてはいけません。正式な応募書類ということを踏まえ、下記の写真の使い方はおすすめできません。

  • 運転免許証やパスポートの用に撮影した写真を、履歴書のサイズに切り抜きし再利用すること。
  • 証明写真ではなく、日常生活で撮影した写真を切り抜いて使用すること。
  • 1年以上も前に撮影した写真を使用すること。
  • シワだらけのスーツ、寝ぐせの髪型で撮影した写真を使用すること。
  • スーツ・ジャケットを使用せずに撮影すること。
  • 暗い表情や無表情で撮影した写真を使用すること。
  • ヒゲを剃っていない写真を使用すること(男性の場合)
  • 長い髪の毛で顔が良く見えていない写真を使用すること。

写真を再利用したり、身だしなみが整っていない写真は面接官にいい印象を与えることはできません。

好印象を与える写真を撮るポイントとは

  • スピード写真やアプリではなく、写真館で撮影すること。
  • リクルートスーツもしくは、色の濃いジャケットを着用すること。
  • 真っすぐ前を向き、口を閉じたまま口角を上げ、微笑んでいるような表情で撮影すること。
  • 撮影した画像は粗くなく、鮮明で綺麗な写真を選ぶこと。

メラビアンの法則からプロフィール写真を選ぶ

メラビアンの法則とは、人の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決定するということです。また第一印象の情報のほとんどが「視覚情報」から得ているのです。

  • 視覚情報からは『55%』の影響を受けます
    (例)容姿・服装・表情・姿勢・視線 など
  • 聴覚情報からは『38%』の影響を受けます
    (例)話のスピード・声の大きさ、高さ・声質 など
  • 言語情報からは『7%』の影響を受けます
    (例)話の内容・言葉の意味

履歴書の見た目とは、証明写真にあたりますよね。証明写真は視覚情報の55%に当てはまるため、就活における第一関門を通過するのに大きく関わってくるのです。

番外編~SNSでのプロフィール写真の選び方~

現在、Twitter・Facebook・LINE・YouTube・Instagramなどの、さまざまなSNSがあります。SNSの中で共通しているのが、プロフィール写真を設定するということです。SNS上ではどのような写真をアップするのがいいのかご紹介していきます。

1.笑顔で明るい写真

明るい笑顔での写真は男性、女性ともに好印象を与えること間違いなしだと思います。笑っている顔を見ると人間は自然に幸せな気持ちになるのです。

2.自分の趣味・好きな事や物と一緒に写っている写真

自分の趣味や好きなことをしている写真をプロフィール写真に設定していることで、自分が誰で何に興味があるのかを伝えることができます。バスケットボールが好きならボールと一緒に写っている写真や、走ることが好きなら走っている写真など、写真に写っている些細な共通点から共通の趣味を持つ人と繋がることができるかもしれません。自分が好きなことをしている写真は生き生きしていて、素敵な写真であること間違いなしだと思います。

3.幼少期の写真ではなく最近の写真

プロフィール写真に幼少期の写真を設定している方を見かけることがあります。しかし、幼少期の写真を見たいと思っている方は少ないようです。写真で好印象を得たい場合は最近の写真を使用しましょう。

4.家族や友人と写っている写真

誰かと一緒に写っている写真は友人関係や家族関係がわかることにより、いい良い印象を与えやすいです。特に、家族(子供)と一緒に写っている写真は印象がいいみたいです。家族を愛している人に悪い人はいないと判断されやすいようです。

5.画質が綺麗なでおしゃれな写真

画質が綺麗な写真の方が好印象を与えることができます。また最近では様々なアプリが出てきていて、写真を簡単にオシャレ風に加工することができます。また、ラインアイコンの丸型に合わせてアイコンを作成できるアプリもあるようです。

6.本当の自分の姿の写真

本当の自分の姿ではない写真を設定するのはあまり良くありません。例えば、過度な加工をしていたり、あまり似ていない似顔絵、などはできる限り設定しない方がいいかもしれません。不審に思われてしまう傾向にあるようです。

7.プロフィ―ル写真を頻繁に変えない

SNSのプロフィール写真は、その人自身を象徴するものです。投稿文ではなくSNSのプロフィール写真を見て誰であるかを判断されていることが圧倒的に多いです。すぐに写真を変えることはあまりいい印象を与えることはありません。「普段から何事においてもすぐにコロコロと変えてしまうのかな」という印象を与えてしまいますよね。最低でも3ヶ月は同じ写真を使用するようにしましょう。

写真であなたの第一印象は決まります

履歴書の写真は、人事担当者があなたの「印象・性格」を決める大きな要素となるのです。書類選考の際や面接時に、書類に目を通す採用担当者が最も目に入りやすいのは、履歴書の写真なのです。写真を撮影するときは、上記のポイントを意識してはいかがでしょうか。今後への仕事の可能性を広げましょう。

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筆者

A.Toyooka

Bigmac株式会社の総務部に所属。主に経理・法務を担当しています。Bigmacに入社したきっかけは、何か特別なものを感じ取り、『入って!』と呼ばれている気がしたから。休日はショッピングをしたり、家族とお家でゆったり過ごし、たくさん会話をすることで心身共に癒されています。普段はゆったり、まったり、のほほんと過ごしている私ですが、仕事中は普段の自分は出ないよう、メリハリを大事にしているつもり・・・。Bigmacの縁の下の力持ち!みんなを支えていけるよう頑張ります。

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