AIの発達と社会への影響

AI(人工知能)とは、簡単にいうと「勉学や推論、判断など人間知能を人工的に実現させるもの」という訳です。

ふと人工知能と言われると、iphoneの「Siri」やロボットの「Pepper(ペッパー)」がぱっと思い浮かぶ人が多いでしょう。
私もiphoneを使い始め、「Siri」に初めて問いかけた時。
期待していた答えを得られなかったり、思うようにはいかないなぁと感じていました。

ですが問いかけを繰り返す内に、理解できる言葉が増えていきました。
確かに『学習』をしているのです。

仕様に従った単純な作業だけではない、人と同じように学んでいく知能。

今回は「AI」について紹介していきます。

”人間”対”AI”

人と同じ、学ぶ知能。どれほどまで進化しているかを例としようと思ったとき、『将棋』が真っ先に頭の中に浮かびました。

これまで、ニュースや報道にも取り上げられていた「電王戦」。
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

将棋界において4年前から始まり、プロ棋士とコンピュータ将棋による戦いが続いています。
結果から述べると、コンピュータの勝ち数が多く、プロ棋士と言えども勝ち得ない状況となっています。

一度将棋をされたことがある方はイメージしやすいかと思いますが、将棋は9×9マスの盤面上で8種類の駒を使用します。
戦法もあり、その場に応じて指し方も変わるため、考えられるパターンが本当に多いです。

そのためコンピュータが人の思考に追いつくのは難しいと言われていました。

コンピュータ実装当初、人間で言う『経験』もなく『感情』もない物が将棋を指すために、評価基準が与えられました。

盤面に残っている駒…○点
自分の駒を一つ前に動かす…○点

などから一手一手を計算させ、勝ち筋を自分で学習していく。
そうしてコンピュータの中での基準が出来上がり、人に追いつくまでになりました。

学習をすると言う面に対して、この他の分野にも応用が利くことがわかります。

人工知能の応用と利便性

とある通販サイトのお問い合わせページを覗くと、ユーザー側が『気になる質問』や『疑問』を自由に尋ねることができるチャット形式を準備されているサイトが存在します。

これまで問い合わせが多かった内容である時。
ユーザーは「よくある質問」としてカテゴリから選択していくこともでき、文章を入力した場合はすぐに返信をしてくれます。

どうしてもわからないことに関しては、「サイト運営社」へのお問い合わせページまでの誘導を行ってくれます。

さらに調べてみると、製造や流通、金融への導入であったり、ファッションのコーディネートをしてくれるアプリと言ったものまで開発されています。
どの分野においても、導入のメリットと言えばやはり『人員コストの削減』でしょう。

人を介することもなく、上記のチャットであれば、会社までの『お問い合わせメール』を送信してもらう内容が減らせることに繋がっています。
ユーザーにとっても企業にとっても有用性が高く、時間短縮、手間を極力減らしたいという希望を叶えてくれていますね。

『2045年問題』

ここまでの技術の発達により、人工知能に対して良いものばかりではない、という意見も勿論現れています。

総務省を通じて、人工知能が人類を超えてしまい、2045年には人類の地位がコンピュータに奪われるのではないかという推論がありました。

SF映画でも、ロボットが人を襲うようになるというテーマは良く聞きます。
ルンバを部屋に設置したら、人を誤認識してしまい、掃除しようとするならまだかわいいものです。

『仕事』『事業』において、人に成り代わる可能性が出てきているということです。

機械に奪われる仕事はあるのか

機械でも代行できる仕事と言われると、単純作業であったり数値等の基準が明確であるものであれば、可能なのではないかという予想がついてきます。

下はこれまでに、実際に予想されてきていた様々な記事から抜粋した職業です。

・銀行、金融
・店舗レジ
・スポーツの審判
・簿記、会計事務
・不動産ブローカー
・タクシードライバー
・コールセンター

などなど。

会計(数字を取り扱う)職業は、計算に必要な情報があればエクセルなどに数字が入力されれば…
野球の審判は、バッターの身長や投げるボールの位置情報が分かれば…

簡単に考えすぎかも知れませんが、可能性は十分にあるということです。
タクシードライバーを例に挙げましたが、今月バスの自動運転実験が実施されました。

走行スピードや走行環境、考慮する要因は多く、危険性もありますが、希望の行き先を指定して走り出すタクシーが実装される日が近いのでは、と考えてしまいます。

人にしかできない事と将来に向けて

ここまでくると、『機械にはできない』『AIでも難しい』ことはあるのかと考えてしまいますし、単純な作業では人間の方が優れているとは言いづらいです。

その中で、人にしかできない事を挙げるとすると、『人対人』が絡んでくるもの。
数値に基づく予想からの判断。
物事に対して個人による付加価値をつけること…

ではないでしょうか。
一人一人のスキルや考え方は違いますし、AIとの差が生まれる部分であり、人の強みだと思います。

長くなりましたが、あくまで今回のおすすめ記事は、皆さんの仕事の仕方や働き方を変えて欲しいというテーマではありません。

AIの可能性をテーマとした内容で書き出しましたが、こういった内容を書きたくなってしまうのは、私自身も受け止めていかなければと思ったためです。
AIだけの世界とならないよう、技術の発達には追いつけない力を磨いていきましょうね。

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筆者

T.Tanaka

Bigmac営業部所属2016年8月入社。前職でWebに携わる方と出会ったことで、Web業界への興味が強くなったことをキッカケにBigmacへ入社。様々な業種やビジネスモデルに触れる機会が多く、毎日が勉強の日々。趣味は映画鑑賞(DVDより映画館派)。話題の作品だけではなく、自分が気になった映画はとりあえず見に行くような週末を過ごしています。お気に入りの映画やオススメの作品があれば、ぜひ教えてください。

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