4人の囚人と帽子の問題。視点と立場を切り替えて考えられるか?

記事公開日:2016.02.03

最終更新日:2017.09.06

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頭の柔らかさを見るのに、こんな問題はどうでしょう。久しぶりに真剣に考え込んでしまった問題です。某幼稚舎の入学試験問題で解答時間制限が5分だということ。

初見で4分ほど掛かってしまった私は、この幼稚園をギリギリ合格することができるでしょう(笑)。いかに大人は頭が固くなってしまっているのか。ということを、思い知らされます。

部屋の中の誰が自分の帽子の色を当てられるか?

問題はこうです。4人の男の子が図のように部屋の中に隔離されています。この4人にはあらかじめ次のことを知らされています。

  • この部屋のつくりは、図のとおりである。
  • 部屋に入っているのは全部で4人である。
  • 黒いキャップと白いキャップを被っている人はそれぞれ2人ずついる。
  • あなたが何色のキャップを被っているかは教えません。
  • あなたは自分で自分の頭のキャップを手にして見るのは駄目です。
  • またA君とB、C、D君との間は視覚的に仕切られて相手が見えません。
  • 全員、後ろを振り向いて見ては絶対だめです。

ここまでの条件をこの4人に話した上で、「自分が何色のキャップを被っているかわかった人は声を出して答えてください」と部屋の外から先生が問いかけるのです。

しばらくの沈黙があった後、自分のキャップの色を当てた少年がいます。それはA、B、C、D4人のうち誰でしょう?そして、当てることのできた理由はなぜ?という問題です。

トンチ問題やひっかけ問題、なぞなぞではありません。極めてまじめで論理的な問題です。

この問題の元ネタは「4人の囚人」というものらしく、白黒の帽子じゃなく赤青の帽子らしいですが、幼稚園生向けの問題で囚人じゃなくしたんでしょうかね?赤青→白黒の理由は分かりませんが。笑

幼稚園生の中には直感的にか、すぐに答えてしまう子供が多いのだとか。本当か?ちょっと自分の脳の固さが心配になるかもしれません。

ヒント。登場人物それぞれの立場と視点で考える。

この問題を解くには、それぞれの立場で考える必要があります。それぞれの立場の登場人物になりきって、さらに、その立場と視点から他の登場人物はそれぞれ何を考えるのだろう?

と思考をめぐらせることが絶対的に必要です。この問題を解くには、これがヒント。答えはここには書きませんが、「実は部屋の壁はなかったのです」とかいういたずら、ひっかけ問題じゃないので、じっくり考えてみてください。

違う立場と視点で考えることは、仕事でもプライベートでも重要

今回の記事でいいたかったのは、これです。違う立場と視点で考えることは、仕事でもプライベートでも重要だということ。

これを書いている自分がむしろ出来ているかどうか自問自答すべきで、自分に言い聞かせる意味でも書いています。

相手の立場に立って、物事を考える。言葉にすると簡単ですが、そのレベルを上げたり常に実践し続けるのは難しいもの。ときどきは強制的に、こういう論理的に違う視点で考えざるをえないクイズなどやってみてもいいかな、と思います。

人とのコミュニケーションにおいて、相手の喜ぶことをすれば結果として関係性は深まる。そのためには自分本位の視点以外にも切り替える必要がある。このクイズ問題はそんなことを教えてくれている、と感じているのでした。

追伸:クイズ問題の答えは次の記事に載せます。じっくり考えてください。

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